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中国ドラマ「独孤伽羅〜皇后の願い〜」第40話 あらすじ

2019年05月01日 11時55分07秒 | 独孤伽羅(中)

独孤伽羅(どっこから)…胡冰卿(フー・ビンチン) 独孤家の末娘
楊堅(ようけん)…張丹峰(チャン・ダンフォン)
独孤般若(どっこはんじゃく)…安以軒(アンアン) 独孤家の長女
宇文邕(うぶんよう)/輔城(ほじょう)王…イン・ハオミン
宇文護(うぶんご)/太師…徐正溪(シュー・ジェンシー)
宇文毓(うぶんいく)/寧都王(ねいと)…ゾウ・ティンウェイ
独孤曼陀(どっこばんた)…李依晓(リー・イーシャオ)



楊堅からまだ宇文邕を愛しているか聞かれた伽羅は、首を横に振り「いいえ」と答える。人が子供の頃に持つ恋心と、成長してから抱く愛は別物と気づいた、あの人は私にとって兄みたいなものだと。今も未来も心にいるのはあなただけだと伽羅から言われ、楊堅は伽羅を抱きしめる。「宇文邕を忘れろ。過去にあったよいことも悲しいことも一緒に捨ててくれ。そして2人でこうやって抱き合いながら、死が訪れるまで生きよう」と言う楊堅。伽羅は「ええ」と言って約束する。


天香楼で楊堅は曼陀と会う。伽羅への仕返しの策は考えた?と聞く曼陀。楊堅が代わりに考えてくれと言うと、曼陀は「一生、屋敷に閉じ込めればいい。陛下に聞かれたら麗華のことを暴露するの。重大なことだけに姉上もかばいきれないわ」と話す。ならば私は妻を失う、と言う楊堅。

曼陀は「何を言うの、私がいるわ。よければ隴西に帰る前に妹に代わって償ってあげる。もし身ごもっても構わない。子を産んだら夫をあの世へ送るわ。だから私たちの息子が次の隴西郡公になるのよ」と言う。楊堅が伽羅は?と尋ねる。「閉じ込めている間に病で死ねばいいのよ。それから陛下をうまく丸め込めば私たちの婚姻を認めてくれるかもよ」と答える曼陀。

改めて残酷な曼陀の本性が分かった楊堅は「李澄の言うとおり、そなたは心根の腐った女だ」と告げる。そして「もし今後、伽羅の噂話が耳に入れば、そなたが嫁いだ経緯を隴西郡公に話す」と言う楊堅。「伽羅はあなたを裏切ってるのよ」と曼陀は怒鳴るが、楊堅は「気にせぬ。今は私を愛している」と言って出ていく。


輔城王の屋敷。麗華のことは殿下が屋敷に引き取っても蒲州へ連れていっても構わぬ、どちらも望まぬならこのまま独孤家に、私は何も知らぬふりをする、と宇文邕に話す楊堅。伽羅に子がいることも、自分との過去も気にしない考えの楊堅に、宇文邕は麗華のことを伽羅と話し合ったのか聞く。楊堅が夫婦のことに口を挟むなと言い、宇文邕は笑うと「私はそなたのことを見くびっていたようだな。よかった、これでいい。伽羅のことを安心して任せられる」と話す。

伽羅のことは潔く諦め妹だと思ってくれ、と楊堅が言う。「諦めているから側室を迎え蒲州へ行くのだ」と言い返す宇文邕。今度は楊堅が「すまない、殿下を見くびっていた」と謝る。宇文邕は「お互いさまということか」と言う。

帰ろうとする楊堅を呼び止めた宇文邕は「もう一度言うが、麗華のことは伽羅と真面目に話したほうがいい」と念を押す。伽羅は正直者ゆえ包み隠さず話すだろうと。しかし「もう一度言う。夫婦のことに口を挟むな」と言って楊堅は行ってしまう。宇文邕は「愚か者だな。だが伽羅よ、あの男の真心には私も及ばぬ」とつぶやく。


伽羅は般若の体が弱まるばかりで心配する。汁物も般若はあまり飲むことができない。
般若はこの子が生まれたら自分の手で育て、この子に“独孤の天下”を実現させると話す。そして実の姉にも会わせてやりたいと言う。娘が恋しいせいか、よく夢を見ると。伽羅は“麗華”と名付けたと言う。

陰麗華(いんれいか)と同じ名だと分かり、般若は大きくなったらあの子も陰麗華のように人に愛され安泰な人生を送れると涙を流す。「麗華はもう私の娘よ。決して惨めな思いはさせない」と言う伽羅。麗華に何もしてやれなかった般若は礼を言う。そこに慌てて春詩が駆けてくる。

「朝廷で騒ぎが。陛下が楊柱国を御正に、輔城王を刺史に任じましたが、本来、太師を通す必要もない軍務なのに激怒した太師に反抗されたため、硯で太師を殴ったのです」と話す春詩。“陛下が正気を失った”として太師は兵を宮中へ入れ、楊大将軍と輔城王も兵を率い対峙していますと。般若はここにとどまり、楊柱国に伝書鳩をと春詩に言う。伽羅とは一緒に対峙の場へ。


御正は太師の配下にあたる官職、陛下は無断で楊忠に与え百官の前で太師を殴った、正気の沙汰ではない、と哥舒は話し、宇文毓に「一国の主が重い病を得たとあらば直ちにご静養を」と言う。楊大将軍と輔城王は陛下を拘束した反逆者だと。

陛下を逃がすよう宇文邕にそっと言う楊堅。宇文邕が宇文毓の手を引きその場を離れ、羽林率と宇文護率いる兵が戦いを始める。


宇文邕と逃げていた宇文毓だったが捕まってしまう。
連れてこられた宇文毓に、私は太医に診させよと言っただけだと言う宇文護。しかし今殺さないのは皇帝殺しの汚名を着たくないため、行けば病死したと天下に宣布され帝位を奪われる、と宇文邕は宇文毓を止める。私なら命を捨てて皇帝殺しの罪を着せる、世を怒らせれば必ず誰かが太師に反旗を翻す、と。

宇文毓は自分に向けられていた剣を奪い、自分の首に刃をあて「よいか朕は健やかだ、病ではない。天地の神の前で朕は己の命を絶ったとて決して屈辱は受けぬ。反逆の罪を民が知れば王莽や曹操に並ぶ奸臣と卑下されるだろう」と言って自害しようとする。皆は止めるが、宇文護が「皆の者、こう唱えよ。陛下を冥土へお見送りします」と言うと、恐れた大臣たちも一斉に「陛下を冥土へお見送りします」と言い始める。

再び宇文毓が自害しようとした時、般若の「やめて」と言う声が。
どうか一時の衝動で長年の忠臣の美名を汚さないで、と般若は宇文護に言う。宇文護が聞いてくれず、般若はひざまずこうとする。それを止めようとした宇文護の首に、短剣をあてる般若。宇文護が「こんな物で私を殺せると思うか?」と聞く。般若は「殺したくはないわ。どうか陛下を放して。そして己の失態だと皆の前で言えば、この件はなかったことに」と話す。

「やれ、殺せ」と般若に言う宇文護。しかし般若は殺すことができない。では奴を殺す、と宇文護は宇文毓の元へ歩き出す。そんな宇文護めがけて伽羅の放った矢が飛んでくる。
「夫を殺せば私も死ぬ」と持っていた短剣を自分の首に持っていく般若。自害しようとした般若の手を止め、宇文護は「分かった、そなたの勝ちだ」と言う。
宇文護は「陛下と皇后は後宮で療養なさる。輔城王と楊将軍は私の屋敷へ来られよ。ご療養中は宮門を閉ざし、私の許しなく開けてはならぬ」と告げる。


鳳儀殿。般若の陣痛が始まるが、門が閉ざされているため太医たちが来れない。伽羅は外にいた兵に太医と助産の女人を呼ぶよう太師に伝えさせる。


太師の屋敷。「父は蒲州にいます。機嫌がよければ太師のため引き続き国境を守りますが、機嫌が悪ければ斉や梁に領土を差し出すやも。両国とも柱国の倍くらいくれるでしょう」と言う楊堅。命を救った恩を忘れたようだな、と言われた宇文邕は「恩に報いる術を知らぬゆえ、お望みなら命を差し出します。だが兄2人のうち1人は死んだので、もう1人を守らねばあの世で父に叱られます」と言う。穏便に帝位を奪いたい宇文護が楊忠に誠意を示し、輔城王を使って宇文毓に譲位を勧めたいと2人は分かっていた。

宇文護は楊堅に“私に逆らわなければ、いずれ太師にする”という文を楊忠に書くように言う。宇文邕には、兄が気落ちしている時に“気の病と称して太師に譲位せよ”と説得しろと。そして2人を別の部屋へ行かせる宇文護。


哥舒は宇文護に、皇后にとって旦那さまは利用する価値があるというだけ、と言う。宇文護は「目の前で死なせたくなかった。あとはお前がやれ。“胎児を殺す”と言っていたであろう。宇文毓を殺すより譲位させる方がいい」と話す。「再び皇后に懇願されても、決して従わぬように」と忠告する哥舒。宇文護は「今日のことが最後だ。目の前で死のうと二度と情けはかけぬ」と声を荒げる。そこに「鳳儀殿で皇后が苦しんでいるとか」と報告が。「何があった」と我を忘れ動揺する宇文護に「またか」と哥舒が言う。迷った宇文護だったが「放っておけ。何があっても門を開けるな」と言うしかない。

下がった哥舒は、鳳儀殿で何が起ころうと太師に報告するな、と命じる。

「おとなしく鳳儀殿で辛抱しているのだ。態度を改めれば外に出してやる。そして哀れな子を産むのに付き添い、世話をして、いたわってやる。二度と愚かな宇文毓を近づけさせぬ」とつぶやき涙を流す宇文護。


楊堅は父宛に文を書く。宇文邕は宇文毓を、楊堅は伽羅を心配していたが、宇文護が穏便に即位するには人は殺せないと分かっていた。「独孤丞相の一件で民は怒っているしな」と言う宇文邕。楊堅が「確かに義父は殺されたも同然だ。残念ながら今は頭を下げるしかないが、いずれ宇文護に敵を討つ」と言う。宇文邕の顔色が変わり「どうした」と聞く楊堅。宇文邕は「丞相の死は私に大きな責がある」と言う。これで伽羅を諦めた理由が分かっただろう、長生きできぬからだけではない、父顔を殺した者を伽羅が許すはずがないからだ、と。


ーつづくー


曼陀がある意味、目を覚ますトドメをさしてくれてよかった。
たとえ伽羅に裏切られていたとしても、だからって曼陀のもとに戻るわけないのに(;´д`)ノ

宇文毓〜〜〜〜〜〜(*´Д`*)
何度、同じ過ちを犯せば・・・。
これでは独狐信が何のために犠牲になったのか分からない。
あの時、あれだけ後悔していたくせに!!!
もうもうもうもうもうもうもう(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

般若がすごく心配。
太医も助産の女人もいないなんて。
そして哥舒!!!
あんな話をされたばかりじゃ、宇文護も何もできないよね・・・。
タイミングが悪すぎる。

怒りと悲しみの混ざった宇文護が切ない(;д;)



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1 コメント

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政治の騒ぎが般若の体を・・・ (time)
2019-05-03 01:08:45
姐姐のおっしゃるように、宇文毓、このタイミングでなぜ自分で収拾を付けられないことを起こすのでしょうか???呆れてしまいます。。。
そして、それに受けて立たざるをえないポジションで、また悲しみを抱えてしまう太師が気の毒で仕方がないです。。。
政争に無暗に人を巻き込まないでほしいものです。。。

せっかく、曼陀の化けの皮が剥がれ、
伽羅・楊堅・宇文邕のもつれがほどけてきたのに、
般若と太師は・・・辛すぎます。。。
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