第35期受験直前講座
(5)LCR並列共振回路
前回は、Rに L 又は、RにCを 直列に接続している場
合を考えてみましが、今回は、R にC と L が 並列に
接続されている場合を考えてみます。
[直列回路と並列回路の要点]
1.直列回路
直列回路では、RとLとCが直列に接続されていますの
で、流れる電流:I は、R でもLでもCでも同じです。
よって、グラフでは、基準の横軸に I を描きます。
直列回路では、個々の両端電圧で考えます。
抵抗では、電圧と電流の位相差がありませんので抵抗
の両端電圧:RI も横軸上にあります。
インダクタンス:L の両端電圧は、電流に対して90°
(π/2[rad]) 進んで いますので縦軸の上側に: jωLI
がきます。
そしてキャパシタンス:C の両端電圧は、 電流に対
して 90°(π/2[rad]) 遅れていますので両端電圧
j{1/(ωC)}・I が縦軸の下に来ます。
下の図は、jωLI (絶対値) > j(1/ωC)I (絶対値)とし
た図です。
共振状態では、 jωLI (絶対値) = j (1/ωC)I (絶対値
) となりますのでRI だけのグラフになります。
(共振の条件は、重要です。)
2.並列回路
並列回路では、 RとLとC に同じ電圧が掛かっていま
す。よって並列回路では、個々の電流で考えます。
注・・・図番が以前に描いたものを使用していますので順番が前
回の記事と連続では、ありません。
続きは、1月の「法規」と「工学」のページでお読み
下さい。
「航空無線通信士受験塾」からの
お知らせ
今年の夏は、 エルニーニョの影響でことの他 暑い夏
でした。 エルニーニョの影響で、 今年は、より寒い
冬となります。 近頃、 急に気温が下がってきました
が冬を迎えますと、受験日は、直ぐにやって来ます。
皆様にとって、 航空無線通信士の免許が 本当に必要
な資格なのか、そろそろ、考えてみませんか?
当講座は、会員制です。
記事の全文 読んで頂く事を始め、 質問をして頂いた
り受験の相談をさせて頂く方を限定する為、会員制と
しています。
限定する理由は、受講される方の学習の進み具合を把
握する為です。
参考書を選ぶ極意は、今、ご自分が分からない事柄を
選び その分からない事柄が ご自分にとって分かりや
すい説明で書かれているかを見極める事です。
学生の中には、講師の品定めか、「先生、これ、どう
言う意味ですか?」と聞いてくる者がいます。
この場合の学生の意図は、この講師は、自分の疑問を
理解させてくれる人が見極めるのが目的です。
講座選びも同じです。
分かりやすいか・分かりにくいか、記事の見本でご確
認下さい。
夏休みにお話をしました通り、独学は、難しく、試験
迄の時間は、それ程永くありません。
お早目の入塾をご検討下さい。
入会希望の方は「入会案内書希望」と書いて、以下の
メール・アドレスへお送り下さい。
直ぐに「入会案内書」をお送りします。
なお、メールには、お名前の記載は、 必要ありません
。
また、コメント欄からのお申し込みも 受け付けていま
す。
コメント内容は、ブログ訪問者の方には、 見られない
様になっていますが、 お名前の記載は、避けて下さい
。
なお、入会案内書の 送付先のメール・アドレスは、必
ずお書き下さい。
入会に関するご質問もお受けしています。 勿論、受験
生の ご両親様からのご質問やご相談も受け付けていま
す。
TOITAの「航空無線通信士受験塾」 メール・アドレス
:
toita-aero@awa.bbiq.jp
お知らせ
toita-aero@har.bbiq.jpは、2024年7月12日より不具
合により使用を停止致しました。 ご迷惑をお掛けいた
しますが、宜しくお願い致します。
応援して頂ける方は、下のバナーを クリック して下さ
い。