新・秘密基地

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「ウルトラマン夕陽に死す」の絶望感は異常

2014-08-15 22:56:15 | 雑記
ここ最近、ウルトラマンがマイブームとなっております。

基本的にウルトラシリーズでは昭和・平成含めて嫌いな作品はないですね。
その中でも取り分け気に入っているのがウルトラセブンと帰ってきたウルトラマンです。
今回はその帰ってきたウルトラマンの話ですね。

帰ってきたウルトラマンは、ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンに続く4作目の作品ですが、年数を置いて作られたので第2期ウルトラシリーズと区分けされてますね。
ストーリーもどこか科学の発展とか超兵器が出てきて近未来的な雰囲気が漂っていたマンやセブンと違って、現代視点に置き換えられており、怪獣がメインだった1期に対して主人公の人間ドラマが強調されております。
帰ってきたウルトラマンの世界では異常気象や地震の頻発によって怪獣が目を覚まして暴れだし、それに対抗するためにMAT(Monster Attack Team)が結成されたということになっています。


郷秀樹
ご存知、本作の主人公ですね。元はレーサーを目指す好青年だったのですが、第1話にて怪獣が暴れた際に、取り残された犬を助けに向かい、瓦礫の下敷きになって命を落としてしまいます。


その勇気ある行動に心を打たれたウルトラマンが郷に憑依することで生き返るわけです。

帰ってきたウルトラマンの他のウルトラマンとは違う設定の一つに道具を使わずに変身するというのがあります。
僕はこの道具なしで変身できるというのがすごく好きだったんですよね。
最初の頃はギリギリまで郷自身が頑張らないとウルトラマンが変身を許してくれなかったんですけどw
途中からは割りと自分の意志で変身できちゃったりしましたね。

この作品はとにかく色々ありますね。
数年ぶりに復活したウルトラヒーローなのに第4話でいきなり負けちゃったり、ベムスターに負けて太陽に救いを求めて飛んでいったら太陽の引力に引き込まれそうになってウルトラセブンに助けてもらって、万能武器のブレスレットをもらったり、途中でMATの隊長も代わりますしね…
まあ、それらのことなんてこれから話すことに比べれば些細なものですけど。

帰ってきたウルトラマンは第37話という3クール目の終わりにとんでもない事件が起こります。
ウルトラマン抹殺のためにナックル星人がとんでもない作戦を実行するのです。
ウルトラマンの中身である郷の精神面からダメージを与えるということでこいつら郷の恋人である坂田アキちゃんを狙うんですよ!!


郷の兄貴分でもあり、アキの兄でもある坂田健
ナックル星人に拉致された妹のアキを助けるべく、ナックル星人の運転する車の前に立ちはだかるが、はねられて死亡…


郷の恋人のアキちゃん
彼女はナックル星人によって車へと押し込まれた後、車から上半身だけ外に出されてアスファルトで引きずられて惨殺というヒロインとは思えぬ最期を遂げます。
このシーンは結構トラウマでしたね…


復讐に燃えるウルトラマンですが、ナックル星人が鍛えた用心棒怪獣ブラックキングの前にはスペシウム光線も通じない


頼みの綱のブレスレットによる攻撃も跳ね返される…


ブラックキングだけでも手強いのに、頃合いを見て参加してきたナックル星人と1対2の展開でフルボッコ


そして宇宙船で連行…

主人公劣勢とか死亡はまああるだろうけど、ヒロインと兄貴分まで死亡するとか子供番組でここまで絶望させる展開ってあるのだろうか?
容赦ないですわ本当に:(;゙゚'ω゚'):



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4 コメント

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Unknown (アスラ・Zos)
2014-08-16 00:33:16
ウルトラマンは観ていたはずなのに、そんなシーンがあるとは!記憶にありませんでした(泣)。昔のヒーロー物でも凄いエピソードがありますよね!
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Unknown (仮面ブロガー)
2014-08-16 02:36:27
自分もウルトラシリーズはどの作品もそれぞれ良さがあって好きです(^^)

確かにマンやセブンは近未来的な描写がありましたが、新マンは工業地帯や下町の風景など時代設定が1971年当時のように感じますね。
しかもザザーンは公害の影響で出現した怪獣でしたしf^_^;

初期のツインテール、グドン編やシーゴラス、シーモンス編は特撮も迫力満点で大好きです。
あと「許されざる命」や「怪獣使いと少年」など切ない名エピソードもありましたね。

坂田兄弟轢き逃げと、レオのシルバーブルーメの回は自分にとってかなりのトラウマです(;^_^A
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Unknown (美紅)
2014-08-16 20:22:48
用心棒怪獣ブラックキングww
漢字の部分とカタカナの部分のギャップがwww
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Unknown (直家)
2014-08-16 21:51:34
>アスラさん
このお話は前後編でして、前編の惨劇に対し、後編で初代ウルトラマンとセブンが救出に来るというところが上手く物語を盛り上げています。
帰ってきたウルトラマンは今でも語り継がれる問題作「怪獣使いと少年」もありますし、なかなか侮れないですよ~


>仮面ブロガーさん
どれも作品に特色があって面白いですよね。
特に宇宙の未知の星へ向かう話とか多かったですよねマンとセブンは。
イデ隊員とかアマギ隊員の発明とかもとんでも科学的なものがあったりして。
怪獣が身近で暴れているように見える演出や、海なんかが荒れ狂うような映像は迫力ありますよね。
11月の傑作群とか色々と現在でも評価の高い話も多いですね。
自分はレオだとツルク星人の回でトオルくん兄妹のお父さんが斬殺されるシーンがトラウマでした。


>美紅さん
ブラックキングは有名な髑髏怪獣レッドキングという怪獣の兄弟という設定がありまして、ナックル星人に連れ去られて改造&特訓を受けたために用心棒怪獣なんて異名がついたんですよね。
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