あたいは、せれびんだぢょ
数日前に我が家で理不尽な事件が起きたぢょ
その事件の様子を・・・
その日は、
とても寒い日だたぢょ
おかーたん、お仕事お疲れさまでしただぢょ
そんなお疲れのおかーたんに向かって
バニが
「今日は、寒いからとん汁が喰いたいな」ってゆたぢょ
おかーたんは
「えぇ~~~っ!大根とか色々な野菜が無いから無理っ」
って、お答えしたぢょ
そんなことお構いなしに バニは
「あと、焼き魚と納豆!それだけでいいから!」って続けて言ったぢょ
雨が降りしきる寒い夜なのに・・・
仕方なくおかーたんは 提灯の灯りだけを頼りに
真っ暗な山道を下って 街まで買い物に出かけたぢょ
あたいは、おかーたんが心配で いても立ってもいられないから
こうやってゴロゴロ過ごしていたぢょ
おかーたんはその間 閉まりかけた八百屋さんの木戸を叩いて
大根やら人参やらじゃが芋やら譲っていただいてたらしいぢょ
なんとか野菜を手に入れたおかーたん
次は 魚を手に入れるために へと向かったぢょ
やっとの思いでお魚を2匹釣りあげて
また、灯り一つ灯っていない真っ暗な山道を登って
あたい達の待つ家にと向かったぢょ
とちうで狸さん出会って 納豆を手に入れていないことを話したら
狸さんが木の葉を納豆に代えてくれたらしいぢょ
そして、命からがら おかーたんがお家に帰ってきたぢょ
あたいは一安心したぢょ
そりから、おかーたんは釜戸で火をおこして ご飯炊いたり
お魚焼いたり とん汁作ったりと大忙しだったぢょ
その間・・・バニは???
ソファーで横になって りぼしゃんをお腹の上に乗せて
この状態だぢょ
でもりぼしゃんには無視されて
豪快なくしゃみと一緒に 大量の鼻水を顔に浴びてたぢょ
そして、やっとバニ希望の晩御飯の支度が整ったぢょ
これだけでいいっ
って宣言したんだから大喜びで食べ始めたぢょ
そこにお魚があまり好きではないおかーたんが
自分の食べるおかずを作って持ってきたぢょ
そしたらばっこれを見たバニがっ
でっかい声で、こーこいたぢょっ
「なんだよっ!自分だけ豪華なおかず作って!ずるいじゃないかっ!」
そんで、自分がこれだけでいいって言ったおかずも食べて
おかーたんの春巻きもバクバク食べ始めたぢょ
あんなに苦労してお野菜やらお魚を手に入れてきたおかーたんなのに
ずるいとか言われて
※この物語は事実に基づき再現してあります
おまけに、春巻き全部食べられそうになっちゃって
あわてて2本だけ自分の分を確保したおかーたんであります
だったら、最初から「これだけでいいからっ!」って言わなきゃいいのに
それに、「ずるい」とまで言われたアタクシであります
やわらかい足跡で、我が子たちが登場しています
ぜひ、みにいってくださいましぃ~
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