稚内③（猿払村へ）

今回、稚内行き考えたのが
宗谷岬から、近い最北の村
猿払村（さるふつむら）に来たかったから。

どんどん進む。

猿払村って、なによ？なんだが・
日本全国内で平均所得第4位！
（2016年）、だいたい、10位以内にランクイン。
こんな（失礼）最北のなんて事ない村よ！

なんで？と調べると

乱獲して、ほたての収穫量も激減、炭坑も閉ざされ、貧乏みたけりゃ、猿払へと
まで、言われてたのが、今では、ほたて
（それも、でかい！）収穫日本一！

先代が、乏しくなった予算から
ほたての稚貝を、そのまま、ボロット海に放ち、自然に育つのを待つという作戦
荒波の海中、どうせ流されると
みな、陰で笑ったと。

それが、年々、自然のほたてが育ち、どんどん、収穫量が上がっていき、
それと同時に、収入も増大。今では、大金持ちの自治体に。

こういう、皆がバカにしても、
試して、それが、身になる、成功するって嬉しい。
早速、ほたてをいただかなくては！

朝昼兼用のご飯にするかね。

水槽にビッシリと、ほたてが！

これを、水槽から上げて、自分で焼く。
さけ、いくら丼と、こうじゃないとね
北海道きてるんだもんね。















あまーい！コリコリ、おっきい！！
これは、、今まで食べた、ほたてでピカイチ！

この、バターが、美味い。

お土産として、塩バター10個、
ほたて（冷凍の）を購入して友人にも

味わっていただこう！と

東京へ送ってもらう事にした。

酪農も盛んな村なんで牛乳も飲んでいかないとね。

おーこれこれ！
ホモタイプでない、乳脂肪が分離して上煮栓したみたくなり、これが、本物の
牛乳よ！！

シャッフルして、飲む。

やはり、うま！

満足満足！

さてと・
相変わらず、あつーい雲、
季節の変わり目なんで、こんな日が続くらしい。
日の入りが17時15分頃らしいけど
海に沈む太陽は、観られないな・

ならば、ブラブラ稚内駅周辺まで戻りますかね・・

！！！！Σ(''ω''ﾉ)ﾉ！！！！

もしや・あれは！

牛さん！？！？！？
目の前に、放牧されてるホルスタインが！！！

放牧されて、草を食べながら

自由に歩いている牛を観ると

心の底から、安らぐ。

ホルスタインが、大好き！なんだ。

おーい！と呼ぶと

歩いてこちらに、来てくれた。

ここの、牛は、ストレスがないんだね、

まったく、モーと鳴かない。




暑さに弱いホルスタイン、

涼しい、この、土地なら

安泰だね！








15℃くらいなんで、寒いとまでは、いかないけど、
じーっとしてると、冷えてくる。


稚内駅、ホテルまで戻ってきたが、
も少し、車走らせるかね。

プチオロロン街道、通ってみる


おー！蝦夷鹿が、見事に横断して、海の方へ向かう。団体様だ。

山から、海へ出て行くので

道路を横断する。

海行って、なにするかというと、

ミネラル補給で、海水を飲みに行くんだそうです。

なるほどね・

そのお話しは、帰りに立ち寄った野鳥

ウオッチングの方から、伺いました。

そのお話しは、後に。

で・・

念願の猿払村の

天然のホタテを頂き、大満足。

猿払の海を拓いた多くの先人の苦労と偉業を偲び、建てられたのが「いさりの碑」の一文

良い言葉です・

（碑文）

オホーツクの海は先人の開拓した時のように帆立貝が美事に結実してたわわな実を見せている　　鮭鱒もまた間もなく　ふ化事業の結実を見せようとしている　猿払の海を拓いた多くの先人の苦労と偉業を偲び其の意志を我々も子孫もうけつぎ　そして実践することを肝に銘じ　今此の碑を建てる　
人間は神々と力を競うべきでない　
人間は自然の摂理に従うべきだ