こだわりのオートクチュール刺繍 ~ Kelly's Diary

ビーズ☆ゴールドワーク☆革☆レース アレンジいろいろ♪

Happy Birthday!

2018-05-06 | 日記


今日が1歳の誕生日。今年からこの日は特別の日。

我が家に昨年7月14日に、小さいけれど大きな太陽のような子がやってきた。
オーストラリアン・ラブラドゥードルのキャラメル色の女の子。
本名はピアリーセレナーディア、我が家ではToffyという名前にすると迎える前から決めていた。

これは、我が家の先代犬Tiffanyからのメッセージ。

昨年の4月12日、我が家から大切に育ててきたTiffanyがあまりにも突然に天国の虹の橋を渡っていってしまい、
私達夫婦の心にはぽっかりと大きな穴があいてしまっていた。
年を重ねるにつれ、いつかお別れの日が来ることは承知していたはずなのに....

Tiffanyがこの世から去ってしまった次の日から、二人で毎日毎日、朝夕とお散歩をした道筋を、涙をこらえながら歩き続けた。
最初は、どうしてこんな悲しいお別れの仕方をTiffanyは選んだのかと自問自答しながら、どうしても現実を受け入れることの出来ない日々、
世に言う「ペットロス?」いや、違う、絶対に違う、15年近くも一緒に生活を共にし、あうんの呼吸で過ごした日々、
もはやペットにあらず、私達夫婦にとってはかえがえのない宝の子供であったから。
十分に納得のいく答えなどみつかるはずもなく、葛藤の2ヶ月が過ぎていく。

涙も尽きぬ毎日であったが、四十九日も過ぎて、気候も夏に向かい心も少しだけ前向きになった頃、
なんとなく二人で漠然と、次なる子供をいつかは迎え入れようかと思う気持ちとなり、
ラブラドゥードルに会ってみたいなぁ、と「ひめはるの里」へ気晴らしに行ってみたのが我が家の生活が一変する始まりとなった。

迎え入れるにあたり「マンションで生活している以上大きさの規定もあり、小さめの子でないとだめです」とか、
「毛質は.... 色は.... 」など色々と条件をつけたので、そう簡単にこちらの希望に沿うような子がみつかるわけもないだろう
と内心たかをくくっていた。

昨年6月にマッチングのための諸条件の提出をしたときに、きっと早くて暮れあたりにお話があればいいかなと思っていた。
ところがなんと!その1ヶ月後、運命の連絡が入り、すぐに写真が送られてきた。



なんともま~、はにかんだ、ちょっと内気そうなかわいい女の子ではないか?
すぐに会いたくなり連絡をとってしまった。その週末にはひめはるの里へまっしぐら。

「この子の両親は2頭とも比較的小柄で、おそらくこの子もあまり大きくならないのではないか」とのことだった。
そんな甘い言葉に吸い寄せられて、本人、いや本犬に会ってみたら、もうとまらない
抱っこしてみたら、頬をペロリンとされ、はい、決まり!その日からこの子は我が家の家族となってしまった。

先代犬があまりにもおとなしくて、育て易かったのに対し、はにかみやどころかとんでもなく明るく元気でおてんばな子、いたずら好きで、
甘えん坊で、手のかかる子、とてもとても悲しみに浸っている間もないほどに、毎日が飛ぶように過ぎていく



きっとこれは、Tiffanyが私達夫婦に、これからはToffyにバトンタッチするから、
この辺でもう悲しむのはやめてね、と伝えていたのかも。

まだまだToffyとは格闘!?の日々が続いてはいるけれど、私達夫婦に再び笑顔を取り戻してくれたことに心より感謝し、
これはTiffanyから私達への贈り物だったと思っている。




その大切な私達の次女への贈り物、Toffy専用車が完成。

毎日お散歩に出る時、颯爽とマイカーに乗りこんで、マンションの階下まで降りていく。
お揃いのお散歩バッグは只今製作中~

今日は特別な日

2018-04-12 | 日記


昨年の4月12日早朝に、我が家の大事な宝物の娘(愛犬)Tiffanyが突然天国へ駆け上っていってしまいました。
14歳と8ヶ月、あと少しで15歳になろうとしていました。なんの前触れもなくその日はやってきました。
前日の夜もいつもと変わりなくご飯を頂くときに、思いっきりの喜びを体全体で表して「ワンワン!」と鳴いていたのに....
愛おしくて、愛おしくてたまらない、未だにあの日のことを思うと涙が溢れ出てきます。生あるものに限りがあることもわかっていたはずなのに。
Tiffanyが年を重ね、毎年近くの桜を見にいく度に、「今年も一緒に見ることができたね!」「来年もまた一緒に見ようね」って
語りかけていたことを思い出します。なんの保証もないのに、そうやって励ましながら来年もきっと一緒にお花見ができると自分を納得させながら。




旅立つ数日前にお散歩中に撮った写真です。私のお手製のとっておきの晴れ着を着せました。
昨年は気温もまだまだ低く花冷えの頃で、老犬のTiffanyには防寒対策が必要でした。
他のわんこちゃんに対して面倒見が良く、世話好きで愛嬌たっぷり、目力の強いTiffany、
共に過ごした年月とTiffanyから学んだこと全てに感謝せずにはいられません。
動かなくなったTiffanyを病院から車で連れて帰る途中、満開の桜並木を走り抜けた時、
はなびらが春の風に翻弄され舞い散る様子を一生忘れることはないでしょう。
桜の花の散り際の潔さは、Tiffanyの生涯の幕引きを彷彿させ、
桜吹雪はTiffanyの最後の私達夫婦へのさよならの印であったのかもしれません。
あまりにも愛してやまないTiffany! 本当にたくさんの愛情をありがとう。




これはTiffanyが生前元気な頃に私が1年くらいかけて刺した刺繍の肖像画です。元気な頃であったからこそ作れた作品、
今では涙が溢れてとても製作することなど出来ないと思います。