うつくしい日々 

おだやかで、ゆたかな。

手術だなんて。

2008-11-09 22:39:44 | Weblog
手術の説明を受けている間に、ついにたいはうとうと居眠り…私の隣のパイプ椅子でゆらゆらしていたので私にもたれさせました。20時30分。事故発生から4時間半。そうこうしているうちに私も、聞いてる話が右から左。かかりつけ外科の安心できる先生の話で、何よりちょっと小難しい用語が出てきて、頭が即座に理解できなかったから…「58と先生、まかせた…」
麻酔科医の先生は穏やかな優し気なひとで、全身麻酔が心配だったけど、しっかり観察、管理していますからと言ってくれて…「麻酔科の先生、まかせた…」

話が終わり、たいを起こして病室へ。着替えて待機ののち、手術室へ入ったのが21:20でした。自動ドアが閉まって一人になったたいの心細い泣き声が聞こえてきました。ああ、いやだよ。ひとりになるの、いやがってた。
せめてこれまでゆっくりできたらよかったのに…疲れてるけど大丈夫かな。麻酔はやっぱり心配だな。いろいろ考えながら、控え室へ入りました。

とんできたとうちゃん

2008-11-09 00:55:33 | Weblog
では今から九大病院へ向かわなきゃいけない。
入院することになる。一旦自宅に寄って、必要な持ち物をまとめて、それから行こうということになり、幼稚園の先生方とタクシーに乗りました。行き先を告げようとした瞬間、目の前を58車がぎゅいーんと横切り、病院の駐車場にぐわっしゃと止まりました。診察の合間に電話しておいたのですが、さすが。なんという迅速さ。
「たい!!とうちゃんが助けにきたよ!すみません!やっぱりいいです、降ります!!」
たいは安堵でうぇ~んと泣いています。降りて58の顔を見るなり、「 と ぉ ちゃ ~ ん 」「たいぃ~」
私も本当に心強い。すぐ家まで行って、私はひとりで家に戻りました。

「なにがいる。なにがいる?」焦りを抑え込んだ、へんな冷静さで部屋を見回します。
保険証と乳児医療証。私とたいの着替え。ゆうのも。58に念を押された、たいのウルトラマン人形と本。私のクレンジングと基礎化粧品。あとは?あとは?そうだ、病院は乾燥してる。気管支炎気味の私に、飴。あとお茶(水筒につめた)。
58がまた何かとりに帰らなくて済むように。労力が最小で済むように~
とにかくとにかく荷造りして、車に戻りました。

九大に着くと、広大で建物だらけで、駐車場がよくわからない。先に降りて受付を済ませました。車を停めて合流した58ゆうとともに診察、その後たいだけ残され、カーテンをひかれて検査。また泣き叫ぶたい…外から声援を送る58と私。退屈して動き回りたいのを58に抑えられ、暴れるゆう。点滴をつけられたたいと、再び対面。
またレントゲン撮影のあと、病室に通されました。小児病棟には15歳以下の子供は入れません。ゆうが入れず病室で手術の説明を受けられないので、違う階に移動して話を聞きました。たいは疲れのピークを迎えていました。そして私も。