今日はam8:32に起きた。
休日はゆっくり。
身支度を終え、洗濯を2回して家事は終了。
予定は未定だったけど、以前から行きたかったところにランチをしに行くことになった。
予定は未定からの急展開はやっぱり楽しい。
しかも、車があるのにあえてバスで行くことに。
バスの時刻を調べて、ワクワクしながら家を出る。
目的の食堂の近くでバスを降りて、歩いて向かう。
いつもの景色が違って見えて、とても新鮮な気持ちで歩く。
以前から食べたかったランチをいただいた。
なぜ今まで来なかったのか、不思議なくらいだった。
とても美味しかったし、とても幸せだった。
それから、歩いてスーパーに行ったり、お菓子屋さんに行ったり。
いつもの街が初めて訪れる街に感じた。
知らない街を旅行しているみたいだった。
SEIYUのマックで休憩して、買物をして、JRで最寄りの駅まで移動して家に帰る。
ちょっと寒かったけど、やっぱり最後まで楽しかった。
何も考えないって、こんな風に物事が自動的にその時その時に展開していって、
その中で色んなことを感じながら、その瞬間を過ごせるんだと思った。
今まで頭の中の世界で生きてたから、こんなにゆったり色んなことを感じながら過ごせたことがほとんどなかった。
常に何かをやりながら、違うことを考えていた。
人と喋っていても、常に頭の中で自分に意識が向いていて、相手の人のことを感じることが出来なかった。
常に先のことを考え、今を感じることができなかった。
失敗しないように細心の注意を払い、効率的なことを最優先に考えていた。
同じ時を過ごすにしても、これだけ感じ方や意識していることが違うと、
景色や人までも違って見えてくるし、物事の結果も大きく違ってくる。
頭の中で生きるか、その時々の「今」という瞬間を生きるのとでは、現実の展開が全く違うものとなる。
頭の中に意識がある状態で見る世界と、「今」という瞬間に意識がある状態で見る世界とでは、同じ場所にいても全く見える世界が違ってくる。
ほとんど時間を頭の中の世界で生きてきて、その中で作られた世界が当たり前だと思っていたが、それは当たり前ではなかった。
「今」という世界に気づいたら、世界が変わる。
「今」という瞬間は常に何も起きておらず平和で安心できる世界。
私はこのコインの裏表のような、もう一つの世界が存在しているなんて全く知らなかった。
頭の中の世界が全て真実だと思い込んでいた。
真逆の真実に気づけば、頭の中の世界は一瞬で消える。
同時に存在している「今」という世界に気づけば、全て認識がひっくり返る。
「気づけば消える」
ただこれだけだった。