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TOITAの「航空無線通信士受験塾」第35期無線工学第5章FM送受信機 (3)FM受信機の構成その1

2024年12月01日 | 「工学」見本記事

           第5章FM送受信機
            (3)FM受信機の構成その1

前回、FM 波の復調方法ご説明しましたので、いよい
よFM受信機の構成を 今回と次回の 2回に分けてお話
を致します。
今回からお話をしますFM受信機の構成は お話を簡単
にする為に現在主流となっていますダブル・スーパー
・ヘテロダインでは、なくシングル・スーパー・ヘテ
ロダインでお話をします。
お話の内容は、 AM (DSB) 受信機と基本的な部分は、
同じですが FM受信機特有の回路が有ある事と特性が
一部違いますのでその違いが学習のポイントになりま
す。


  

この後の説明で太字の部分は、FM  特有の物。そして
青字は、DSBの物とは、特性だけが違う物です。その
他は、 DSB 受信機の復習にご活用下さい。

1.高周波増幅器
  空中線で捉えた微弱な電波 (空中線の長さにより受
  信出来るおおよその周波数が決まります。)の内 目
    的の周波数とその前後の周波数を増幅する回路です
 。
    
2.局部発振器
  高周波増幅器で増幅した目的の周波数の電波を中間
    周波数に変換する為に使われます。
  目的の周波数より中間周波数だけ高い周波数又は、
    中間周波数だけ低い周波数を発振します。

3.周波数混合器
  受信を希望する周波数を fとします。 局部発振器
   で発振する周波数を f1 とします。そして中間周波数
   を IFしますと

    IF1 = f1 - f0 

  小学校の理科で周波数の近い 2つの音さを同時に鳴
    らしますと音が大きくなったり小さくなったりを繰
    り返していた事を経験されたと思います。
  これをビートと呼びます。
  このときの音の大きさの変化をビート周波数と言い
    ます。ビート周波数は、二つの音叉の周波数
    す。

  中波周波数をビートとして作り出すのが 周波数混合
    器です。

送信機と受信機では  搬送波の周波数を変える方法の違
いが重要ですので、ここで整理しておきましょう。
 

続きは、11 月の「法規」と「工学」のぺージで お読み
下さい。



    「航空無線通信士受験塾」からの
         お知らせ


今年の夏は、 エルニーニョの影響でことの他 暑い夏
でした。 エルニーニョの影響で、 今年は、より寒い
冬となります。 近頃、 急に気温が下がってきました
が冬を迎えますと、受験日は、直ぐにやって来ます。
皆様にとって、航空無線通信士の免許が本当に必要な
資格なのか、そろそろ、考えてみませんか?

当講座は、会員制です。
記事の全文 読んで頂く事を始め、  質問をして頂いた
り受験の相談をさせて頂く方を限定する為、会員制と
しています。
限定する理由は、受講される方の学習の進み具合を把
握する為です。

参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事柄を
選び  その分からない事柄が ご自分にとって分かりや
すい説明で書かれているかを見極める事です。
学生の中には、講師の品定めか、「先生、これ、どう
言う意味ですか?」と聞いてくる者がいます。
この場合の学生の意図は、この講師は、自分の疑問を
理解させてくれる人が見極めるのが目的です。
講座選びも同じです。
分かりやすいか・分かりにくいか、記事の見本でご確
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夏休みにお話をしました通り、独学は、難しく試験
迄の時間は、それ程永くありません
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