《3/5読了 大泉実成/編 幻冬舎文庫 2010年刊(「本日の水木サン 思わず心がゆるむ名言366日」(2005年草思社刊)を改題・文庫化) 【名言集 水木しげる】 みずき・しげる(1922~) おおいずみ・みつなり(1961~)》
「しないではいられないことをし続ける(5月16日)」
「人間は寝ることによってかなりの病が治る。
私は“睡眠力”によって傷とか病気をひそかに治し、今日まで“無病”である。
私は“睡眠力”は“幸福力”ではないか、と思っている(3月11日)」
(メキシコのレストランでイセエビの甲羅を粉砕しながら一気食いして)
「大泉 しかし先生、一言もしゃべりませんでしたね。
水木 全神経を集中してるんです。犬と同じです(11月4日)」
毎日1ページずつ読むつもりで買ったんだけど、がまんできず。
これからは、おみくじみたいに無作為にぱっと開いたページをご神託として受け止めたいです。
でも、それが(3日間の便秘のあと)「カメラみたいに大きなやつが出ましたよ!(7月13日)」だったらどう解釈したらいいでしょう。
やっぱり快食・快眠・快便が基本だ!ということ?
水木さんが名言マシーンであることは言うまでもない事実ですが、
今回改めて名言集を読んで感じたのは、
一見すると矛盾しているようないくつかの名言、それがまったく平気で矛盾したままあるというすごさです。
今は、とにかく一貫性があって合理的で論理的破綻がないものが立派みたいにいうけど、そうでもないんだと。
矛盾を矛盾のままにしておける力、わからないことをわからないまま不思議がり、驚き、無理に理解しようとしないでいられる力、それこそがしぶとく生きる力なんだと。
わたしも水木さんみたいなおじいさんになりたいです。
/「水木サンの迷言366日」水木しげる
「しないではいられないことをし続ける(5月16日)」
「人間は寝ることによってかなりの病が治る。
私は“睡眠力”によって傷とか病気をひそかに治し、今日まで“無病”である。
私は“睡眠力”は“幸福力”ではないか、と思っている(3月11日)」
(メキシコのレストランでイセエビの甲羅を粉砕しながら一気食いして)
「大泉 しかし先生、一言もしゃべりませんでしたね。
水木 全神経を集中してるんです。犬と同じです(11月4日)」
毎日1ページずつ読むつもりで買ったんだけど、がまんできず。
これからは、おみくじみたいに無作為にぱっと開いたページをご神託として受け止めたいです。
でも、それが(3日間の便秘のあと)「カメラみたいに大きなやつが出ましたよ!(7月13日)」だったらどう解釈したらいいでしょう。
やっぱり快食・快眠・快便が基本だ!ということ?
水木さんが名言マシーンであることは言うまでもない事実ですが、
今回改めて名言集を読んで感じたのは、
一見すると矛盾しているようないくつかの名言、それがまったく平気で矛盾したままあるというすごさです。
今は、とにかく一貫性があって合理的で論理的破綻がないものが立派みたいにいうけど、そうでもないんだと。
矛盾を矛盾のままにしておける力、わからないことをわからないまま不思議がり、驚き、無理に理解しようとしないでいられる力、それこそがしぶとく生きる力なんだと。
わたしも水木さんみたいなおじいさんになりたいです。
/「水木サンの迷言366日」水木しげる