GT-Rは中古といえども普通の中古車を買うような気持ちだけでうかつに買ってはいけないような気がする。
GT-RはR32からR34までどれもいじればその分だけ速くなるというステキな車だと思う。
それだけにオーナーは何らかの手を加えているケースが多いはず。
となると、それを手放した後に売られる車はチューニング中古車ということになるはず。
でもちまたでは「フルノーマル」を謳っている中古車が思いの外多い。
これは本当だろうか?
自分がお金をかけていろんなパーツを交換した車を手放すとき、それらのパーツを着けたままで手放すかどうか考えてみよう。
一般の中古屋だったらチューニングされていたというだけで下取り(買い取り)価格は低くなるよね。
お金をかけたのに何で低く見積もられるのか・・・。
それは簡単。
チューニングするということは大抵の場合、その分どこかに負担をかけてしまいトラブルを誘発しやすい、という現実があるから。
それならノーマルパーツに戻して、外したチューニングパーツは単体でオークションにでも出して処分した方がいい、という結論に達するのに10秒かからないよね。
それはもちろんノーマルパーツが取ってあるという場合に限るけど。
で、買う側になったときはそれを覚悟で買う必要があると思う。
それはチューニング後に現れるであろうさまざまなトラブルと向き合う覚悟と言えばいいかな。
割と簡単にパワーを上げることのできる車だけにトラブルも他の車種に比べると目立つね。
もちろん名車だからこそその逆にマイナス部分を大きく取り上げられてしまっている、とも言えるけど。
とにかくあとあと悔やまないためには、車体を購入する費用以外にトラブル対策をするための費用が必要なんだと覚悟することだと思う。
実際は・・・エンジン周辺のパーツ交換、足廻りのパーツ交換、の費用はあった方がいいと思う。
知り合いに相談を持ちかけられたら何と答えるか・・・
「車体本体+100万円出しても乗りたい?」
しかもこれで完璧というわけではない。
そうなると、納車前整備のときにあらかじめ不安要素を排除しておくのが理想的。
その際に自分好みにチューニングしてしまってから納車してもらうという手もあるね。
私の場合はこれに近かった。<あくまでも近かった
メリットは、しばらくトラブルに関して頭をもたげることが少なくなる、チューニング費用も丸ごと込みにしたローンが組める、などなど。
デメリットは、車体購入以外に必要なお金が大きい!!、しかも完璧にトラブルフリーとは言い難い!!ってこと。
文章にすると重々しいねぇ。
中古GT-Rに乗るってのはやっぱり大変なんだ。
でもそこまで思い入れを持って、手を加えて乗ると、感動も大きいよ。
それはただ単に速くなる、ってことじゃなくて・・・何て言うのかな・・・所有する喜びというか、自分だけのGT-Rを作ったという満足感かな。
一言でいうと「自己満足」
自分のこだわりの部分は人には完璧にわかってもらえることはないし、必要ない。
これは何もGT-Rに限ったことじゃないね。
ただしGT-R乗っている人にはこういった人が割合として多いと思う。
それだけにGT-R乗りたちと会うと話題はつきないね。
それぞれにこだわりがあって思わず感動することもあるよ。
さて、思いつくままにつらつらと書いてみたものの明日になって読み返してみたら「違う、こんなじゃない」と思ってるかもしれない。
でもこれが今の私の気持ち(の一部)。
大事に乗っていこう!
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