不法投棄

実家の敷地の前の道は通学路ではあるものの、通学時間帯を除けば人通りはほとんどありません。

マナーの悪い人間が缶コーヒーの空き缶やペットボトルを敷地に放り投げていたりします。

気がついたら拾い集め、ゴミの日に一緒に出しているのですが・・・・

まれにビニール袋にゴミを入れたものが放り込まれていることがあります。

その場合は、ビニール袋からゴミを取り出し分別しないといけないから、さらに面倒で腹が立ちます。



一度、家電が放棄され頭を抱えましたが、しばらくすると忽然と消えました。

まさに、捨てる○ありゃ拾う○あり、です。

神でもなんでもなく、単なる不届者なんですが。



先日は、紙袋が捨てられていました。

またかと憤りながら中身を確認してみると・・・・

小学生の夏休みの宿題とおぼしき工作物が入っていました。

夏休み明けに提出し、教室の後ろに展示してあったものが、父兄参観も終わり、持ち帰るように言われたのでしょう。

よくみると、小学生にしてはかなりの力作。

思いっきり、親が加勢したものと思われます。

先生もみえみえだったろうと、思わずニヤリとしました。

ただし、子供にとっては宿題さえ終われば、何の価値もない無用の長物。

自分で作っていないから愛着もなく、家まで持って帰ることすら億劫になり、捨てていったのでしょう。

このままではロクな大人になりません。町内の行く末を案じざるを得ませんでした。


しかし、その工作物にはなんと・・・・サンヨーエネループの電池が使われていたのでありました。

みるからに新品同様です。まだ１５００回の充放電に耐えられることでしょう。

ソーラーパネルの充電電池に使っても、４年は持つ計算です。

親は何度もデモンストレーションできるようにわざわざ充電電池を使ったのに、子供はその価値を知らず動かなくなった宿題を捨てたのでしょう。

買えば１０００円近くはするはずです。

ま、こんな不法投棄もたまにはいいかな　ヾーーォィォィ