疾り出したZERO-R

かつてHKSがR32GT-Rをベースにこの世に送り出したコンプリートカーを2005年時の技術を駆使して蘇らせました

やってみるかEVC4調整

2008-01-05 00:35:38 | ZERO-R
重い腰を持ち上げることにした。

以前レポした3速以上での加速時に見られた失速の原因がブーストコントローラーの不調にあるかもしれないことが疑われている。
それはブーコンに表示されているピークが145kPaとなっていたからだ。

私のZERO-Rは10年10万キロを通常メンテナンスのみで乗ることが前提で作ってもらっている。
そこで本来は装着されているGT2530タービンにとってのおいしい領域であると言われている150kPaあたりは使わないことにしたのだ。
もともとパワーを稼いでなんぼの車ではなく、街乗り・お買い物・通勤に使用するときに楽しく乗れること、という仕様なのだ。

当然ブーストコントローラーの設定もそれに合わせて130kPaをMAXとするようにしてあった。
それがいつの間にかその設定値でも徐々にオーバーシュートで設定ブーストをだいぶ越えてくるようになったらしい。
これはブーコンの問題だ、というわけである。

で、最終的にはそれを確認した時点でブーコン交換となるわけだが、それまで待てない私は考えた。

今の設定値でオーバーブーストなんだったら設定値を低くしてやれば希望ブーストに近づかないだろうか、と。
ま、もともと100の性能を出せる機械を60という設定で使っていても、それが物理的に壊れて抑えが効かずいつでも100の性能を出すのであれば、上記のように40という設定をしても100の性能を出してしまう可能性は否定できないわけだが・・・。

とにもかくにもそれを確認したくてEVCの取説を読んでみてる。
ところがこの取説、というよりブーコン、インターフェイスがまったくもって良くない。
直感的な操作ができないので、どうしても取説を横に置いて行わなければならないのだ。
しかも取説はわかっている人が読まないと素人ではチンプンカンプンな内容。
(このあたりは携帯電話の分厚い取説と同じである。)
昔はそうやっていじるのがチューニングカーの醍醐味だったのかもしれないけど、私的にはナンセンスだと言わざるを得ない。
新型EVC5はどうなんだ?

ま、それでもインプレッサに着けてるEVC3よりはマシになっているわけだが・・・。

新型GT-Rが出てチューニング業界も活気づくかと思いきや、いじってはならないと言わんばかりの厳しい保証条件で期待できなくなった。
生き残りの難しいチューニングバーツメーカーは、パーツ作りをするときに今後はマンマシンインターフェイスにも十分配慮する必要が出てくるだろう。
頑張ってほしいもんだ。

というわけで、5日は久々のブーストコントローラー設定をやってみることにした。
どうかエンジン・タービンがつぶれませんように!(爆)


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