わが家の炊飯器です。実は負傷しています。
あれは2年と7か月前の3月11日。都内では比較的地震に強いとされている武蔵野台地にあるとはいえ、流石にあの日は揺れたはずです。仕事に出かけていましたから、わが家がどのくらい揺れたのかはわかりません。
どうにか深夜に帰宅できてから家の中の状態を確認。家具が倒れたなどの大きな被害はなかったのですが、食器棚の扉が開いて、お気に入りだったガラスの水差しが落ちで粉々になっていたなどの状態を見ると、それなりに揺れたのだと思いました。
そしていちばん反省したのは、壊れやすいものを、壊れてしまう可能性の高いところにおいてはいけない、ということでした。高さ1メートル程度のところに置いていた、陶器でできた置物とか、ガラスのフォトフレームとか、全滅でした。
そして同じ1メートルくらいの高さのところに置いていたのが炊飯器。見事に転げて落ちており、その時の衝撃から蓋に亀裂が!
陶器とかガラス製品とか、割れてしまったのには諦めがつきましたが、炊飯器は困った。「キミが壊れちゃうと代わりがないのよ~。完全に蓋が割れちゃっているわけじゃないから大丈夫だよね~?」と、何と、負傷個所にビニールテープを貼って補修したつもりで、2年半もこの状態で働いてもらっていました。
しかしいよいよ、引退のときがきてしまったようです。考えてみたら、今家にあるキッチン家電で、いちばんキャリアがあるのがこの炊飯器でした。本来なら、引退時期を随分と過ぎていたのかもしれません。負傷していたのに無理をさせていましたしたし。それに…。
94年製って!
本当に無理なところを働いてくれていたのかも。ご飯を毎日炊いていたわけじゃないけれど、それでも週2回か3回は使っていました。昔から物持ちの良さに関しては自慢できるところですが、流石にこれは…。「来年成人式じゃん!」
この秋、新しい炊飯器を迎えることに決め、手負いの炊飯器はようやく引退です。今までありがとう。無理させてごめんね。お疲れさま。お世話になりました。
あれは2年と7か月前の3月11日。都内では比較的地震に強いとされている武蔵野台地にあるとはいえ、流石にあの日は揺れたはずです。仕事に出かけていましたから、わが家がどのくらい揺れたのかはわかりません。
どうにか深夜に帰宅できてから家の中の状態を確認。家具が倒れたなどの大きな被害はなかったのですが、食器棚の扉が開いて、お気に入りだったガラスの水差しが落ちで粉々になっていたなどの状態を見ると、それなりに揺れたのだと思いました。
そしていちばん反省したのは、壊れやすいものを、壊れてしまう可能性の高いところにおいてはいけない、ということでした。高さ1メートル程度のところに置いていた、陶器でできた置物とか、ガラスのフォトフレームとか、全滅でした。
そして同じ1メートルくらいの高さのところに置いていたのが炊飯器。見事に転げて落ちており、その時の衝撃から蓋に亀裂が!
陶器とかガラス製品とか、割れてしまったのには諦めがつきましたが、炊飯器は困った。「キミが壊れちゃうと代わりがないのよ~。完全に蓋が割れちゃっているわけじゃないから大丈夫だよね~?」と、何と、負傷個所にビニールテープを貼って補修したつもりで、2年半もこの状態で働いてもらっていました。
しかしいよいよ、引退のときがきてしまったようです。考えてみたら、今家にあるキッチン家電で、いちばんキャリアがあるのがこの炊飯器でした。本来なら、引退時期を随分と過ぎていたのかもしれません。負傷していたのに無理をさせていましたしたし。それに…。
94年製って!
本当に無理なところを働いてくれていたのかも。ご飯を毎日炊いていたわけじゃないけれど、それでも週2回か3回は使っていました。昔から物持ちの良さに関しては自慢できるところですが、流石にこれは…。「来年成人式じゃん!」
この秋、新しい炊飯器を迎えることに決め、手負いの炊飯器はようやく引退です。今までありがとう。無理させてごめんね。お疲れさま。お世話になりました。