Entre ciel et terre

意訳して「宙ぶらりん」。最近、暇があるときに過去log整理をはじめています。令和ver. に手直し中。

2019夏 ポーランド② グダンスク旧市街編

2019年08月16日 | 2019夏 ポーランド

 2日目は、ちょっと早く町に出て、旧市街散策からスタート。途中、現地ガイドさんからグダンスクの説明を受けながら、バスで町へ向かいます。
 調べてて分かりましたが、グダンスク、グダニスク、ポーランド語読み的に、いくつかのカタカナ訳があるようです。音を文字で表すのは、どの言語であっても難しいですね。
 

 『地球の歩き方』を読んでいるとわかりますが、グダンスクは、いろいろと歴史的にもとても大事な町。

 というのが、ちょっと先へ行くと、ヴェステルプラッテという場所がある。ここは、1939年の第二次大戦開戦のきっかけとなった場所だからだ。

 また、「連帯」という言葉も目に付く。そう、実はここでワレサひきいる自主労組「連帯」が活動していた。グダンスクは海沿いということもあり、造船所のある町でもあり、そこからポーランドの民主化運動の話が始まった。なので、グダンスクにはその記念碑もある。(私はバスでチラッと見た程度だけど・・・)
 現地ガイドさんが「ワレサさんはこのあたりに住んでいます」という言葉が、なかなか衝撃だった。教科書に載っている人が、いま同じ町にいる! 的な不思議な感覚。



 さて、旧市街は「高い門」からスタート。


 そのまま囚人塔、黄金の門へと進みます。
 この門の中に入ると、こんな写真が見受けられます。




 そう、ポーランドは日本と同じように戦争で町という町が被害に遭っています。このあと、こういう過去との比較の写真を町の至る所で目撃します。グダンスクもそうで、そこからここまで復興した感じを見ると、なんかいろいろと考えてしまいます。また、どこか耳の奥の方で、想像なんでしょうが映画「ダンケルク」のような冒頭の戦闘シーンを思い起こさせるような音が聞こえてくるような気がしました。




 よーく見ると、建物のレンガ積みが違うところがちらほら。もともとの部分と、修復されたところの差が見て取れます。

 

 

 

 

 そしてこのあと、聖母マリア教会、ドゥーギ広場、琥珀通りのあたりをうろつき、運河の方へ向かいます。

 続く。



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