《5/15読了 マガジンハウス 1992年刊 【日本の小説 掌編小説集】 きしだ・きょうこ》
収められた掌編は23編。
ほとんどが恋愛をモチーフにしていて、
長さは原稿用紙2、3枚という軽さ。
でも押しつけがましさが全くないのがいい。
このキレのよさや無駄のなさは、
岸田今日子が俳人でもあることと無関係ではなさそうです。
しっかり濃いめでコクがあって、
でも飲んだ後はスッキリして嫌なエグみや苦みが残らない、
まさに名人が淹れるコーヒーみたいな作品集でした。
各編にひとつずつ、その話に登場するものの写真がついているのもおもしろい作りです。
先にこれらの“モノ”があって、そこからイメージして作品ができてるような気がします。
今、気になっているのは、
この本前に読んだことがあったようななかったような…ということなんですが、
まあいいか。
/「時の記憶」岸田今日子
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収められた掌編は23編。
ほとんどが恋愛をモチーフにしていて、
長さは原稿用紙2、3枚という軽さ。
でも押しつけがましさが全くないのがいい。
このキレのよさや無駄のなさは、
岸田今日子が俳人でもあることと無関係ではなさそうです。
しっかり濃いめでコクがあって、
でも飲んだ後はスッキリして嫌なエグみや苦みが残らない、
まさに名人が淹れるコーヒーみたいな作品集でした。
各編にひとつずつ、その話に登場するものの写真がついているのもおもしろい作りです。
先にこれらの“モノ”があって、そこからイメージして作品ができてるような気がします。
今、気になっているのは、
この本前に読んだことがあったようななかったような…ということなんですが、
まあいいか。
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