今日の一言

日々の生活の中で見つけた「なぜ・なに」について書いています。

たまごのかたち

2024-11-04 21:56:08 | Weblog

SRS-X1は今から約10年前にSONYから発売されたBluetoothスピーカー、その前にあったSRS-BTV5の後継機です。実はこれより大きなSRS-BTV25というスピーカーもありました。どれもたまごのような形をしています。X1は底部にパッシブラジエーターを搭載していて、低音の響きが強化されました。

初めてこのスピーカーが発売された時は、面白い形でとても可愛いと思い興味を持ちました。しかしこの形で果たしてしっかりとした音が再生できるのかと疑問を持った事も事実です。その当時、たまたまプロバーダーのポイントがたまっており、交換サービスでこのSRS-X1をもらう事ができました。さっそくスマートフォンに繋いで使ってみると、予想以上にいい音だったので驚きました。スピーカーコーンが上部に1つなので当然ステレオ再生は無理ですが(実は2つスピーカーを使えばステレオ再生ができるそうです)、全周性に音が放射されるため臨場感には優れていました。さらに簡易防水機能があるため、水回りでも気軽に使う事ができるのです。

今は主にお風呂に入る時に、このスピーカーを使っています。浴室で使うと自然と音にエコーがかかり、とてもいい感じになります。なんとこのスピーカー、お湯に浮かべて使う事もできるらしいです。

このスピーカーが発売された頃は、SONYのデジタルウオークマンとのセット販売が想定されており、ウオークマンに合わせた様々な色の展開があったようです。今から思えばもっとカラフルな色を選べばよかったかなと後悔します。このスピーカーはおしゃれでインテリアにもなりますし、是非もう一度機能をパワーアップしてSONYから再販して欲しいと思います。


記憶に残る日

2024-11-02 16:53:49 | Weblog

1977年(昭和52年)9月3日の19時8分、後楽園球場(現在の東京ドーム)で巨人の王貞治選手はヤクルト戦の第2打席に入りました。そして次の瞬間、日本中の野球ファンが球界史に残る大イベントを見守る事になります。

フルカウントからの第6球を打つと、それが王選手の第756号ホームランとなりました。ハンクアーロン選手の米メジャーリーグの記録を抜いて当時の世界最多本塁打記録を達成した瞬間でした。

当時中学生だった私は巨人ファンだったので、王選手の新記録樹立の瞬間を見たくてたまりませんでした。その日は土曜日、私は7時30分からの塾に行く予定でした。夕食を終えてテレビ中継を見ていました。

第1打席は四球でした。塾へ行く時間が迫る中、私は第2打席に入った王選手をテレビで見ていました。そしてその瞬間が訪れました。ホームランを打った時は感動して嬉しくてたまりませんでした。結局塾へは少し遅刻してしまいましたが、それでも今から思い返すとあの時にテレビで世紀の瞬間を見る事ができて良かったと思っています。

先日の「今日は何の日」で王選手のホームラン記録の事が取り上げられていたので、昔の事を思い出しました。私の人生の中で、記憶に残る日のお話でした。


暗算の練習

2024-10-10 13:35:48 | Weblog

自転車通勤の途中で信号待ちをする交差点に、こんなソーラーパネルがあります。

よく見ると黒い小さなパネルがたくさん見えます。なぜかこんなのを見ると数えてみたくなる私です。さてどうやって数えるか?信号待ちの時間つぶしに考えてみました。

  • 縦3列のブロックに分けます。左の列は4X6=24枚、真ん中の列は4X5=20枚、右側の列は4X6=24枚なので全て足して24+20+24=68枚
  • 左右の列のブロックで上に飛び出しているのが4X2で8枚、それを除くと残りは縦5と横(4X3)=12を掛け算して5X12で60枚、飛び出した分の8枚を足して68枚
  • 真ん中の列のブロックの上の4枚があると仮定すると、全体で縦6と横(4X3)=12を掛け算して6X12=72枚、これから上の欠けた4枚を引き算して72―4=68枚

数え方もいろいろな方法がありますね。このような事を紙に書かずに暗算で行います。これだけでも頭の体操になります。

以前ニューヨークに行った時に、店のレジの上に飾ってあるパネルに書かれた文字を暗算で数えた事があります。そして店の店員さんにその事を話したら、、、このエピソードは「ニューヨークにて(2)」に書いてありますので よかったら読んでみて下さい。

 

 


ただ空を見ている

2024-10-06 18:13:04 | Weblog

晩年の坂本龍一さんはニューヨークの家で雨に打たれるピアノの雨音をずっと聴いていたそうです。また、庭に出てずっと空を眺めていたこともありました。
 
無の境地に達すると、目には見えない時間の流れを見つめつつそこに身を委ねる事が出来るのかもしれません。慌ただしい日々の生活の中で、たまには時間を忘れゆっくりと過ごす事は、実はとても大切な事なのかもしれません。
 
今宵はベランダに出て、好みの音楽を聴きながら日暮れが夜にバトンを渡す刹那をただ見つめています。刻々と変化する空と雲を眺めているだけで、なぜか心が落ち着きます。
 
皆さんもたまには時間を贅沢に使ってみてはいかがでしょうか。そうすることで、普段感じてなかった、見えなかった何かにきっと触れる事が出するはずです。
 
😊
 

変わりゆく街並

2024-10-03 12:44:49 | Weblog

左から、裁判所、警察署、法務総合庁、いつの間にか立派な建物が並びました。

私が子供の頃は休日に昔の裁判所の中庭でボール遊びをしていた記憶があります。この一帯を囲っていた桜の木も減ってしまい少し寂しい気がします。

長年この近隣にお住いの患者様から、昔の街の様子についてお話を聞く事が楽しいです。街に歴史あり、正にその通りです。よく父親が、ここの国道は昔は砂利道だったと話してくれた事を今も思い出します。


R.I.P.

2024-09-10 14:25:40 | Weblog

来月末はハロウィンですね。先日あるお店のディスプレイでこんなのを見つけました。

「R.I.P」と書かれています。唇はLipですね。よく見るとピリオドがついているので略語です。これは「Rest In Peace」(安らかに眠れ)という意味です。周りには黒猫、ジャック オ ランタン、お化けがいますが、どれも愛らしいです。

さてこの略語を私が初めて見たのは、Sherwood Forestというゲームでした。ロビンフッドが主人公のアドベンチャーゲームですが、ゲームオーバーなるとこんな画面が出てきます。

難しいゲームなので、私は何度もこの画面を見ました。よく見るとRIPとしか書かれておらずピリオドがありません。実は英単語としてのRIPには引き裂くとか引きはがすという意味があります。当時中学生だった私はこの単語を辞書で調べました。お墓にそんな言葉が書かれていると思っていたので怖かったものです。


ふと思い出す

2024-09-09 11:45:30 | Weblog

昨年より診療を終えてから医療関係の仕事に出向くようになりました。向こうの仕事が終わると夜遅くになります。帰る頃には建物内は静まり返っています。

ふと廊下を見ると、、、

暗闇に包まれた廊下を自動販売機の明かりが薄暗く照らしていました。

この静けさ、この雰囲気、勤務医の頃に当直をしていた夜、救急外来での診察を終えて当直室へ戻る時を私は思い出しました。当直室へ戻る前には、自動販売機で飲み物を買っていました。そしてポケットには連絡用のPHSが入っており、今夜も何回呼ばれるのかなと考えていたものです。

開業すると当直をする機会もなくなりました。若い頃は とにかくがむしゃらに、昼夜問わず診療に没頭していたなあと ふとそんな事を考えている私でした。


マルガージェラート

2024-07-30 16:37:08 | Weblog
ジェラートで有名なマルガーラボ野々市へ行きました。既に駐車場はいっぱいで、周辺への迷惑駐車禁止の表示がありました。なるほど、人気店のようです。
 
 
やっと車を停めて店内に入りました。中は白を基調とした明るい雰囲気で、ガラス越しにジェラートの製造過程を見る事ができました。ここのジェラートは数々の賞を獲得しているそうで、棚の上にはたくさんのトロフィが並べられていました。
 
 
私は「3種のナッツとリコッタ」を選びました。
 
 
香ばしいナッツと甘いアイスがマッチしてとても美味しかったです。他にもメニューが沢山あるので迷います。いわゆる「気合を入れて丁寧に作った美味しいジェラート」という感じでした。
 
😊

熱々の鍋焼きうどん

2024-07-22 17:03:32 | Weblog

先日北陸へ学会出張した時に、金沢にいる息子が車で富山まで連れていってくれました。その時にお昼ごはんに寄ったお店が、もつ煮込みうどんで有名な「糸庄」でした。

着いた時には店内はすでに満席で、たくさんの人が待合エリアで待っていました。券売機で券を買ってしばらく待ちました。糸庄は富山でも有名な鍋焼きうどん店で、以前バナナマンの番組の取材を受けてからさらに来店者が多くなったそうです。

席について待っていると、熱々の鍋焼きうどんが運ばれてきました。

どうですか、とにかく湯気の出方がすごいのです!そして出汁はグツグツと煮立っています。

七味をかけて いざ実食!と行きたかったのですが、猫舌の私には熱すぎました。結局少しずつ冷まして食べましたが、本当に美味しかったです。中に入っている「煮込みもつ」がこれまた絶品でした。これではリピーターが続出する事も頷けました。

お取り寄せもあるらしいので、この味わいが自宅で出せるのなら是非ネットで注文してみようと思いました。


思い出の

2024-07-15 14:13:56 | Weblog

Car Tag』の記事で書いたように、アメリカ留学の思い出に持って帰ってきたナンバープレートがこちらです。真ん中がメリーランド州の州旗です。調べてみるとLicense Tagという表現が一般的のようです。

オフィスに返却する時に記念に欲しいとお願いすると1枚だけもらう事ができました。今はどうなっているのでしょう? 担当者や、もしかすると州によってはこの裏技は使えないかもしれません。現在留学中の方、これから留学する方で車を登録して利用する方は帰国時に是非一度試してみてはいかがでしょうか。

ネットで見ると、現在はプレートの背景を選べるようになっているようです。私の頃もこんなおしゃれなプレートがあったら選んでいたのに。

メリーランド州の車両関係のオフィスはMVA(Maryland Motor Vehicle Administration )にあります。私はGaithersburgにあるMVAを利用しました。運転免許取得や車両の登録などでお世話になる所です。このMVAのウエブサイトでは運転免許を取るために受けるテストの模擬練習ができるのですが、国外からのアクセス制限がかかっているのか今は使う事ができないようです。テスト問題の中には日本では考えられないようなちょっと変わったものがあって面白いです。

GaithersburgのMVAをGoogle Mapで見るとこんな感じです。実技試験をここの敷地内で受ける事になります。日本では教習所で車を用意してくれますが、なんとアメリカは誰かの車を借りて運転しないといけません。私は前任の先生の車を借りて実技試験を受けました。

助手席に試験官が乗り込んできたら、エンジンをかけて左側に見える建物の横から実技試験はスタートします。黄色の矢印の所を進み、道路を横切って右側のエリアで実技試験を受けますがここで1つ大切な事があります。それは赤印の所にあるSTOPの標識でしっかりと車を停車させないと、即不合格になってしまいます。実はアメリカではSTOP標識での一時停止は絶対的で、怠ると厳しく取り締まりを受ける事になります。赤丸の所で十分すぎる程に車を制止させる事は、あらかじめ聞いていたので私は大丈夫でした。試験の最後は縦列駐車でしたが難なくこなせて、少し怖そうな男性の試験官でしたが、なんとか合格を貰う事ができました。今でもあの時の緊張感を思い出します。