第35期受験直前講座
(2)クーロンの法則
今回は、クーロンの法則についての復習と電界
を含めた演習問題の出題を行います。
通常の参考書では、どの様な訳かクーロンの法
則を説明した後に電界の話をするので学習する
方の頭の中は、グチャグチャになってしまいま
す。例えて言いますと法律を勉強する方に民法
の説明をした後に憲法の説明をする様なもので
す。私は、法律家では、ありませんが、電波法
を教える場合、電波法の根幹である電波法の総
則から教えます。何故なら、電波法がどの様な
ものかが書かれているからです。まずは、全体
像のイメージを作ってから細部の説明をするの
が常道だと思います。
静電気に関する現象は、全て「電界」の中で起
こっている事象なのです。
「クーロンの法則」は、「電界」中にもう 1つ
の電荷を持ってきたらどうなるかと言う法則で
す。皆様は、前回、電界の復習をしましたので
すんなり、クーロンの法則の復習が出来る事と
思います.。
2.「静電気に関するクーロンの法則」の復習
上の図では、分かりませんが、誘電率が ε の
誘電体の中にQ1が作る電界 があります。
誘電体は 木や空気やその他電気を通さない物
質であれば何でもかまいません。勿論 、真空
でもか まいません。 (但し 金属の様な導電体
の中では 誘電率:ε = 無限大の様なものです
ので電界:E = 0 [V/m] です。)
電荷が単独で存在する時は 何も起こりません
が電荷が複数個ありますとお互いの間に 力:
F [N] が働きます。その時発生する力は、 そ
の大きさと方向で表現する事が出来ます。
力の方向 電荷が ”+”と ”-”の様に異なる時
は、引き合う方向
電荷が”+”と”+”または ”-”と”-
”の様に同じ時は、反発する方向
力の大きさ:F[N]
F [N] = Q1・Q2/(4πε r^2) (2)
(2)式は、Q1とQ2の文字には、+/- を含ん
でいますので、実は、力の 大きさと 方向を 含
んでいます。
よって、(2)式は、 クーロンの法則を 全て物語
っている事になります。
続きは、1 月 の「法規」と「工学」のページで お読
み下さい。
「航空無線通信士受験塾」からの
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参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事柄を
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