吾、未だ、足るを知らず

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柔道龍虎房 [DVD]をみる

2012年05月03日 15時51分35秒 | 読書、映画鑑賞
柔道龍虎房 [DVD]
ジョニー・トー (監督)
内容紹介
”柔道龍虎房”は、ジョニー・トー 監督 が、
巨匠 黒澤明監督に敬意を表した作品であると監督自ら言っている。70年代香港では、日本テレビ版「姿三四郎」竹脇無我主演作品が人気番組となった。「シーサムセイロン」と呼ばれて大流行し、柔道道場も盛況だった様だ。 しかし今は、「柔道は香港ではもう流行っていない」と語る。内容は「香港人たちの柔道ドラマ」というところだが、香港映画のお家芸であるカンフー映画のストーリーを柔道に置き換えた印象も受ける。
人生に悩む柔道の名手シト・ポウ役に、ルイス・クー。
柔道のことしか頭にない男、トニーに、アーロン・クオック。ふたりの間に現れる夢だけはでかいヒロイン女、
シウモン役にチェリー・イン
劇中に出てくる知能障害のある青年が「よろしく、僕はシーサムセイロン(姿三四郎)、君は檜垣ね」と笑い掛け、冒頭と最後に彼が拙い日本語で「姿三四郎」を歌う場面の歌などは、黒澤明監督に敬意を表した作品というよりも竹脇無我さんの影響を強く受けているような感じすらする。日本人の観客から見るとどの位日本を理解し、柔道を理解しているかはかなり怪しいものである。
どちらにしても柔道や日本への憧れが映画化されたものかもしれない。


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