I~これが私~

風の吹くまま,気の向くまま,ありのままの自分で。

ぞうくん

2006-03-06 00:26:08 | 
福音館書店の「こどものとも」という月刊絵本から
「ぞうくんのさんぽ」<なかのひろたか著>の3作目に当たる
「ぞうくんのおおかぜさんぽ」がでた。
はじめてぞうくんに会ったのは息子が年少の頃で,
語り口の心地よいリズムと池の中に落っこちるシーンの大胆さに
息子はすっかり夢中になり,暗記してしまったほどだ。
その後,娘もとりこになって,読まされているうちに母もとりこになった。
2年前に「あめふりさんぽ」がでたときは親子で大喜びし,
発売と同時に手に入れて,2冊並べて繰り返し読んだ。
雨でもごきげんなぞうくんと泳げないぞうくんを背中に乗せてまで
池の中を散歩するかば,わに,かめ。
結局最後にはひっくり返って,はずみでぞうくんが泳いでしまうのだけれど,
そのご機嫌な様子に,こちらまで元気づけられるようだった。
そして,今回の「おおかぜさんぽ」。
やっぱりぞうくんはごきげんで散歩に出かけ,
友達と会い,散歩に誘い,
一緒に風で転がって,最後には池に落っこちてしまうけど,
それでもみんな,ご機嫌で楽しそう。
3冊を通して,ぞうくんはどんなときでもご機嫌に過ごしていて,
なんだか,小さいことでくよくよ悩んでいるのがつまらなくなるくらい。
疲れた気持ちが楽になった。
これからも「そうくん」はごきげんで,
どんなときでも「さんぽ」に出かけて欲しいと思う。


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