ばぁのひとり言

風そよぐ丘の上から・・・・

息抜き

2008-09-04 01:17:30 | Weblog
8月26日から休みを取っています。
水曜日は映画がレディースデーで1000円で鑑賞できるので2度も見にいきました。
夏やすみの間にと孫を連れて「崖の上のポニョ」を・・・・
可愛い魚の子のポニョが5歳の宗介と出会い人間になりたいと冒険するお話は
館内満員の子供達が息を呑んで見ていました。
さーちゃんは途中で厭きてしまって喉がかわいたのおしっこだのと困らせ
ましたがどうにか最後まで見てポニョの歌を歌っていました。

2度目の映画は昨日、病院から帰る途中に・・・・
「ラストゲーム・最後の早慶戦」です。
学徒出陣で戦争に駆り出される学生の最後の思い出として早慶戦をやらせたいと
慶応大学の小泉信三塾長と早大野球部顧問飛田穂洲が奔走する。
試合後にお互いの校歌を歌う場面はジーンときてしまいました。

ポニョは郷里、広島県福山市の鞆の浦の海がモデルになっているとか・・・
ラストゲームは私が生まれる前後の話ですが父が早稲田卒業なので
父に子供の頃から早稲田の校歌を聞かされて歌詞を覚えていた私は
映画の時代構成や背景が父と重なってしまいました。

久しぶりの映画で仕事の疲れも少し抜けたようです。

その間に珍しく本を一冊読み終えました。
「なぜ君は絶望と闘えたのか」

ソルトさんのブログ「図書館へ行こう」
でこの本を紹介されていました。
以前この事件の裁判が気になり読みたいと
思いながらまだ読んでいなかったので
早速、合間に読みました。

最愛の奥さんと可愛い赤ちゃんを犯人の
欲望から無残に殺された家族の苦悩、
そして少年法という壁に阻まれて
加害者が守られるという現在の法の
下で被害者の夫が死刑を勝ち取るまでの
壮絶な戦いの記録です。
そしてそれが出来たのは亡くなった家族への
愛です。
これから裁判員制度が始まります。
知らない人間の裁判に関わるということ、
供述の真意や人間性が正確に把握できるのか
難しい面が多々あると思います。

そんなことを考えながらの読書でした。
コメント (13)
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