ここ数年のことですけど、善福寺公園に、あきらかに野鳥ではない鳥がいるようになりました。飼いきれなくなった無責任な飼い主に捨てられたものとしか考えられないのですが、見かけるたびにかわいそうに思ったり、本飼い主に腹が立ったり、ラジバンダリ! で、この大きな鳥、何て種類なの?
今春の仕事で出会ったM山さん。すらりとした長身にストレートのロングヘア、20代半ばのいまどきのお嬢さんらしいアイメイクが印象的な、仕事もきっちりこなす美人さんでした。
外見は「いまどき」なのですが、実はM山さん、とても控え目でおとなしい性格で、昼休みは軽めのランチをとりながらいつも本を読んでいました。それも「時間つぶしの読書」ではなく、本を読むことが好きで好きでたまらない! というような読みっぷりです。
その頃、いろいろな作家の作品を読みたいと考えていたときだったので、M山さんに何を読んでいるのか訊いてみました。するとM山さん、瞳をキラキラさせながら答えてくれました。
「恩田陸さんの作品です。恩田さんの小説が大好きなんです」
それから私も読み始めました、恩田陸。
最初は『六番目の小夜子』、次に『ユージニア』。2作品を読んだだけの感想なんですが、正直に言っちゃいますと「恩田作品、よーわからん!」でした。
何でしょう、この読後のモヤモヤ感。とても人気のある作家の作品だし、M山さんの瞳はキラキラしていたんだから、私の読み方がいけなかったのか? それとも何? モヤモヤするのは世代が違うからだとでも?
それから恩田作品はちょっとお休みにして、秋に再チャレンジ。『夏の名残りの薔薇』と『まひるの月を追いかけて』を続けて読みました。この2作品に対しては、モヤモヤ感は少し薄かったかも。と言うか、モヤモヤ払拭のために私なりの「恩田作品の楽しみ方」を見つけた、というところです。
『夏の~』も『まひるの~』も『ユージニア』も、つまり恩田作品は、物語が終わった時点から始まるストーリーの方がうんと面白くなりそうに思えます。それならば、私流に楽しんでしまおうとなりました。元々「空想」だとか「妄想」するのが好きですから、物語の続きを勝手に「妄想」して展開させるのです。
それぞれの小説のその後を、どう「妄想」したのかを書くと、それは小説のネタバレになるので控えますが、私流に遊んでしまうと、かなり「2時間ドラマ」的になってしまうことだけをご報告しておきます。とくに、『ユージニア』と『まひる~』は、違ったタイプの2時間ドラマに出来上がりました。
今春の仕事で出会ったM山さん。すらりとした長身にストレートのロングヘア、20代半ばのいまどきのお嬢さんらしいアイメイクが印象的な、仕事もきっちりこなす美人さんでした。
外見は「いまどき」なのですが、実はM山さん、とても控え目でおとなしい性格で、昼休みは軽めのランチをとりながらいつも本を読んでいました。それも「時間つぶしの読書」ではなく、本を読むことが好きで好きでたまらない! というような読みっぷりです。
その頃、いろいろな作家の作品を読みたいと考えていたときだったので、M山さんに何を読んでいるのか訊いてみました。するとM山さん、瞳をキラキラさせながら答えてくれました。
「恩田陸さんの作品です。恩田さんの小説が大好きなんです」
それから私も読み始めました、恩田陸。
最初は『六番目の小夜子』、次に『ユージニア』。2作品を読んだだけの感想なんですが、正直に言っちゃいますと「恩田作品、よーわからん!」でした。
何でしょう、この読後のモヤモヤ感。とても人気のある作家の作品だし、M山さんの瞳はキラキラしていたんだから、私の読み方がいけなかったのか? それとも何? モヤモヤするのは世代が違うからだとでも?
それから恩田作品はちょっとお休みにして、秋に再チャレンジ。『夏の名残りの薔薇』と『まひるの月を追いかけて』を続けて読みました。この2作品に対しては、モヤモヤ感は少し薄かったかも。と言うか、モヤモヤ払拭のために私なりの「恩田作品の楽しみ方」を見つけた、というところです。
『夏の~』も『まひるの~』も『ユージニア』も、つまり恩田作品は、物語が終わった時点から始まるストーリーの方がうんと面白くなりそうに思えます。それならば、私流に楽しんでしまおうとなりました。元々「空想」だとか「妄想」するのが好きですから、物語の続きを勝手に「妄想」して展開させるのです。
それぞれの小説のその後を、どう「妄想」したのかを書くと、それは小説のネタバレになるので控えますが、私流に遊んでしまうと、かなり「2時間ドラマ」的になってしまうことだけをご報告しておきます。とくに、『ユージニア』と『まひる~』は、違ったタイプの2時間ドラマに出来上がりました。
私も初読みの時は、薄ら寒い読後感に戸惑いを覚えたけど、
それがまた新鮮だったんだよね。
ただ、続けて読むと(それが私の癖だけど)割りとスグ飽きてしまいました。
なんでかなーと思ったら、違う本でもチョイチョイと登場人物が繋がってたりして、
微妙な続編とか番外編とかになってて、それに嵌りきれなかったのかな…と。
それこそ、読順が大事なのかも…
いっぱい読んでるそのステキな彼女に教えて貰うとイイのかもよー。
とっても不思議な魅力が溢れている作品だとは感じるのだけど、
やっぱ「よ~わからん」なのがモヤモヤモヤモヤするんだよね~。
しかし実はまったくメゲていなくて、もう2冊購入済み。お正月休み中にモヤモヤする予定です