快読日記

日々の読書記録

読書中『飢え』群ようこ

2016年03月02日 | ノンフィクション・社会・事件・評伝
3月1日(火)

自分を守るために他人を警戒して関わりを避ける筆者は、林芙美子とは正反対。
わたしもそう人なつこいわけではないし冒険は好まないタイプなので、群ようこが林芙美子に感じることにかなり共感できる。

今日、ニュースで福士加代子を見ていて、林芙美子ってこういうタイプかな?と思った。
全然見当違いだったらすみません。


普通の評伝って“対象人物-読者”という1対1の向かい合いだけど、これは“対象人物(林芙美子)-筆者(群ようこ)-読者”という三つ巴になるので、なんというか本に“広さ”を感じるなあ~、とか考えながら就寝。
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