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中国ドラマ「如歌~百年の誓い~」第27話 あらすじ

2020年04月13日 12時10分37秒 | 如歌~百年の誓い~(中)

烈如歌(れつじょか)/歌児(かじ)…ディリラバ
銀雪(銀せつ)/雪衣王(せつい)/雪公子…ヴィック・チョウ
戦楓(せんほう)…チャン・ビンビン
雷驚鴻(らいけいこう)…チャン・ホー  江南霹靂門の若君



「再度の旅立ち」


歌児は笑うと、この場を和ませるため芝居を用意してくれたのね、と言う。そして慕容堂主に、私の側近の侍女は誰?、と尋ねる歌児。慕容堂主は蝶衣と薫衣だと答える。歌児はそこにいる侍女を見たことがあるか聞く。一度もないと言う慕容堂主。凌堂主が薫衣を呼ぼうとするが、裔浪は側近であればこそ正直には明かさない、たとえ話したとしても嘘かもしれないと言う。

今、言ったようにこの娘は側近じゃないわ、ただの下働きにすぎない、そんな者を相手に打ち明け話をすると思う?と言う歌児。堂主や香主たちは、確かに、と言う。歌児が黄琮を近くに呼ぶ。皆はすぐに静淵王の女侍衛だと分かる。私と荘主は苗河鎮郊外で麒麟火雷を調べており、爆発があった時は雷驚鴻もいたゆえ何かの間違いでしょう、と言う黄琮。皆は黄琮の言葉なら信じられると言う。

歌児が、如歌様ではなく“荘主”と呼んでもらうわ、と話し、はい荘主、と言う裔浪。もう一度歌児が昨夜戦った相手が雷驚鴻だったのか聞く。裔浪は、私の見当違いのようです、と答える。証言した侍女に今日中に立ち去るよう告げる歌児。
歌児は雷驚鴻がくれた麒麟火雷を皆に見せ投げつける。しかし爆発は起きない。皆を連れて裏山へ向かう歌児。

歌児は麒麟火雷のひもを引き川に向かって投げる。麒麟火雷が爆発し、歌児は皆にひもを引くことで爆発することを話す。そして、父上ほどの武芸者なら誰かが近づけば察知できる、そばまで行けない、と言う。ならば下手人は雷驚鴻ではないかもしれん、霹靂門には弟子も多い、と言う刀無暇。歌児はなぜ霹靂門と決めつけるの?火器を作る秘技が外に漏れた可能性もあると言う。

刀無暇は霹靂門ほどの門派が漏らすとは思えないと話す。霹靂門にいた舵主が山荘に来てるわ、麒麟火雷を作った張本人よ、その者に銭さえ積めば私たちでも麒麟火雷を作れそうよ、と言う歌児。だが慕容堂主は製法が漏れるのを防ぐ手段として霹靂門の火器は10段階あまりの工程を踏まなくてはならないと言う。仕上げは門主が行うため未完の品を門主に渡さなねば完成できない仕組みで、そのため江湖を制覇できるほど大量に作れないのが欠点だと。

荘主は経験が浅い、無知は責められぬ、と言う刀無暇。先代の荘主も蝶衣も麒麟火雷で殺され、霹靂門の関与は動かぬ事実ということになってしまう。それにより雷驚鴻の容疑は消えず、楓院で戦楓が見張ることに。


両手を縛られ木に吊るされている雷驚鴻を助けに行こうとする刀冽香。しかし小燕が侍衛は手練れ揃いでお嬢様まで殺されてしまう、副荘主とは真の夫婦ではないし情けをかけないと必死で止める。
窓から自分を見る刀冽香に、来るな、と誰にも聞こえない声で言う雷驚鴻。そんな中、薫衣が楓院に来る。薫衣は部屋に入ると、荘主が会いたいと、と刀冽香に伝える。


歌児は刀冽香に雷驚鴻の様子を尋ねる。水も食事も与えられず吊るされたまま、傷が重いし3日も持たないと話す刀冽香。歌児は馬車を用意できるか聞く。刀冽香は歌児が雷驚鴻を助けるつもりでいることに驚く。
歌児は自分が一緒じゃないと道中で狙われると考え、雷驚鴻と共に出て行くと決めていた。刀冽香は山荘の敵である雷驚鴻を逃せばあなたの立場がないと言う。玉兄さんに会うわ、私が動かなければ父上と蝶衣だけではなく雷驚鴻や他の者も死なせてしまう、と言う歌児。


薫衣が銭と歌児の着替えの用意をする。歌児は一緒に行こうと言う。姫兄さんに会い説得し、江湖を出て2人で暮らせばいいと。しかし姫様は戦楓様の行いを一時の気の迷いと思っている、ゆえに必ず戻るので私はここで待つと言う薫衣。それでも心配する歌児に、荘主なら侍女のことはお気になさらず、と薫衣が言う。侍女じゃないわ、私の仲間よ、と言う歌児。薫衣はうなずく。


楓院。庭で酒を飲み始めた戦楓は、侍衛たちを下がらせる。侍衛たちがいなくなると雷驚鴻を吊るしていた縄を切る戦楓。戦楓は、お前さえ来なければ如歌は病を装いつつも無事でいられた、だがお前が現れたゆえその命を救うため如歌は俺と敵対することに、と言う。そうなったのも己の悪事のせいだろ?と返す雷驚鴻。

部屋に入った戦楓は侍女の持ってきた酒を飲み始める。そこに歌児が訪ねてくる。扉を叩く歌児に、鍵はかかっていない、と言う戦楓。歌児は部屋に入る。
いい香りね、庭先まで届いていたわ、と言いながら瓶を手に持つ歌児。歌児は飲みたかったから来たと言う。

あなたと姫兄さんは酒豪で、ある日2人は父上の酒を盗み出し飲み比べをしたわね?と懐かしそうに歌児が話す。俺が勝った、と言う戦楓。歌児は、違うわ、と言う。本当は負けてた、いかさまだったの、8瓶目を開ける時負けそうだったからこっそり水を混ぜていたと。戦楓が理由を聞く。姫兄さんなら負けてもすぐ忘れるけどあなたは思い詰めるたちだからよ、幼い頃から何でも一番がいい、武術は最も強く、飛び技は最も軽く、刀術は最も鋭く、玉兄さんが詩を先生に褒められた時は三月(みつき)も不機嫌で先生に褒められるまで稽古してたでしょ?、だから負けさせたくなかった、と答える歌児。

歌児はあなたは私の英雄だったから喜んでほしかった、英雄とは失敗を受け入れず失敗を許せない、だから己を見失うほどあなたが好きだった、でも間違っていたと分かった、英雄は他人を犠牲にしたりしない、でもあなたは邪魔者がいればどんな方法でも使うと話す。荘主を降りろと言う戦楓。歌児は、降りたいけどあなたと裔浪には譲らない、と言う。

歌児が霹靂門を悪者にする理由を聞く。戦楓は、汚いことは知らなくていい、と言って立とうとする。しかし頭を押さえ、すぐ椅子に座り込んでしまう。酒に薬を入れたと言う歌児。歌児は戦楓の持っていた烈火令を取り出て行こうとする。そんな歌児の手首をつかみ、外は危険だと言う戦楓。歌児が戦楓の腕を払うと毒を盛られたと思った戦楓が、俺が死んでから去ってくれ、と言う。あなたを殺すと思う?と歌児が言い、戦楓は意識を失う。


歌児と刀冽香は雷驚鴻を馬車に乗せ烈火山荘を出て行く。


刀無暇に護衛がいない馬車が烈火山荘から出ていったという報告が。自ら見に行くことにする刀無暇。


歌児たちはが馬車から降りる。玉自寒を尋ねると黄琮に話す歌児。2人から離れた場所で、雷驚鴻が刀冽香に一緒に行こうと言う。しかし、あなたと如歌だけじゃなく私まで姿を消せば江湖が荒れる、一緒に行けない、と言う刀冽香。次に会えた時は必ずついて行くと。

雷驚鴻が蝶衣と薫衣を置いてきて大丈夫なのか歌児に聞く。歌児がうつむき、黄琮があの夜の爆破で蝶衣が亡くなったことを話す。驚いた雷驚鴻が早く連れ出すべきだったと動揺する。連れ出す?と言う歌児。雷驚鴻が蝶衣は俺の妹だと言う。蝶衣の母親は暗夜絶、だから言えなかったと。


先回りをしていた刀無暇が馬車を止める。出てきた刀冽香に驚く刀無暇。なぜここに?と聞く刀無暇に、戦楓が如歌を楓院に入れたから腹が立ち、数日無刀城に帰ろうかと、と刀冽香が話す。悪いのは戦楓殿だがささいなことで実家に帰るのは身勝手だと刀無暇が言う。一度も共寝してないのは知ってるはずよ、と返す刀冽香。刀無暇は夫婦など形だけでいい、私から戦楓殿に話してとりなしてやろう、と言う。

烈火山荘に戻るため、馬車に同乗すると言う刀無暇。刀無暇は馬車の中に歌児たちがいると思ったが、開けると誰の姿もなかった。


楓院に戻った刀冽香たちは、意識のない戦楓を見つける。独り寝だとばれないよう刀冽香の床へ運んでから人を呼ぶことにする刀無暇。


刀冽香、刀無暇、裔浪が見守る中、戦楓が目を覚ます。何者かが酒に薬を入れたことが分かった、と戦楓に話す裔浪。刀無暇が、一体誰が?、と聞くが、戦楓は首を横に振る。裔浪が下がり、刀無暇は外で待っていると刀冽香に言って部屋を出て行く。

茶を入れながら、知ってるくせになぜ言わないの、と思う刀冽香。刀冽香は山荘を出たのはここに如歌を入れたのが不快だったからよ、と戦楓に言う。でも途中で兄上に会い連れ戻されたと。そして、あなたが雷驚鴻を自由にしたのは何かたくらみがあるから?、と聞く。兄の目はごまかせない、兄はお前を警戒しているぞ、と言う戦楓。


外にいた刀無暇が、冽香はまだ中か?、と小燕に聞く。小燕は戦楓様がお嬢様を放そうとせず、お休み中だと答える。共寝したことがないはずでは?と言う刀無暇。小燕は、ございます、今日は怒るお嬢様を戦楓様がなだめお二人はそのまま…、と話す。戦楓も普通の男なのだな、と言い、刀無暇は帰って行く。


歌児が雷驚鴻を連れて逃げたことが分かる。慕容堂主が甘やかしすぎたのだ、皆の前で擁護してやったのに烈火令を持ち出て行ったではないか、と言う凌堂主。慕容堂主は恐らく何か事情があったのであろうと言う。裔浪が荘主を殺した下手人を庇護する者は我らの敵ですよね?と言い出す。敵とは言いすぎだと、さすがの凌堂主も賛同しない。それでも先代の荘主を殺した者が敵であるならば庇護する者も同じだと言う裔浪。戦楓は、そんな言葉を二度と口にするな、如歌を傷つける者はこの戦楓の敵となる、と告げる。
雷驚鴻に連れ去られた荘主の行方を捜索せよ、という命を下す戦楓。


子供が持っている烈火令を見つけ声をかけた歌児。子供はさっき白髪の男が落としたと言う。歌児たちが子供の指差す方を見ると、歩いて行く白髪の男の姿が。見たような後ろ姿だと思い、歌児たちは追いかけることにする。


見失ったと思った白髪の男が家から出てくる。追いかけていた男が有琴泓だったと分かる歌児。有琴泓は中に長老がおられます、と言う。如歌様を待っていたと。有琴泓は歌児が雷驚鴻に再会した時から歌児をつけていた。

仮住まいへ入り、長老と会う歌児たち。有琴泓は脈を診ようとした歌児に、試すまでもなくお察しのとおり、もともと体の弱い長老は、あの日、軍営で仙力を消耗し尽くしました、そこで己の気力を使いお助けを、と話す。それで白髪になったと分かり、私と玉兄さんのために…と言う歌児。民のためでもあると有琴泓は言う。そして、それはさておき大事な話が、私たちと縹緲へ行きましょう、暗河宮の者が唯一入れぬ場所です、と言う有琴泓。


ーつづくー


さすがに侍女の証言はすぐに嘘だってばれるよね(;´д`)ノ
明るかった蝶衣がいなくなって寂しい。
鐘離無涙は今回出てこなかったけど、どうしているかな(;д;)

裔浪、あれだけ雷驚鴻って断言していたのに、私の見当違いのようですって(ㅎωㅎ*)
ふんっ( ̄^ ̄)

歌児は銀雪たちと一緒に縹緲へ行くのかな…。
銀雪の体とのためにも、暗河宮の者たちが来ない縹緲へ行った方がいいと思うけど。
あと歌児はいつ長老が銀雪って分かるんだろう?
こんなにすぐそばにいるのに…(இωஇ )



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