コンピュータの日

　今朝ネットで今日が「パソコンの日」という事を知りました。

　これは1979年（昭和54年）9月28日に日本電気（NEC）がパーソナルコンピュータPC-8001を発売した事に因んでいるためです。ところが調べてみると、NECがPC-8001を発表したのがその年の5月の事、そして製品の出荷は9月20日から始まったそうです。まあとりあえず日本で初めて個人が使う事ができる正式のコンピュータ（パソコン：パーソナルコンピュータ）が発売されたのが今から約40年前という事なんです。

　このPC-8001が発売される1年前の秋にNECはCompo BS/80というパソコンのプロトタイプを発売しました。このCompo BS/80については以前記事を書きました（リンク: COMPO BS/80）。しかし もしも1年後にPC-8001が発売される事をその時知っていたら、おそらく私はCompo BS/80を買う事はなかったと思います。なぜならPC-8001は当時としては大変革新的な機能を満載していたからです。そのために結果として私はとても悔しい思いをする事になりました。

　PC-8001を羨望の眼差しで見ていた青春時代、しかしそれ以後NECは次々とPC-8001シリーズの後継機を発売してゆきました。しかし私は初代のPC-8001が見た目は一番かっこいいと思っていました。そしてとうとうネットオークションでPC-8001を手に入れる事ができました。

　電源は入りますが接続コードやディスプレイがないので何の役にも立ちませんが、私にとっては昔の思い出を辿る事ができる貴重なオブジェになっています。

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