以前話に聞いていてずっと気になっていたところの一つが「安浦漁港のコンクリート船」。
12月6日(土)は夜に呉の島で車仲間が主催する忘年会に出席することになっていた。
仕事のイントロだけ終えて急いで新幹線に乗り新尾道駅を目指す。
新尾道駅には「大阪の」車仲間のタカシさんと「東京の」車仲間の不如帰さんに迎えに来てもらい、冬のもの悲しい陽を浴びながら移動する。
広島県の瀬戸内海は島が多い。
タンカーなどのそこそこ大型の船もよく見かける。
↓ ここはいつか行きたい「大久野島」。今回はタイミングが合わず上陸は見送った。
安浦漁港に着いた。
あれが話題(?)の防波堤だ!
やはり普通の防波堤とは違う。
ううむ、シュールだ!
ここから中に入れる。(ちと興奮する)
おお~、何とも言えない雰囲気。
こんなところから見える景色も「くぅ~」って感じ(笑)
これは船尾の方。
やっぱり元は船だったんだなぁ。
こっちは船首。
ここを錨を繋ぐ鎖が通ってたのか。
そしてここへ・・・。
船だったことを雄弁に物語るショット!
明らかに普通の防波堤とは違う様相だ。
コンクリート船を2隻使っている。
共に船尾を合わせている。
その船名は「第一武智丸」と「第二武智丸」
油送船ではあるけど実際は石炭や雑貨を運んでいたというので、こういう光景は見られなかったのかもしれない。
コンクリート船が浮かぶということは信じられないけど、1800年代半ばにはすでに存在していたらしい。
武智丸は第2次世界大戦中、金属が不足していたためにコンクリートで作られたという。
その後放置されていたのを安浦漁港の防波堤となるべく転用されたのだ。
言われなければ気づかない安浦漁港のコンクリート船、また暖かくなったらじっくりと観に行きたいと思う。
遠くからお疲れ様でした。
安浦のコンクリート船は、僕が小さい頃から見てたんで歴史的価値があると知るまでは「ちょっと変わった形の防波堤だなぁ」としか見ていなかったんですよ^^;
大久野島は住んでる所から30分くらいで行けるとこなんですよ(^_^)
今回はそこそこの人数ならではのメリットが大きかった忘年会でしたね。
おかげで十分に親睦を深めることができました。
コンクリート船は言われなければそうとは思わないですよね。
そういう転用の仕方があるとは思わないですから。
翌日は坪井漁港のコンクリート船も見てきました。
またいつかのんびり撮影しに行きます(^^)