中国ドラマ「続・宮廷女官 若曦ー輪廻の恋ー」第1話 あらすじ

清代。
雍正帝の元に小箱に入った木蘭の簪が運ばれてくる。その簪を手に取った雍正帝は、若曦のことを思い返しながら涙を流し、強くにぎった後、自分の親指にあった指輪を外す。木蘭の簪と指輪を見つめ「君が私の世界に戻れないのなら、私が君の世界へ行き君を捜そう」とつぶやく雍正帝。
雍正帝は小箱に簪を戻し、指輪をその横に置いて蓋を閉じる。さらに小箱を他の宝石の入った箱に入れ「この品を運ぶのだ。若曦の故郷の地へ」と命じる。


簪と指輪の入った宝石箱は若曦の故郷へ運ばれていたが、砂漠で怪しい雲と共に竜巻が発生し、飲み込まれた宝石箱は砂の中へ埋もれてしまう。


雍正13年8月23日。雍正帝は崩御する。


1980年代始め。中国・西北地方。
砂漠で10日以上も伝説の宝を探していた若者5人は竜巻に遭遇する。その竜巻が消えた後、宝物を見つける若者たち。その中には小箱に入った木蘭の簪と指輪もあった。「例の雍正帝の至宝か?」と言う成貴。指輪の内側に刻まれている"君"と"私"だけが読み取れる。
宝物を前に写真を撮る5人の若者たち。


現在。
5人が写った写真を見ながら"昔を振り返れば後悔することも多い"と思う康震天。"すべて償うことができればいいが"ともう1枚の女性の写った写真を見る。その女性は張暁に似ていた。


清代文物展にいた張暁は、皇子たちと描かれている女官のつけている木蘭の簪を指で触れながら"この3か月間、博物館に通い続けている。描かれた彼らを見る度、その息吹を感じるわ"と思う。しかし張暁自身も何を求めて来ているのか分からない。涙を流し"つらい別れを味わっても、まだ分からないの?どうしちゃったの。あの記憶を失ってしまうのが怖い?"と自分に問う張暁。張暁は"ダメよ。立ち止まってはダメ。前へ進まなきゃ"と自分に言い聞かせ涙を拭い歩き出す。

数歩歩いた張暁は、立ち止まり振り返る。そこには張暁と同じように描かれた木蘭の簪を指で触る男の姿が。息をのむ張暁。"なぜ彼が?私を捜しにきたの?"と思う張暁の目に映っていたのは第四皇子にそっくりの男だった。
"私はここよ。私が見える?私を覚えてるの?"と思いながら、張暁は引寄せられるように男に近付く。涙を流しながら見つめる張暁に気づき「僕を知ってるのか?」と言う男。その言葉に張暁の顔色が変わる。「大丈夫か?」と男が言っても張暁は何も答えず、男は軽く会釈をすると行ってしまう。

立ち尽くし、溢れる涙を止めることが出来なかった張暁は"知ってるかって?第四皇子、このまま別れるのは嫌"と思うと駆け出す。
その頃、車へと向かっていた男は、ズボンのポケットから出した指輪を見ながら歩いていた。

男の後ろ姿を追いかけていた張暁は、たくさんの風船を持っていた男とぶつかる。風船が飛んでしまい、残ったのはイルカの風船ただ1つ。張暁は弁償を迫られるが手持ちがなく、明日お金を届けると言うが許してもらえない。張暁が持っていた携帯を代わりに取られそうになった時、張暁が追いかけていた男が現れ「足りるか?」とお金を風船男に渡す。風船男は残ったイルカの風船を第四皇子に似た男に渡し、その場を去って行く。

携帯を差し出す男に「私が誰だか分かるのね」と涙を流す張暁。男が「何か誤解してる」と言うと、絞り出すように張暁は「ごめんなさい。てっきりあの人だと…」と言う。「どんな理由であれ男についていくのは危険だ」と言い、男は風船と取り返した携帯を張暁に渡して行ってしまう。


バイクで男の車を追いかけた張暁は、男が震天グループのビルに入って行く姿を見て自分もビルの中へ。"殷副会長"と呼ばれた男は、女性社員からの人気が高かった。思わず携帯で男の写真を撮ってしまう張暁。しかし社員ではない張暁はエレベーターに乗る男をそれ以上追う事が出来ず、とっさに面接を受けに来たと警備員に噓をつき受付へ行かされる。


会議に遅れてきた殷副会長は、自分の考えた企画をみんなの前で説明する。最も効果的な宣伝は口コミで評判が広がること、そのためにオークションのイメージモデルを募集し、オーディションを行なえばマスコミもこぞって報道すると言う殷副会長。しかし上層部から「現実味のない案だという声が上がり、会長からも「オークションの宣伝企画だぞ。娯楽番組ではない」と言われてしまう。「結局、会長は自分の考えに固執する」と殷副会長は言い返し、会長は怒って会議室から出て行くよう殷副会長に言う。


張暁が自宅へ戻ってくると、ドアの前に黄棣が待つていた。緊急事態だ、と言いながら、部屋に転がり込む黄棣。
黄棣は甘えた声で「俺達やり直そう」と張暁に言う。すぐに新しい彼女と数日で別れたことを察し、地下部屋なら半月は暮らせると張暁はお金を渡すが、どうしてもここに置いてほしいと黄棣は出て行かない。あきれながらも、頼み込まれて追い出す事が出来ない張暁は「ただし1か月だけ」と言う条件で住まわせることにする。

張暁は黄棣と話しながら、缶の中に溜まった"清代文物展"の半券の中に今日の分も入れる。それを見て「また博物館か?」と言った黄棣は、張暁が3か月間ずっと通っているのを知っていた。「夢では清の男たちにモテたんだろうが、現実ではこの黄棣が一番君を愛してる」と言う黄棣。「やめて」と止めた張暁は、食事は勝手にして、それと愛なんて語らないでよ、と言う。

一文無しの黄棣は「お腹が減った。何か作ってくれ」と言いながら携帯を見つめる張暁に近付く。張暁は隠すように見ていた携帯を閉じるが、さっと奪うように取った黄棣は、第四皇子に似た男の画像を見てしまう。すぐに「会長のニセ息子だ」と言う黄棣。震天グループ康震天の義理の息子で名前は殷正、母親が殷正を連れ康震天と再婚し、康震天も連れ子を1人連れての再婚、そして殷正の母親との間にも息子がいると。

スカッシュをしていた殷正は、康司瀚が帰国することを知り、帰国の目的を調べるよう部下に言う。

女癖が悪いと噂される殷正をネットで調べ、スクープ写真を張暁に見せる黄棣。その写真を見ながら"やっぱり似ている。そっくりだわ"と張暁は思う。


木蘭の簪を前にした康震天は、砂漠で宝物を見つけた時のことを思い返す。仲間の1人に拳銃を突きつけ「よこせ」と言う成貴。成貴がその相手を殴ると、木蘭の簪の入った小箱が砂の上に落ちる。2人はもみ合いになり銃声が響き、落ちた木蓮の簪を拾った別の仲間が小箱を持ったまま砂に埋もれて行く。
成貴ともみ合いになった男が、落ちていた指輪に手を伸ばす。

「この簪とは縁がある。25年前、見つけたと思ったら砂漠にのまれたのに、また今日、私の前に現れるとはな。まさに奇跡だ」と言う康震天。一緒に見ていた者たちは高く売れると言うが、康震天は「出品はしない」と言う。


黄棣は震天の社員だった。黄棣に案内されてビルの中に入った張暁は、面接を受ける事に。

張暁は第十皇子に似ている面接官と会う。懐かしい思いでいっぱいになるが、冷たく面接官から「帰っていいわ」と言われてしまう張暁。そこに面接の様子を見ていた康震天が。
"会長"と呼ばれる康震天もまた康煕帝に似ていた。

「なぜ我が社を選んだ」と康震天から聞かれ、張暁は「やり直そうと思って」と答える。続けて「中国5000年の歴史における歴代の皇帝をどう思う」と問われ「一番、身近に感じるのは康煕帝です」と言う張暁。康煕帝は最も尊敬出来る皇帝で最高の名君、皇位継承において骨肉の争いを招いたことが康煕帝が最も心を痛めた点でしょうと。さらに「詩で彼を表すとしたら何が一番適当だ」と言う康震天に、張暁は毛沢東の"沁園春　雪"から"惜しむは秦皇漢武　文采に劣り　唐宗宋祖　風騒に遜る　一代の天驕　チンギス・ハンも　大雕を射るを知るのみ　希代の人物を数えるならば　元王朝を見よ"と言う。

「面白い子だな」と笑顔で言う康震天。康震天は歩き出しながら「明日から出社しろ」と言う。「合格ですか?」と張暁が聞くと、振り返り「二言はない」と。感謝をした張暁は「お茶はお好きですか?」と聞く。「今から私の好物を調べるとは取り入る気か?」と康震天は笑い行ってしまう。


社長室に入りながら「彼女の家庭環境を調べろ。両親についてもだ」と命じる康震天。
1人になると康震天は張暁に似た女性の写真を箱から取り出す。


面接を終え帰ろうとしていた張暁は、階段から転げ落ちる清時代の衣装を着た女性を目にする。慌てて駆けより「ケガは?」と聞く張暁。すぐ後から他の清時代の衣装を着た女性たちと階段を下りて来た男2人が、その女性を「藍蘭、ケガはないか?」と言いながら助け起こす。その時、ようやく女性の顔が見れた張暁は、女性の顔が自分と瓜二つだと気づき驚く。
立ち去って行く藍蘭の後ろ姿を見ながら"そんな…。今のは誰?私にそっくりだった。まさか若曦?"と張暁は思う。


ーつづくー


【登場人物】
＊張暁/ちょう・しょう　(劉詩詩/リウ・シーシー)　＝震天グループのグラフィックデザイナー
＊藍蘭/らん・らん　(劉詩詩/リウ・シーシー)　＝張暁とそっくりのモデル
＊殷正/いん・せい　(呉奇隆/ニッキー・ウー)　＝第四皇子に似ている。康震天の義理の息子。弟の康司宇とは母親が同じ。
＊康司瀚/こう・しかん　(孫芸洲/スン・イーチョウ)　＝康震天の長男。後継者候補。康司宇は同父異母弟。
＊康司宇/こう・しう　(蒋勁夫/ジャン・ジンフー)　＝康震天の次男。後継者候補。殷正は同母異父兄、康司瀚は同父異母弟。
＊康震天/こう・しんてん　(劉松仁/ダミアン・ラウ)　＝大企業・震天グループの会長。康煕帝に似ている。
＊黄棣/こうてい　(陳翔/チェン・シャン)　＝
＊JACK　(葉祖新/イエ・ズーシン)　＝第十皇子に似ている。震天グループの社員。張暁の上司。




始りましたよー!!
もう五月天の歌を聞いただけでジーンとしちゃった(；△；)
いよいよだぁ、いよいよだぁって。

ドラマも面白かったーーーー(≧∇≦)ノ彡
砂漠の事件も気になるし、どうして殷正が四爺の指輪を持っているのかも気になる。
若曦の簪が康震天の手にあるのも。
そしてそして康震天の持っている、張暁に似た女性の写真や若曦とそっくりな藍蘭も。
謎だらけぇぇぇぇヽ(＠ω＠；)ノ

そして風船が私も欲しい(*´艸`*)

黄棣のキャラも面白いですね。
でも一緒に住んで大丈夫かな?心配。

張暁の「お茶はお好きですか?」もよかったー!!感動(TωT)

とにかく、ところどころに若曦も感じられてドキドキしながら見ました。
明日が土曜日じゃなくてよかったー。(土曜日だったら月曜までおあづけだから)
これからがすごくすごく楽しみ!!(*´ー｀*人)



ほんの少しでもいいから臨時のお茶会をやろうかな?と思ったの。
だけど、ずっと一緒に放送を待ち続けていたSAKURAさんが参加出来ないので…。やっぱりみんなでお話したいよね(*´ー｀*人)



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