不整脈

心臓について最初に医者から指摘されたのは、大学に進学するために上京する直前だったような気がします。

医者は「体が大きいし、ちょっとスポーツ心臓の気があるね」と言いました。

特に今どーのこーのとなるわけではないとのことで、気にしませんでした。
逆に、確かにスポーツをかなりハードにやっていたので、勲章のように思ったものです。
その後も、オレの心臓はスポーツタイプだ・・・くらいにしか考えていませんでした。


次に登場したのは、入社数年目の節目となる年齢でのドック検診のときでした。

心電図に軽度所見ありと書かれ、さらにセンサーを増やしたり、運動負荷をかけた状態で心電図をとられたりしました。
結局、そこでも「今は問題ない」とのことでした。

それからは、毎年の健康診断時には心電図を測定され、それは会社を変わっても同じ事になりました。

心臓は健康診断のときにだけ少し意識する程度で、何事もなく１０年の月日が経ちました。

それが、ある年にインドネシアに短期駐在の依頼がきた時に、不整脈が始まりました。

どんな不整脈かというと、脈のドクンって音を「|」で表すとすると

|__|__|__|____|__|__|__| という感じで、左の図で５拍目が遅れるんです。心臓が脈を打ってくれない。

で、１テンポ遅れて、５拍目が通常より大きい「ドックン」って感じできます。

２４時間装着して測る心電図で調査してもらいました。

結果は、精神的ストレスによるものと診断され、この不整脈は１日に１万回起きても問題ないと言われました。

１万回といわれても・・・心拍６０回／分とすると、１時間に３６００拍、計算しやすいように３時間で１万拍とすると
２４時間で８万拍。つまり８回に１回起こっても問題ないというわけです。

気になるときは、８回に１回以上の頻度で発生していましたから、１日に１万回起きても大丈夫って意外と大丈夫な例えになってないなぁと思いました。

ところが、今回発生している不整脈は、前回と異なります。

|__|__|_|___|__|__|_|___| という感じで、４拍目が早すぎるんです。拍子でいえば、ドクンドクンドクテン・・ドクンドクンドクテン・・

これが、綺麗に４拍に１回起こることが多い。特に夜、夕食後が著しい。

朝も続いていますが、日中は４拍が８拍ぐらいになります。それでも、上の計算でいえば、１日２万回近く起こっている可能性があります。

精神的なストレスがここ数年内で一番高まっているのは間違いないですが、医者に行って大丈夫か早く確認したい今日この頃です。