ヨンランが部屋に入ると、マンセの母バノルがヨンランの服やバッグを集めていた。ある人にあげると言うバノル。ダイヤの指輪も持って行くと言う。さらに地下倉庫にあるピアノもと。ピアノだけは持って行かないでほしいと頼むヨンラン。しかしバノルは聞いてくれない。
勤め先の奥様が外国へ行く前に捨てた物だと、バノルは服やバッグをホットクを売っているスピョとナムジュに渡す。そしてピアノも届けるから住所を教えてほしいと言うバノル。バノルはピアノの先生も紹介する。
誕生日のナムジュに渡すようにと、ダイヤの指輪をバノルはそっとスピョの手に。驚くスピョに偽物だとウソをつく。
家から運ばれようとしているピアノを目にしたヨンラン。涙を流したヨンランは、バノルの薬を捨ててしまう。「お義母様、私を恨まないで。私を思い出せなくても最後までお世話します。いびられ続けた嫁にしては美しい孝行でしょう」とヨンランはつぶやく。
イナがピアノのレッスンをしていると「ミンおばあさんの紹介で来ました」と少女が入ってくる。その少女はジホがピアノ店の前で会っていた少女だった。少女を見たイナは少女に惹かれる。
家でバノルは息子マンセにヨンランと江南病院で総合検診をし、脳のMRIも撮ったと話す。いつもと違う病院で検査したことを聞いていないマンセは驚く。
自分で弾いたピアノをカセットテープに録音するジホ。少女に渡そうとピアノ店の前で待つが、少女は何時間待っても現れない。
ジホがピアノのレッスン場へ行くと、少女がピアノを弾いていた。嬉しくて声をかけようとしたジホだったが、少女にジュースを持って来たイナを見て隠れてしまう。「よくなっただろ?」と聞くイナに「うん、先生がいいみたい」と答える少女。イナと少女が楽しそうに一緒にピアノを弾くのを聞き、ジホは外へ出てしまう。
ジホが外で座っていると、少女とイナも外へ出て来る。すぐにジホだと気づく少女。学校も違うのに知り合いだったジホと少女を不思議に思うイナ。「少し知ってるだけで親しいわけじゃない」とジホはつい言ってしまう。イナは忘れ物をしたと、一旦レッスン場へ戻る。
ジホもここで練習していることを知り「これからはよく会うかもね」と言う少女。ジホがカセットテープを渡そうとした時、イナが戻ってくる。「プレゼントだ」と少女にイナが渡したのは、自身が演奏したテープとカセットテープレコーダーだった。「ピアノは聞く練習も重要なんだ」と言うイナ。喜ぶ少女にジホは自分のテープを渡せずに行ってしまう。
江南病院の記録を確認し、バノルがアルツハイマー型認知症だと知るマンセ。かなり進行していることも分かり、動揺する。
少女は「これを彼に渡して」とキーホルダーをイナに託す。母親からもらった宝物だと言う少女。"すごく感謝してる"と伝えてほしいと。
家に帰ってきたイナは、少女から預かったキーホルダーをジホに渡さない。
マンセはパーティーを開き、正式に長男としてジホを紹介する。2人で一緒に一台のピアノを弾くジホとイナ。
夜。プールサイドでジホとマンセは2人きりに。「なぜ本当の母親のことを聞かない?」とマンセがジホに言う。「今の母さんが寂しがると思うから」と答えたジホは、自分のことが憎いはずなのに、イナと同じように優しくしてくれ申し訳ないと話す。申し訳ないと思う必要はない、私がお前を守ってやる、と返すマンセ。マンセはジホにイナを悲しませないことだけ約束させる。
ジホの母親はピアニストで、ジホは母親の才能を受け継いだと話すマンセ。一目惚れして彼女を愛したと言うマンセに「なぜ結婚しなかったの?」とジホは聞く。マンセは赤ん坊のジホと別れた時のことを思い返した後、「運命だったんだろう」と言う。そしてマンセはジホの母親の物だったハンカチをジホに渡す。
マンセのおつまみをヨンランが用意していると、パジャマ姿のイナが声をかけてくる。ジホを紹介するパーティーで我慢したイナに、ヨンランはパジャマをプレゼントする。
ヨンランは書斎にワインを持って行く。マンセの姿はなかった。ふと机の上にあった遺言書が目に入り、ヨンランは手にとる。"ユ・マンセ会長の資産はユ・ジホに譲渡する"と書いてあり、驚くヨンラン。そこにマンセが入ってくる。
「この遺言書はどういうこと?」と聞くヨンラン。ジホにだけ株や不動産を譲るなんておかしいと。長男を後継者にするのは当たり前だと言うマンセ。睨みつけるヨンランに、イナが悪いのではなく、お前が悪いと言う。お前が愛してるから、イナの人生が台なしになったと。「イナを捨てないで」とヨンランが必死で頼むと「それなら、なぜ母にあんなことをした?」とマンセは言う。
パーティーで食べれなかったジホは、お腹がすいてキッチンへ。キッチンには祖母のバノルがいた。1人で誕生日のパーティーをすると言うバノル。ろうそくにつけるマッチを探していたバノルにジホはマッチを渡す。
机の上に"母さんがくれたレコードを預かってくれ。お前がもらうべき物だと思う"とジホの書いたメモとレコードが置いてあることに気づくイナ。"ケンカしたくない。お前は僕のパートナーでルームメイトだ"とも書いてある。
イナはヨンランからもらったばかりのパジャマをジホのベッドに置き、「好きにしろ」と言うと布団にもぐってしまう。ジホが箱を開くと、中にはうさぎの着ぐるみパジャマが入っていた。
母親に異常はないとウソをついていたヨンランを問い詰めるマンセ。ヨンランはこの10 年間、奴隷のように過ごしてきた自分を同情してくれたこともない義母を「愛せと?」と言い返す。10年も愛してるフリをしたことが罪だと言うマンセと、女と遊んでいたマンセに言う資格はないと言うヨンラン。先に裏切ったのはお前だ、とマンセは隠していたピアノのことも言い出す。
ピアノは彼とは関係ない、あれは私の夢で一番幸せだった瞬間を捨てられなかったとヨンランは言う。しかし、それを信じられず、イナを後継者にするために耐えてきただけだと言い「正直に言え」とヨンランの両腕をつかんで責め立てるマンセ。「放して」と言い、ヨンランはマンセを突き飛ばす。その勢いで頭を打ち、マンセは動かなくなる。その頭からは血が。
ケーキにロウソクの火をつけたまま寝てしまったバノル。目が覚めると、部屋中に火がついていた。叫びながらバノルは逃げ出す。
動揺しながらヨンランが書斎を出ると、家中に炎が。とっさに書斎に戻り、遺言書を破るヨンラン。マンセが目を覚まし、ヨンランの名を呼ぶが、ヨンランは書斎を出るとドアが開かないようにしてしまう。
ハッと我に返ったヨンランはイナを助けるため2階へ。
外に飛び出したバノルは、ホットクを売ってたスピョに家が火事で中に息子がいると助けを求める。急いで向かうスピョ。
ヨンランはうさぎのパジャマを着た"息子"が倒れていることに気づき、背負って外へ。
息子を抱きしめ「無事で良かった」と言うヨンラン。しかし背負ってきた息子の顔を見た瞬間、ヨンランは凍り付く。その子はイナではなく、ジホだった。「なぜ、あなたが?」とヨンランは目を見開く。
階段を降りてきたイナにシャンデリアが落ちて来る。それを見て、イナをかばうスピョ。
泣き叫び家の中へ戻ろうとするヨンラン。消防員に止められて戻ることができないヨンランは、泣いているジホに「私の息子ではなく、なぜあなたがここに?今すぐ神様のところへ行って"人違いだ"と伝えて。神様のミスだと言ってきてよ」と怒鳴る。
スピョとイナは消防員に助けられる。
ヨンランはイナと一緒に病院へ。イナが処置を受けている間、オ秘書からマンセが亡くなったことがヨンランに告げられる。手についていた血を急いで洗い流し、血のついていた服もトイレで捨ててしまうヨンラン。
イナをかばったスピョも亡くなってしまう。最後に書いた"苦労かけたね。ありがとう"と書かれたメモを見て、涙を流す妻のナムジュ。ピアノの少女はスピョの娘だった。
マンセが亡くなったことも分からず、葬儀で騒ぎ出すバノル。ヨンランはロウソクの火のことでバノルを責め、入院させてしまう。
火傷を負ったイナは、実の息子である自分ではなく、ジホを助けたヨンランが許せない。ヨンランが説明をしようとした時、警察が入ってくる。話しを聞きたいとヨンランに言う警察。
火災の原因はケーキのロウソクで、マンセの直接の死因は窒息だった。しかし、そのマンセに脳挫傷の痕があったと警察はヨンランに。
ナムジュが会いに来たとオ秘書がヨンランに伝える。スピョの妻だとオ秘書から聞いても初めは分からなかったヨンラン。聴覚障害があったことや亡くなったこともその時に知る。
ヨンランはナムジュに会わずに車で帰る。その途中、ナムジュの着ていた服やバッグ、指にはめていたダイヤの指輪が、バノルがある人にあげると持っていった物だと気づくヨンラン。
ヨンランは病院へ行き、バノルがスピョに助けを求めたことを知る。
再び警察に呼ばれるヨンラン。自分が疑われていることが分かったヨンランは、亡くなったスピョのことを思い出し、当日家にいたのは「家族だけではありません」と言う。そして救出のために飛び込んだと思っている警察に「先日、ダイヤの指輪とバッグが消えました。家政婦を疑いましたが、知らない人が入り込んでたとなると…」とヨンランは言う。
ーつづくー
今回から私もBS-TBSで放送したものを書きますね。
でも、前回と繋がりがおかしいなと思って、BS放送の2話目を見て見たら、ヨンランが薬を捨てたところまであってビックリ。
なので、その部分だけ最初に書きました。ごめんなさい(TωT)
マンセはイナを憎んでるから財産をジホにだけ譲渡すると決めたわけじゃないよね、きっと…。ジホと2人で話ていた時のマンセは、ちゃんとイナのことも大事に思っていると感じたし。厳しいのはやっぱりヨンランが甘やかしているからなのかも。
スピョが亡くなってしまいました(;_;)
しかも、イナを助けてもらったのに、ヨンランはスピョに罪をなすりつけるつもりでいるよね。酷い。少女との関係もどうなってしまうんだろう?
酷いと言えば、助けたジホに浴びせたヨンランの言葉も酷かった(;´д`)ノ
いくら混乱していたとはいえ…。
マンセも亡くなってしまったし、これからジホもどうなってしまうの!?
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ジホはカセットを渡せなかった…
イナは少女から預かったキーホルダーをジホに渡さなかったよ…
ジホがちょっと可哀想!
マンセはイナの事もジホにしっかり話していたよね!兄弟仲良くなってほしそうでした~
夜のプールサイトって素敵(≧∇≦)
ヨンランがやっぱり恐ろしい~スピョに罪をかぶせる気ですよね( ; ; )酷い…
少女はスピョの娘みたいだし…スピョの家族がみんな優しそう~
バノルにマッチを渡したのがジホだから、ジホ悩みそう…
気になったのですが、ジホのお母さんの形見のハンカチどうなったのかな?火事でやっぱり焼けちゃったのかな?
うささん、後2話くらいで成人になるかな~?楽しみですね~
いつもありがとうございます。