OS遍歴

大学ではオフコン、汎用系、およびDOSでした。あくまで利用者として。
新入社員でも、DOS上で表計算や文書を作成していました。あくまで利用者として。それが・・・
転職し、汎用系の導入支援、UNIX上でのシステム開発を経て、Windows3.1を使ったクライアントサーバーシステムの開発が仕事になりました。

DOSの制約を受けるWin3.1では、かなり苦労しました。
うっすらとしか覚えていませんが、config.sysとautoexec.batの中身をあれこれ変えて、メモリの使い方を工夫しました。
造り込んだシステムではWin3.1が原因でダウンしたり、印刷が変になったりでお客様からクレーム受けました。

その後、システム開発で関わったパソコンOSは、Win95→WinXPまで。
以降は管理部門で利用者もしくは社内環境整備でWindows7が最後となりました。

途中、win98、ME、Vista,８などは使いませんでした。

i-modeやスマホOSには一切関わってこなかったので、まったくわかりません。
なので、パソコンにしがみついています。

自宅では愛用機のWin7サポートが切れ、世の中はWin10、そして11
しかたなくWin10のPCを１台買いましたが、いまだに慣れず、気持ち悪いです。
それではイカンと今回Win11を買って、メインPCとして使えるようになりたいと思いました。

もちろん、中古PCです。＾＾

買ったのは、７年前の富士通のノートパソコン。スペックは第７世代のインテルcore-i3、RAM８GB、512GBのSSD
画面は15.6インチ。Win11搭載でセキュリティソフトとoffice互換ソフトがついて、送料無料で税込２３千円くらい。
CPUの世代が違うとはいえ、新品買えば今でも１０万円前後はするスペックと思います。
Win10機に11が搭載され、初心者向けとのことですが、どの程度のパフォーマスか楽しみで。

で、送られてきたのが、これまで経験したことがないほどのパソコン簡易包装。



高さが７５ｍｍしかないダンボール箱で。パソコンはプチプチシートを１重でくるんだだけ。
スキマを緩衝材で埋めることもなく、到着時は中身がゴロゴロしていて、パソコンが届いたと思いもしませんでした。

嫌な予感がしながら開けてみると、思ったよりも綺麗なパソコンが出てきました。



シールを剥がしたような跡もなく、キーボードも交換したようで使用感はありませんでした。

「なかなかいいじゃん」

でも、電源を投入したらOSが起動しません。嫌な予感、的中です。TT
エラーメッセージをみると、どうやらSSDのケーブルが外れているような気がしました。
ネットで同機のHDD換装方法を調べると、キーボード側から行うようで、普通のノートよりかなり面倒だそうです。
しかも、推測が当たっていなかったら、無駄な作業になります。
念のため、BIOSを確認したら、CPUやRAMは仕様とおりでしたが、SSDが256GBを装着しているようです。

「なんだ、512GBが乗ってないじゃん」

仕様とおりでないから修理して動いたとしても、そのまま使う気になれるか疑問です。
無料返品が可能で全額戻ってくるので、返品手続きすることにしました。

梱包をケチるからこんなことになるんだと思いました。
いつもは無駄に丁寧な梱包してくる会社なのに、すごく意外でした。
箱にいつものキモイ笑顔がなかったので、業務フローが一般品と異なるんでしょうね。

Win11計画、失敗しましたが、これに懲りずにまた中古パソコンを探すことにします。