コントロールドラマとは、思い込みによって現実化する人生のこと。
思い込みの根底には、「この世は思い通りにならない」という根源的なビリーフがある。
このビリーフがベースにあると、「人生をコントロールしなければならない」となる。
つまり人生を何とかしなければならないと思い込み、現実と闘い続ける事になる。
現実と闘うと、たちまち自分の期待通りの「思い通りにならない波瀾万丈な人生ストーリー」が現実化される。
これがコントロールドラマである。
人生が思い通りにならないと信じている人は、この思い込みの世界を自ら現実化しその中で生きている。
人生は自分ではどうすることもできないと思いがちだが、誰もが自分の信じて疑わない信念によって人生を現実化している。
「この世は思い通りにならない」だから思い通りにしなければならない
「無条件に幸せになってはいけない」だから何かをしなければならない
「ありのままの自分で存在してはいけない」だから何者かにならなければいけない
など、信じて疑わない信念をもとに、不自由な人生を自分に与え続けている。
コントロールドラマの人生から抜け出すには、当たり前に信じて疑わない思い込みが自分の中にある事に気づくことだ。
この気づきに至らないうちは、どんなにあの手この手で人生を変えようとしても無駄な労力に終わる。
思い通りにいかない自分の人生を変えるには、何を当たり前に信じて人生を作り上げているのかを掘り下げるしかない。
原因は全て自分の内側にある。
外側に答えを探しているうちは永遠に人生は変わることはない。
視点を外側から内側に変えることによって、人生を変える第一歩を踏み出すことになる。
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