中国ドラマ「酔麗花~エターナル・ラブ~」第14話 あらすじ
卿塵(けいじん)/巫女…リウ・シーシー(劉詩詩)
元凌(げんりょう)/皇帝…ウィリアム・チャン(陳偉霆)
元湛(げんたん)…シュー・ハイチャオ(徐海喬)
元澈(げんてつ)/第十一皇子
元汐(げんせき)/第五皇子
元安(げんあん)/皇帝
李麟(りりん)/元湛の従者
元漓(げんり)/第十に皇子
元済(げんせい)/第三皇子
竹林で元漓(げんり)を捜し出した元済。元済は大切な香り袋を返すように言うが、元漓はなかなか返さない。宮中のことを話し、満足できたら返すと言う元漓。元漓は皇族と共存していた巫族を、なぜ迫害するようになったか聞く。
元湛は冷宮に入れられた母・殷貴妃に会いにいく。こうする以外、道はなかったと詫びる元湛。自ら命令を下し、汐を死に追いやった殷貴妃は「すべては、あなたのためなのよ」と言う。元湛は「出兵したのが私だったら、母上に殺されたのも私だったと?」と涙を浮かべる。「汐の分まで生き抜きなさい。あなたは私を冷宮に送り、権勢を誇った殷家を弱体化させたわ。汐の命と引き換えに得られたものも、すべて手放した。これだけの手腕があって皇位を勝ち取れないとでも?」と言う殷貴妃。
元湛は涙を流し「また明日、来ます」と殷貴妃に背を向ける。そんな元湛に、二度と現れないで、と殷貴妃は言う。振り返る元湛。殷貴妃は「せめてもの孝行に殷家を守りなさい」と言う。殷家が返り咲く日まで、二度と会わないと。「切り捨てたものは、いつか必ず自力で取り戻します」と言って、元湛は出て行く。
殷家が敗れ、難を逃れられたが、殷家の勢力は根強い。「権門との関係が希薄だから、不正の件をまかされたにすぎないのよ」と母・蓮妃から言われ、元凌は「危険を招くとは分かっていますが、苦しむ民を見たくありません」と話す。「あの方の言葉だわ」とつぶやくように言う蓮妃。元凌が「あの方とは?」と尋ねると、蓮妃は「故人よ。弟の手にかかり、殺されたわ」と答える。
離境天に来た元漓は「栄えていた巫族が、ここまで落ちぶれるとはな」と言う。天下の情勢が変わり果て、興味深いと。そこに元漓を捜していた兵や元済が来る。
「ここは巫族の地だ。面倒が起きる前に離れよう」と言う元済。「巫族だと?」とわざと怯えるふりをした元漓は「さっさと逃げよう」と元済におぶさる。
その様子を部族長老・桃殀が見ていた。「なぜ漓王殿下が離境天に?」と思う桃殀。
花園。目を落とした元湛に声をかける卿塵。「お別れにきました」と卿塵が言うと、顔をあげた元湛が「今宵、誰よりも君に会いたかった」と話す。一族を裏切るしかない状況を作った卿塵は「“誰よりも君を恨んでいた”の間違いでは?」と言う。
出て行こうとする卿塵の腕をつかみ「負い目は感じるな。この状況を作ったのは母上だ。君に責任はない。義姉と廷は、君のおかげで生き延びた。多くの者に見限られた私を、君も捨てるのか?」と言う元湛。卿塵は“私が知っている湛王と、まるで別人ね。九転玲瓏陣を開いたことで、人格まで変わったの?”と思う。
離境天に向かった卿塵は、書物で九転玲瓏陣について調べる。“典軼”には“九転玲瓏陣は運命を覆し、人心を変え、天地を乱し、人和を壊す。陣を開いた者は、多かれ少なかれ霊力に打撃を受けるだろう。軽度なら病が癒えず、重度なら冥界へ行く。冥界では生き地獄を味わい、終生、誰にも見えぬ存在となる”と書かれていた。
書物に描かれていた“生命の花”を見て、自分の体から花を取り出す卿塵。取り出したとたん、描かれていた生命の花が消えてしまう。卿塵は意味が分からず「どういうこと?」とつぶやく。さらに卿塵の持っていた霊石が震え「この場所には、他にも霊石が?」と卿塵が言う。
同じ頃、桃殀が持っていた月華石も震えていた。冥魘を呼んだ桃殀は「近くに芙蓉石が現れたのかもしれないわ」と話す。霊石は行方知れずよ、月華石が反応した理由を探れば、霊石を取り戻し、聖巫女も見つけ出せるやも、と。
桃殀は聖巫女を見つければ昔邪の行方も分かると考え、誰が離境天に侵入したのか調べるよう冥魘に命じる。
皇宮に刺客が入り、卿塵が天舞酔坊で助けた娘たちが殺される。恐らく暗巫の仕業です、と元湛に報告する李麟。
花園に来た卿塵に事情を話し、世話を引き受けた者として必ずや真相を暴く、と元湛は言う。元湛が「朝廷のために私ができる最後のことやも」と話し、卿塵は「何か手伝いを」と申し出る。「真相を探れ」と言う元湛。卿塵は「私を信用すると?」と聞く。元湛は「あの日、君は暗巫の仕業だと言ったな。私の代わりに暗巫の行方を探ってほしい」と頼む。「不適にも都に刺客を放ったのです。かなり強大な黒幕がいるかと」と話す卿塵。元湛は「黒幕が皇族や重臣であろうと、絶対に捕らえてみせる」と言う。
皇宮の庭。元安の元に元漓と元済が来る。無邪気な元漓との再会を元安が喜び、そんな2人を見ながら元済は帰っていく。
「今後は寺に戻りたくありません」と言う元漓。元安が「よかろう、朕のそばにいるがよい。都では何をするつもりだ?」と言うと、天象を見ることが好きな元漓は「太常寺で占卜を学んでも?」と聞く。皇子ならば朝政を学ぶべきだと話す元安だったが、ダメなら都を去り、常泓寺に戻ると言われ、1年間の猶予で許すことに。
大常寺に来た元漓は、莫不平と会う。「私も占卜に興味があるゆえ、いろいろ教えてほしい」と頭を下げる元漓。元漓はしばらく莫不平と話した後、部屋を出て行く。
湛王府の花園。元湛と酒を飲みながら「卿塵とは奇縁で結ばれている。辺境の地で出会い、千里離れた都で再び巡り合った」と話す元凌。「奇縁と言うが、卿塵さんは四兄上に尽くしている。私にとっては、うらやましい限りだ」と返す。元凌は「彼女といると気苦労が絶えぬが、それを楽しんでる自分もいる。縁深いのだろう」と言う。「そういうことなら、私と卿塵も浅からぬ縁で結ばれている。天舞酔坊で出会った時のことは、いまだに片時も忘れられない」と言う元湛。
元凌は「七弟と卿塵は長い時を共にしてる。私こそ、うらやましい」と言う。そんな元凌の顔を元湛が見る。元凌が卿塵とも飲みたいと言うと、元湛は「四兄上が訪れる少し前、湛王府を離れた」と話す。そこに慌てた様子の李麟が来る。「漓王殿下が都へ」と言う李麟。元凌と顔を見合わせたたあと、元湛が「入京後、どこへ行くと?」と聞く。李麟が「凌王府と聞きました」と答え、急いで元凌はその場を後にする。「四兄上、幸運を祈る」とそんな元凌に叫ぶ元湛。そして、ため息をついた元湛は「今回は花園を荒らされずに済むようだな」とつぶやく。
凌王府。大暴れした元漓は、逃げ回っていた元澈を押し倒し、馬乗りになる。帰ってきた元凌は、遊ぶふりをしながら、そんな元漓を布紐で縛ってしまう。そして役人に挨拶させるため、太常寺へ連れて行く元凌。
元凌は莫不平と会う。莫不平を登用したのは元凌だった。元凌は暗巫の武娉婷を捜してほしいと頼む。
元安は元湛の職権をすべて剥奪していた。しかし元湛は「ひとたび引き受けた天舞酔坊の件を、最後まで私に全うさせてください」と跪く。「あの日、なぜ朕が殷素を殺したと?」と聞く元安。元湛は「理性を失ったからでも、敵討ちのためでもありません。私のためです。殷素により不都合な事実が明かされれば、父上でも私を守り通せなかったでしょう」と答える。
たとえ父上から信じてもらえずとも、永遠に父上を天と崇め、国を重んじますと元湛が話し「その言葉を聞きたかった」と元安は天舞酔坊の件を任せることにする。真相を明かせば褒美を与える、さもなくば覚悟しておけ、これを機に殷家は滅亡への道を歩む、と。
湛王府。花園が荒らされてしまう。それは従妹である殷采倩の仕業だった。いつもどおり凌王府にいると思った元湛は、李麟に迎えに行かせる。
元湛は荒らした花園を1人で片付けるよう殷采倩に告げる。片付けるまで返さぬと。冷宮で孤独に暮らしている叔母上が可哀想だったと話す殷采倩に、元湛は「辺境で惨殺された五兄上や、都を追われた廷の方がかわいそうでは?」と言う。そして、権力争いに関わるな、と言う元湛。
卿塵は天舞酔坊で武娉婷と会う。「捜していたのよ。自ら出向いてくれるとはね」と言う武娉婷。卿塵は「“手を組もう”と言ったわ、だから来たの」と返す。武娉婷が卿塵の首をつかみ、卿塵が「離境天を再興するのは、まず無理だわ。一方、暗巫は碧血閣を開き、勢力を保ってきた。江湖の門派を装いつつ、暗巫の術を伝え、天下に勢力を広げたわ。巫族を再び統一できるのは暗巫しかない。坊主に尽くせば、私は今後、身の置き場を案じずにすむわ」と言う。
「部族なら誰でも暗巫になる資格を持つと?」と聞く武娉婷。卿塵は「資格があるかどうかは、私の働きを見てから決めて」と言う。卿塵の首から手を離した武娉婷は「水のように清らかね。“文清(ぶんせい)”と名乗りなさい」と告げ、卿塵の部屋を用意させる。
ーつづくー
元漓が面白い(≧▽≦)
よくいえば天真爛漫で。
元廷よりも子供みたいな?
でも、元気がよすぎて、これで体が弱いの!?と思ってしまう(*≧ω≦*)
あと、実はいろいろ考えていそう。
殷采倩も面白い(´艸`●)
いくら美味しそうとはいえ、あんなによだれを!!!
ボタボタって(*≧ω≦*)
元澈は殷采倩が好きなのかな?
元凌と元湛の会話は、まるで卿塵を取り合っているようだった(∩´∀`@)
お互いに、うらやましい、という気持ちは本当だよね。
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ここのところ切迫したシーンが続いていたので、
この二人の絡みに和みました。
元凌と元湛のお茶のシーンは、優雅でしたが
卿塵を静かに争っている感じでしたね。
卿塵も次へ向かってブラック娉婷に近づいて
次回も気になります!