命をかけた伝令、というサブタイトルが付きますが、そのまんまやないけー!!と突っ込みを入れたくなります。
ずいぶん前から予告編を見ていて気になりました。
まず先月パラサイトを見て面白くて面白くて、オスカーを取った時も喜んだのですが、今回1917を見て、なぜオスカーが取れなかったのだろうと思っちゃいました。ワンカットワンシーンとは言うものの、ここで変わっているのだろう、という個所はあります。しかし、延々と続く塹壕の中を小走りに走るシーン、所々立ち止まってカメラが回っていく、素人でも大変だったろうなあ、と思います。ち密に計算してリハーサルして撮影したのでしょう、カメラはどうなってるのか知りたい・・・・
まるで自分も一緒に走っているような気分になります。イギリス軍の塹壕が悲惨さが伝わってくるような作りだったのに対し、ドイツ軍のそれはコンクリートや鉄骨(多分)なども使ってかなり頑丈そうな作りになってます。
そして音楽、音楽が次に来るシーンを想像させてくれます。
主演の俳優二人は初めての人ですが、最後の方にカンバーバッチさんが出てきます。あんなにいい声だったかしら?
監督のサム・メンデスはロード・トゥ・パーディションやレボリューショナリー・ロードなどを見ています、今回初めて知ったけど・・・・一時期ケイト・ウィンスレットと結婚してたのね。
劇場は一番広いところでしたが、最近スピーカーシステムが変わったそうで良い音でした。今週中に全館のスピーカーが変わるそうです。
残念だったのは前に座った爺さんの禿げ頭がずっと出ていてスクリーンにかかって邪魔!幸い隣の席が空いていたので途中で変わりました。
武漢熱の影響もあるのでしょうが、劇場はガラガラ。しかし、他の映画は客が入っているようで、通路に大量のベビーカーが置いてあって、ロビーはまあ、賑やかでした。子供キーキー声が大嫌いな私には拷問でした。
さ、次はジュディ・ガーランドの伝記映画です、これも楽しみ!