2月24日(月)
横尾忠則の「病の神様」(横尾忠則 文春文庫)を読み終わる。
10年周期で事故に遭う話に始まって、むちうち、不眠、過呼吸、喘息、発熱、飛蚊症、帯状疱疹など、タイトル通り病気にちなんだエッセイ集。
何がいいって横尾忠則のものの考え方が大好きです。
病気をきっかけに、不調の原因はあれで、その病気が結果的にこんないいことに結びついた!みたいな考え方をするところがいいです。
自分を導いてくれるなにかに対する信頼がハンパない。
こういう人にはいい人生が与えられるにきまってます。
あと、一度信頼した医者や鍼灸師には驚くほど素直で、看護婦さんが大好きで、とにかくチャーミング。
よく「体の声をきく」とか言うけど、本当に心底素直に体の声に耳を澄ますってなかなか難しい。
それを本能なのか何なのか、やってくれる横尾忠則なんです。
こういうのを読んでいると、人が年をとると病気の話ばかりするのは、案外楽しいからなんじゃないかと思えてきます。
お前も俺もみんな結局老いて病気になって死ぬんだ、わはは、みたいな。
(考えてみれば「病気以外の死」は本人も周りもつらいですから。)
横尾忠則の「病の神様」(横尾忠則 文春文庫)を読み終わる。
10年周期で事故に遭う話に始まって、むちうち、不眠、過呼吸、喘息、発熱、飛蚊症、帯状疱疹など、タイトル通り病気にちなんだエッセイ集。
何がいいって横尾忠則のものの考え方が大好きです。
病気をきっかけに、不調の原因はあれで、その病気が結果的にこんないいことに結びついた!みたいな考え方をするところがいいです。
自分を導いてくれるなにかに対する信頼がハンパない。
こういう人にはいい人生が与えられるにきまってます。
あと、一度信頼した医者や鍼灸師には驚くほど素直で、看護婦さんが大好きで、とにかくチャーミング。
よく「体の声をきく」とか言うけど、本当に心底素直に体の声に耳を澄ますってなかなか難しい。
それを本能なのか何なのか、やってくれる横尾忠則なんです。
こういうのを読んでいると、人が年をとると病気の話ばかりするのは、案外楽しいからなんじゃないかと思えてきます。
お前も俺もみんな結局老いて病気になって死ぬんだ、わはは、みたいな。
(考えてみれば「病気以外の死」は本人も周りもつらいですから。)