トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

破産

2022-11-30 07:12:23 | 社会
当地で有数の不動産賃貸業者が破産したニュースが出て、社長の名前に見覚えがありました。

どうやら、同級生が父親から引き継いで、社長になっていたようです。

彼とは、剣道の授業で何度か対戦しました。
上背は私が勝るので、私は面、彼は私の胴を狙ってきます。
彼の胴狙いの竹刀は、通常の左から右への太刀筋ではなく、野球スィングと同じ右から左へ強烈な一打が放たれます。
ちゃんと胴に当たればいいのですが、そこは素人ですから肘やら太もも、脇に当たったりして、ミミズ腫れになりました。
なので、彼とは極力対戦したくない。それは剣道を選択した全同級生の総意といっても過言ではありません。^^

今回、同窓会名簿で確認したところ、やはり勤め先は報道された会社名となっていました。
そして驚いたのが、最終学歴。米国の超エリート校を卒業していました。
そんな彼が親から事業を引き継いで、さらに業態を拡大させていったようです。

そんな最中に起こってしまったのが、リーマンショック。

実行中の案件が頓挫してしまったようで、多額の負債が残ったのでしょう。
計画の中には、留学中にできた人脈を活用したビジネスモデルと思わせるものも含まれていた感じです。
保有資産を簿価以下で処分し、資金繰りを改善しようとしたようですが、コロナ禍で業績がさらに悪化したのかも知れません。
今年になって、資産の一部が競売準備のため差し押さえされ始めていたようです。

卒業以来、会ったことはありません。
この歳で一から出直すのは相当に厳しいでしょうけど、彼のことだから持ち前のパワーで頑張ることでしょう。
陰ながら応援します。

2 コメント

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Unknown (kumiko)
2022-12-01 20:49:02
自営業者は羽振りのいいときはよいけれど、破産となると一人責任を負うことにもなり大変ですよね。
私の知人も旅館経営で若いころから外車に乗り小金持ちでした。しかしいつまでも栄華は続かずいつしかかたたむことに。「この年でやり直しか」と思ったものの、何とか元気にやっているようです。その方にも頑張ってもらいたいですね。
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kumikoさんへ (とほ)
2022-12-02 06:40:31
>自営業者は羽振りのいいときはよいけれど
リーマンショック前で「いけいけ」の経営したんだろうと思います。
理系なんで、論理的に攻めたんでしょうけど、リーマンショックみたいな生涯で1度あるかないかの大波に飲まれてしまった感じがします。

>破産となると一人責任を負うことにもなり大変

高校時代とは住所が変わっていました。
責任範囲はわかりませんが、たぶん戸建ての豪邸を手放すことになるんでしょうね。

>私の知人も旅館経営で若いころから外車に乗り小金持ちでした。

お金があると大衆車はパスするんでしょうね。
どうせ税金を払うなら、経費となる車は高級車を選ぶのだろうと。
確かに、しょぼい車に乗っていると「経営、厳しいのかな?」と思われるので、信用の観点から高級車に乗るという考え方もわかりますが。
経費とはいえ、手元のお金は確実に減るから、無駄に高いものは買ってはいけないと思います。
自分はお金ないから、無縁ですけど。^^

>しかしいつまでも栄華は続かずいつしかかたたむことに。
経営者は、後継者がいなければ、どんなに頑張っても、悩ましいと思います。
その方がどうだったたかわかりませんが。

>何とか元気にやっているようです。
よかったですね。
同級生も元気だして欲しいです。
競売で事業継続を計画する会社が買うのかな。
「再建」でなく「清算」厳しいです。
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