今日が1歳の誕生日。今年からこの日は特別の日。
我が家に昨年7月14日に、小さいけれど大きな太陽のような子がやってきた。
オーストラリアン・ラブラドゥードルのキャラメル色の女の子。
本名はピアリーセレナーディア、我が家ではToffyという名前にすると迎える前から決めていた。
これは、我が家の先代犬Tiffanyからのメッセージ。
昨年の4月12日、我が家から大切に育ててきたTiffanyがあまりにも突然に天国の虹の橋を渡っていってしまい、
私達夫婦の心にはぽっかりと大きな穴があいてしまっていた。
年を重ねるにつれ、いつかお別れの日が来ることは承知していたはずなのに....
Tiffanyがこの世から去ってしまった次の日から、二人で毎日毎日、朝夕とお散歩をした道筋を、涙をこらえながら歩き続けた。
最初は、どうしてこんな悲しいお別れの仕方をTiffanyは選んだのかと自問自答しながら、どうしても現実を受け入れることの出来ない日々、
世に言う「ペットロス?」いや、違う、絶対に違う、15年近くも一緒に生活を共にし、あうんの呼吸で過ごした日々、
もはやペットにあらず、私達夫婦にとってはかえがえのない宝の子供であったから。
十分に納得のいく答えなどみつかるはずもなく、葛藤の2ヶ月が過ぎていく。
涙も尽きぬ毎日であったが、四十九日も過ぎて、気候も夏に向かい心も少しだけ前向きになった頃、
なんとなく二人で漠然と、次なる子供をいつかは迎え入れようかと思う気持ちとなり、
ラブラドゥードルに会ってみたいなぁ、と「ひめはるの里」へ気晴らしに行ってみたのが我が家の生活が一変する始まりとなった。
迎え入れるにあたり「マンションで生活している以上大きさの規定もあり、小さめの子でないとだめです」とか、
「毛質は.... 色は.... 」など色々と条件をつけたので、そう簡単にこちらの希望に沿うような子がみつかるわけもないだろう
と内心たかをくくっていた。
昨年6月にマッチングのための諸条件の提出をしたときに、きっと早くて暮れあたりにお話があればいいかなと思っていた。
ところがなんと!その1ヶ月後、運命の連絡が入り、すぐに写真が送られてきた。
なんともま~、はにかんだ、ちょっと内気そうなかわいい女の子ではないか?
すぐに会いたくなり連絡をとってしまった。その週末にはひめはるの里へまっしぐら。
「この子の両親は2頭とも比較的小柄で、おそらくこの子もあまり大きくならないのではないか」とのことだった。
そんな甘い言葉に吸い寄せられて、本人、いや本犬に会ってみたら、もうとまらない

、
抱っこしてみたら、頬をペロリンとされ、はい、決まり!その日からこの子は我が家の家族となってしまった。
先代犬があまりにもおとなしくて、育て易かったのに対し、はにかみやどころかとんでもなく明るく元気でおてんばな子、いたずら好きで、
甘えん坊で、手のかかる子、とてもとても悲しみに浸っている間もないほどに、毎日が飛ぶように過ぎていく

。
きっとこれは、Tiffanyが私達夫婦に、これからはToffyにバトンタッチするから、
この辺でもう悲しむのはやめてね、と伝えていたのかも。
まだまだToffyとは格闘!?の日々が続いてはいるけれど、私達夫婦に再び笑顔を取り戻してくれたことに心より感謝し、
これはTiffanyから私達への贈り物だったと思っている。
その大切な私達の次女への贈り物、Toffy専用車が完成。