
HKSTFに預けていたZERO-Rを引き取ってきた。
走行距離:58,407km時点
今回のメンテナンスメニューは、
ブレーキのオーバーホール
マフラーの一部変更
の2点である。
ということでまずはブレーキについて・・・
【ブレーキ】
AP RACINGの
フロント:CP5555T1026NRJ
を装着している。
これらのローター、シール、パッドを交換した。
ローターについては覚悟していたとはいえ高価なので、当初は他のメーカーでオーダーメイドすることも検討した。
だがベルハウジングごと交換するのが確実ということだった。
そうなるとあの特殊なローターとハウジングとの取り付けではなくなってしまう。
そしてマッチングを確認するのに手間暇がかかりそうだったので断念した。
当然ローターの見た目はこのままでよかったからということも大きな理由である。
シールに関してはビックリすることが一つ。
なんと右フロントのキャリパーの外側のピストン3つにシールがついてなかったというのだ!!
これはどうやら生産工程での組み立て不良らしい。
工場のおばちゃん、しっかりしてくれよ!(>_<)
以前からフロントキャリパーの引きずりを感じると訴えていたのだが、原因の一つかもしれない・・・。
パッドはFERODOのDS3000が標準装着だったが、これはDS2500に変更。
ストリートしか走らない自分にはDS3000では適正温度で使用することができず、
そのためにローターへの攻撃性が強まってローターが早めに寿命を迎えたと判断したからである。
DS3000のストリートでの利きは強烈なもので、チューニング雑誌などで
「適正温度よりも低い温度で使用するレーシングパッドは利かない」
というフレーズはこのパッドに関しては間違いで、
「適正温度よりも低い温度で使用するレーシングパッドはコントロール性が低い」
とするべきだろう。
それくらい一気にガツンと利いていた。
初めてZERO-Rを運転する人たちはたいてい初回のブレーキング時に「かっくん」となっていたのが印象的である(^o^)
それにしても、製品化してもあまり出回ることが無く耐久性のデータがまともに集まらないはずの社外ブレーキキットで
58,000kmをパッドすら交換せずに使い続けれたことにはいい意味でビックリした。
ZERO-Rの作成依頼をしたときには、確かに「10年10万kmを普通車と同じように乗りっぱなしでいい車にしてほしい」
と言ったので、当然だと言ってしまえばそれまでだが(^^;)
ストリート用のパッドに替えた今回からはどれくらい使いやすく、ローターも耐えてくれるのか楽しみだ。
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