お彼岸の日の散歩

四ツ谷駅の丸ノ内線側の出口のところからJRのホームを見ると、間に立派なヒマラヤスギが立っています。今、このヒマラヤスギに大きな白い実が……。
松ぼっくりじゃなくて、杉ぼっくり？　そもそも杉って「ぼっくり」ができるものなんだっけ？　と、基本的な疑問が湧いてきたので調べました。
「ヒマラヤスギ」は「スギ」って名前ですけど、マツ科なんですって。だからこれは「松ぼっくり」で正解らしい。でも英語名でも「ヒマラヤシーダー」で「杉」なの。だけど、白い大きな「松」ぼっくり。「杉」にできる「松ぼっくり」……。ええい、ややこしいわい！

この連休はとてもお天気がよくて、毎日せっせと洗濯。羽毛布団まで自分で洗っちゃったし、徐々に冬を迎える準備を始めていました。でも私はまだTシャツ1枚の夏の格好でしたけど。
今日は午前中に久しぶりに善福寺公園まで散歩してきました。ここにもヒマラヤスギが何本かあるはずなので、ぼっくりができているかどうかを確かめようと思ったのですけど、実がついている木は発見できず。ヒマラヤスギにも♂♀があるのかなぁ？

そして数本ですが、この時期の花をここでも見かけました。
秋のお彼岸の日の前後、1週間ほどしか咲かない不思議な花、その形も色も不思議な花、彼岸花。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、この花の情熱的な赤い色を見ると「まだまだ暑い日が続くんじゃね？」と、毎年思います。

今年を振り返るのはまだ早いけど、以前に何度か会ったことのある人、少しだけどご縁のあった人の訃報が続いている年です。
知らせを受けたときはいつも言葉が出ないほど驚く。だってみんなまだ年金をもらう前の年齢だよ。私とそんなに変わらないんだもの。誰の訃報を受けても、心底「早いよ」って思います。
でもね、そういう年齢にさしかかったのかもね。彼岸花を見ながら、そんなことを考えました。