《3/30読了 読売新聞社 1992年刊 【日本のエッセイ】 よしだ・ともこ(1934~)》
この生活臭に満ちた日常話や戦中戦後の思い出話を読むにつけ、その小説世界とのすごいギャップを感じます。
大勢の客を家に入れ、手料理をふるまうタフなおばちゃんと、ちょっと気難しい文学者の二重人格みたい。
でもこの二者は地続きなんですよね。そこがすごい。
読みながらふと冨士真奈美を思い出しました。
バラエティ番組の自由な姿(クイズの途中でアルファベットチョコを食べてた)と、冴えた俳句との落差。
女の人のこういう多面性って、頼もしくて好ましい。
本当に半径10メートルの身近な話題、自身について書かれたものが多いので、先月のトークイベントの前に読んどけばよかったなあ。
/「客の多い家」吉田知子
この生活臭に満ちた日常話や戦中戦後の思い出話を読むにつけ、その小説世界とのすごいギャップを感じます。
大勢の客を家に入れ、手料理をふるまうタフなおばちゃんと、ちょっと気難しい文学者の二重人格みたい。
でもこの二者は地続きなんですよね。そこがすごい。
読みながらふと冨士真奈美を思い出しました。
バラエティ番組の自由な姿(クイズの途中でアルファベットチョコを食べてた)と、冴えた俳句との落差。
女の人のこういう多面性って、頼もしくて好ましい。
本当に半径10メートルの身近な話題、自身について書かれたものが多いので、先月のトークイベントの前に読んどけばよかったなあ。
/「客の多い家」吉田知子