トホホなおやじのから元気

母介護のため退職するも
家内の反対で地元に再就職
でも介護に会社の理解は得られず、
2016年介護離職した65歳

老犬

2015-12-05 04:15:21 | わんこ
実家の老犬は推定15歳くらい。屋外犬です。

先日廃業された獣医師から幼犬時にいただいたと思われる、黒の雑種です。

小型を1、中型を3、大型を5で表現すると、大きさは4.4くらいで手などはかなりの大きさです。

力が強く、母は引き摺られるので、リードが切れても家の敷地から飛び出していかないように
安価なフェンスでドッグランみたいに囲っています。

しかし、大型犬の宿命か、昨年ごろから足腰が弱り、後ろ足がフラフラになりました。

その上、目がかなり見えなくなるとともに、耳もほとんど聞こえていません。

フェンスから飛び出す恐れもなくなりましたのでリードを外し、狭いながらも毎日ドッグラン状態です。

番犬としての役割は終了しましたが、知らない人には放し飼いの犬がウロウロしているように見えるので
不審者侵入抑止効果は今でもありそうな気がします。

リードをしなくなると、これまで寝ていた犬小屋には寝なくなりました。

円形のフェンスのほぼ中央に犬小屋があるのですが、入口の前や、大きな草の横など、気ままに寝床を変えるようになりました。

寒くなれば犬小屋で寝るだろうと思い、夏の間は好きにさせていたのですが、11月になっても草の横で寝ていました。

異常に暖かい11月のせいかもと思いましたが、先日は氷雨の中をいつもの草の横で濡れながら寝ていました。

これはさすがに変だ、小屋で寝ることを忘れてしまっているのかも知れないと思いました。
あるいは、小屋では寝たくない何らかの理由が発生したのかも。

これまでの犬小屋は固定されていて、無理に動かせば動かないわけではないけれど、動かしてもそこで寝る保証はありません。

だったら、これまでの小屋はそのままに、新たな犬小屋を作り、いつも寝る草のところに置いてみることにしました。



新しい犬小屋は何一つ買うことなく、実家にある廃材、余材で作ることが出来ました。
今年役目を終えたコタツ毛布を取っておいたので、4分の1に切って床に敷きました。
だから、捨てられなくなっちゃうんだよなぁ(苦笑)。

目が見えないからコタツ毛布を食い物と思って噛んでいましたが、食べ物でないことに気づきやめました。
どうやら、鼻も効かないようです。

その後、降り出した雨の中、新しい犬小屋で寝ていることを確認できて、ホッとしました。

腰のふらつきも、食事に骨や市販ドッグフードを大目にしたら改善し、弱弱しいもののふらつきは止まりました。

寝ていることが多くなりましたが、良い余生がおくれるように願っています。

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