快読日記

日々の読書記録

UNEZZ CARNIVAL2014

2014年10月10日 | 日記

撮影タイムのひとこま。
司会は、怪談作家の木原浩勝氏。

10月4日、武蔵野公会堂、楳図カーニバルに行ってきました。
一度行ってみたかったの(*´艸`*)
今回は、初監督作品「マザー」に関するトークがあるので、午前中に新宿で映画を鑑賞して、準備万端。

第一部は「歌&ダンス」。
いきなりかわいい花がたくさんついたスカート姿で登場。
「新宿烏」「サンバdeまことちゃん」「大阪の女」「ああ、レディハリケーン」などを熱唱。

第二部は「トーク」。
ゲストに舞羽美海(映画の中の彼女の、楳図漫画からまんま抜け出したような美少女っぷりに満足)を迎えて「マザー」についてのトーク。
ちょうど山下清の本を読んでたせいか、KAZZとの共通点を感じました。
ふたりとも自身の表現に関してすごく自覚的で、どんな場面(作品)のどんな表現にも必ず理由や狙いがはっきりあること。
ミューズに愛された天才が、湧き上がるように作品を生み出している、というのとはだいぶイメージが違います。
実はすごく緻密な計算が背景にあって、それでも野性味みたいな得体の知れない部分がまったく失われないこの神業。

第三部は「ダンス」。
グワシダンサーズと一緒にKAZZ DANCE!
ちょっと「からくりテレビ」の酒井(印刷業)みたいな人間離れした動きに釘付け。
ステージに上がって踊ったお客さんもすてきでした。
とくに、まことちゃんカットに赤ボーダーの男の子(就学前っぽかった)と、振りを完全にマスターしてKAZZよりしっかり踊っていた女の子(小学校高学年くらいか)。
300人くらいの会場全体がニコニコしたかんじで平和でよかった。

KAZZは御年78歳になるんですね。
こんなに偉そうなところがない巨匠がいるだろうか。いや いない。(反語)

未来永劫ずーっっと読み継がれる傑作をばんばん書いてくれたことだけで奇跡みたいなもんなのに、そのうえ半裸で歌ったり踊ったりしてみんなと遊んでくれるとは!
なんて気さくな神さま!!
そしてこの上なくキュート&ラブリー!!

最後に観客全員とハイタッチまでしてくれて、夢のような約3時間なのでした。あーおもしろかった!

来年も絶対行くのら~。グワシ!!
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