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中国ドラマ「岳飛伝 THE LAST HERO」 第62話 あらすじ

2016年03月05日 08時57分17秒 | 岳飛伝(中)

「岳飛の決断」 


秦檜の官服を虫干しするように言われる小満。官服を見た小満は“陛下は和議を結ぶため、私に休養をお勧めになった。丞相の座に未練はないが、陛下が奸臣に籠絡されないか心配だ。今の朝廷には返り咲いた秦檜に対抗できる人物がおらぬ。奴が権勢を振りかざせば、我が宋は大混乱に陥ってしまうだろう”と言っていた父を思いだす。

習った臨安の茶摘み歌を、琴で弾いて父に聞かせたことがある小満。
小満は虫干しをしながら、茶摘みの歌を歌う。

機嫌のいい秦檜に「喜ぶのは岳飛が撤兵してからよ」と水をさす王氏。ぬか喜びは嫌なの、岳飛を血祭りに上げるよう仕向けて、と。「口が悪いぞ。汚い言葉を覚えるより、学を深めろ。昔は琴や書画をたしなんでいたのに、五国城から戻って以来、別人だぞ」と言う秦檜。「どういう意味よ。琴や書画では生きていけないわ。偉くなって古女房に嫌気が差したの?」と王氏は怒り、行ってしまう。
その時、秦檜の耳に小満の歌声が聞こえてくる。


秦檜はそっと小満に近づき拍手をする。驚く小満。「お前の名は何という?」と秦檜が聞く。小満は「小満です」と答える。「先ほどの歌は?」と秦檜が言うと「臨安の茶摘み歌です」と小満は話す。
秦檜が茶摘み歌の鼻歌を歌い始め「今日はご機嫌ですね」と小満が言う。秦檜は笑い、小満は「何か慶事でもあったのですか?」と尋ねる。「そのとおり。この上ない慶事だ。長年の悩みの種がついに取り去られた」と言う秦檜。「と言うと?」と小満が言うが「お前が理解する必要はない」と言われてしまう。
秦檜が「先ほどの歌を歌ってくれ」と言い、小満は歌う。


岳家軍は大きな板を持ちながら朱仙鎮へ近づく。その板に向かい金軍が矢を放ち、矢が板に刺さっていく。岳家軍も朱仙鎮に向かって、文のついた矢を射る。
たくさんの矢が板に刺さったところで撤退する岳家軍たち。


岳家軍の矢についていた文には“金に従軍する宋の民に告ぐ。岳家軍は強壮にして失地を回復せんとす。降伏すれば罪は問わぬ”と書かれていた。烏棱思謀は怒り「内容を読むな。破き捨てろ」と兵たちに叫ぶ。敵に下ろうとする者がいれば斬り捨てると。

岳家軍が東門と西門に現れるが、北門にはいない。「囲師必闕の戦法だ」と言う烏棱思謀。


陣営に戻った岳雲は、兵たちに「みんなのおかげで、2万本の矢を入手した。板から抜こう」と言う。


岳雲は岳飛に「計画どおり矢を得ました」と報告する。書物を読んでいた岳飛だったが、寝不足のせいで思うように見えていなかった。
「明朝、城を攻めろ。今晩はよく寝ろ」と言う岳飛。
岳飛が「兵糧は?」と聞くと、岳雲は「尽きました」と答える。目を落とした岳飛は「負傷した馬を殺し、明日の朝、みんなで食え」と告げる。

翌朝、馬を前にした岳雲はつらい気持ちになる。


岳飛は兵たちに「500人の背嵬軍は俺の直属軍であり、もっとも勇敢な精鋭部隊だ。朱仙鎮の戦では先鋒を努めてもらう。金軍は攻城戦に不得手だ。城に侵入できれば必ず撃滅できる。ここから20里先にあるのは汴京。朱仙鎮を落とせば次は念願の一戦だ」と言う。
空を見上げた岳飛は「何も言うまい。兵糧も酒も尽きた。だが馬の肉が我々の兵糧で、この馬の血が我々の酒である。豪傑に真情あり、好漢は酒を尽くす。みんな、飲んでくれ。朱仙鎮で死力を尽くそう」と言い、兵たちと血を飲み、器を壊す。


朱仙鎮を攻めた岳家軍は、城に侵入することに成功する。岳雲は烏棱思謀と戦うが、烏棱思謀は逃げてしまう。さらに北門から兵や哈迷蚩も逃げ、岳家軍は朱仙鎮を取り戻す。


「3日間は城を守れと命令したはずだ、なぜ戻ってきた」と烏棱思謀に激怒する兀朮。

外に出た兀朮に、翎児が声をかける。兀朮は「岳飛が汴京に迫っている。徹底的に追い詰めるつもりが、逆の立場になった」と言う。「勝敗は兵家の常。気にしないで」と言う翎児。兀朮が「大局を失った」と言うと、翎児は「哈迷蚩が交渉済みでは?」と聞く。「秦檜は保身のために国を売る。腹の読めない男だぞ。我々が負けた今、金に従う気などなかろう」と兀朮は返す。翎児は「そんなはずないわ。金の敗北は秦檜にとっても痛手よ」と言う。「だが無能な秦檜はここ最近、一切、便りをよこさない」と兀朮が言ったところに、臨安からの文を哈迷蚩が持ってくる。


「3日後に備える。張憲と岳雲は北東の道を行け。王貴は北西の道を通れ。牛皐は中央の道を進め」と4人に話す岳飛。「必ず汴京を落とし、恥をすすごう」と王貴が言う。そこに聖旨が届く。

岳飛は高宗から帰京を命じられてしまう。「恐れていた時が、ついにやってきた」とつぶやくように言う岳飛。しかし岳飛は引き揚げず、計画どおりに動くよう義兄弟たちに話す。「3日後、汴京を攻める」と。

岳飛は状況を高宗に上奏することに。
“汴京に結集した金軍は、度重なる敗戦のため内部から崩れつつあり、来たに逃亡する者絶えざると聞く。命を受けし我が兵は、天の時を得て強弱は明らかなり。今まさに中興の機にして金の賊、必ず滅びん。機を逸すれば、後患あり。臣、日夜望む、陛下、これを解することを”と書く岳飛。


岳飛が夜歩いていると、目が痛くなる。立てていた槍を倒してしまい「誰だ?」と言って岳雲が。
「送ります」と岳雲は言うが、岳飛は「必要ない。すぐ近くだ。目をつぶっても帰れる」と返す。それでも心配する岳雲に「信じられないなら勝負をしよう。目を閉じて俺の幕営まで競争だ」と言う岳飛。

2人は目をつぶり歩き出す。「俺は半生を手探りで歩いてきた。足踏みしたことや、早足で歩き道を誤ったこともある。30年かけてようやく目的地に手が届いた。目が見えなくとも、這ってでも到着してやる」と言う岳飛。
岳雲は柱に頭をぶつけて転んでしまう。岳飛は笑い「雲よ、お前の負けだ」と言って1人で歩き出す。父が幕営に入っていくのを見つめる岳雲。


書斎の掃除をしていた小満は、隙をみて“北伐は秦檜に…”と文を書く。秦檜が来る気配がし、急いで書いた紙を懐に隠す小満。しかし小満の書いた字は、その下の紙にうっすらと染みていた。
入ってきた秦檜はそれを見て「字が書けるのか?」と聞く。「一介の民です、書けません。旦那様の字が美しかったので、真似ていました」と小満は答える。

「私にはお前が教養ある娘に見える」と小満に言う秦檜。他の使用人とは違うと。小満が「単なる町娘ですわ」と言うと、秦檜は「家業は?」と尋ねる。「父は柴刈りをしていました。山で足の骨を折ってからはずっと家にいます」と小満は話す。秦檜は字を学びたいか?と言う。小満は「いいえ」と言うが、秦檜は「教えてやろう」と筆を持たせ、小満の手をとって“秦”と書く。そして「お前は使用人だが秦府にいる以上、字を書けるほうが都合がいい。暇な時には私の書斎で字を練習しなさい」と秦檜は告げる。お前だけの特権だと。


小満は誰も周りにいないことを確かめてから、丸めた紙を塀の外へ投げる。それを誰かが拾う。


ーつづくー


岳飛、矢をうまく手に入れました!
金軍もまさか自分たちの矢で攻撃されるとは思いもしないよね。

小満の茶摘み歌が可愛かったです(*´ー`*)
途中で秦檜が来て…だったけど。

とうとう岳飛の恐れていたことが…。
岳飛が引き揚げないと決めて…でも、それは謀反の兆しと受け取られるんだよね(;_;)
すごくすごくすごく心配。
引き揚げても引き揚げなくても、秦檜には都合がいいわけで…(o´д`o)=3

秦檜が気持ち悪いヾ(・ω・`;)ノ
小満を見る目がなんとなく気持ち悪い。



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2 コメント

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小満危うし? (naa)
2016-03-05 15:26:46
うささん、秦檜の小満を見る目、怪しいですよね(ーー;)
刺客として疑ってるのかとも思ったけどどうも違う…!?
茶摘み歌を歌う小満に話しかけた時、もしや秦檜、小満に手を出す気では!とドキドキしてしまいましたΣ( ̄ロ ̄lll)
料理を運んだ時の秦檜の目付きや王氏の『古女房に嫌気が差したの?』の台詞もあったから…
違ったかとホッとしたのもつかの間、最後の手をとり字を教える辺りやっぱり怪しい!
同じ手を取り書をするシーンでも記憶に残る別の方とは大違い( ̄^ ̄)
小満色々大丈夫かなぁ…

敵から矢を調達する方法、三国志でしたっけ?でも在りましたね~賢い(*^^*)

敗戦続きで壊れていくウジュを見るのは辛いけど岳飛たちいいところまで来てるのに!
また高宗の邪魔が( ̄^ ̄)
続きが気になります。
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父子の姿にうるうる (ねこ)
2016-03-06 11:49:34
父子で目をつぶって幕営まで競争した場面で
岳雲が父岳飛が手探りで進む姿をうるうるしながら見つめてたシーン、私も一緒に涙うるうるでした。

手探りで歩んできた云々・・・・と言ってた岳飛の側に
頼もしい息子が一緒にいるだけでも幸せなことだと思いました。
とはいえ、やっぱり目は大丈夫か心配。

牛皐の「ぼんくら皇帝」は良かった。
王貴の言うように勅命に背くことになるのね・・・。
あああ~高宗のぼんくら皇帝と奸臣秦檜め!

小満の手をとって筆をもつ秦檜。
あまり感情を表さないので、むっつりなんとかですね。
でも恐妻王氏が黙ってないのでは?

小満が塀の外へ投げた丸めた紙を拾ったのは誰?
味方ならいいけど・・・・・官僚ぽい服装と足元だった。
私も続きが気になります。

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