コゲのブログ

横浜南釣り同好会1月の釣行会 長井港儀兵衛丸よりキモパンカワハギ釣り&新年会

1月17日に横浜南釣り同好会2017年第一回目の釣行会が行われました。

横須賀市長井港の儀兵衛丸より午後カワハギで出船しました。

釣り参加者は5名です。

内カワハギ初釣りは4名です。

私は過去に乗合船のカワハギ釣りはまだ6回の超初心者ですが、なんとなく最近になって仕掛けや釣り方が分かってきたというレベルです。

6回のうち儀兵衛丸は3回行ってるので、儀兵衛丸でのポイントや釣り方もなんとなく分かってきました。

そんなこんなで「エサ取り名人」と言われているカワハギ釣りにみんなで挑戦してきました。

目標は一人1枚です。

では、以下に実釣の模様を書いてみます。

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海は北風が吹いていて寒いが荒れているという状況ではなかった。

出船してから10分くらいのポイントから沖へと釣り場を移動していく。

釣り方は「誘い」から始める。

最初のポイントはアサリが取られないのですぐに移動した。

カワハギがいないということ。

船長はそういうところをよく見ている。

 

移動して1時間半くらいエサが取られたりかじられたりしているが、明確なアタリが出ない。

まだ誰も釣れない。

他の人も釣れてない。

ヤバイ雰囲気が頭をよぎる。

もしかして、全員ボーズとか・・・

私は、自分の仕掛けを作らないで、みんなの様子を見ていた。

 

仕掛けは、船宿ご用達のものに自前のオモリとヒラヒラスカートを付けたもの。

ハリはハゲバリの二本バリ。

カワハギは好奇心旺盛で目立つものに寄ってくる習性がある。

特に派手なオモリに興味を示す。

そこで、オモリは派手な色を使いオモリの上に蛍光ヒラヒラスカートを付けた。

 

エサが取られるのでカワハギは確実にいる。

でも釣れない。

それには理由があるはず。

 

そこで、自分の竿に魚がエサとハリを吸い込みやすい「スピード7号」という三本バリの付いた仕掛けで試し釣りをしたところ、すぐに1枚目が釣れた。

TN会員の仕掛けもスピードにしたら、これまた釣れた。

しばらくみんなの様子を見ていたら、ハゲバリ組は釣れない。

そこで、今日はスピードの方が釣れると判断して、順次みんなの仕掛けをハゲバリからスピードに変えた。

そうしたらポツポツ釣れ始めた。

 

「タタキ」という釣り方もみんなにやってもらった。

今回は「誘い」と「タタキ」という釣法だ。

ST会員は4連チャンという離れ業を成し遂げた!

KT会員も離れ業で一荷(一度に複数匹釣れること)で釣れた!

UR会員も釣った。

本日の目標達成!

 

これで一安心して私も釣り始めた。

反則技で青イソメを使ってみたところすぐ2枚釣れた。

カワハギ=アサリという固定観念にとらわれることはない。

青イソメの方が吸い込みがよく、アサリより簡単に釣れるような気がした。

しかし、アサリが基本で青イソメは邪道と思われる。

 

その後順調に目標一人1枚どころかもっと釣れた。

終了時刻になり納竿とした。

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以上、実釣の模様でした。

 

今回は、ハゲバリよりスピードに変えて正解でした。

また、誘いよりタタキの方がよかったみたいです。

私は、全てタタキです。

いつもこれで釣れるとは限りません。

いろいろやって正解を探すのです。

 

儀兵衛丸は岩礁地帯をメインに釣るので根掛り要注意です。

オモリが着底したら、オモリで海底を小突きます。

サクサクしているようなら砂地なので根掛りはしません。

ゴツゴツしていたら岩礁帯なのでオモリを底に着けると根掛りします。

 

岩礁帯を釣る場合には海底から数センチほど上を釣るようにします。

ラインが弛んで穂先が真っ直ぐならオモリが着底しています。

穂先が曲がって重みを感じていれば、オモリが海底から離れています。

儀兵衛丸でカワハギを釣るときには、根掛らないようにするのがコツです。

あまり海底より上を釣ると「宙の釣り」と言ってまた違う釣り方になります。

 

コゲのワンポイントアドバイス。

①「コツッ」とアタリがあってアワセても乗らないときには即軽いいタタキを入れます。

そうするとカワハギ特有の「ガガガガ」という大きなアタリが出るケースが多いです。

 

② アワセは竿を早めに持ち上げるようにします。

「ピシッ」とアワセるとすっぽ抜けてしまいます。

 

③ カワハギが乗ったらミチイトを緩めないで一定速度で巻きます。

ミチイトを緩めるとすぐバレます。

 

④ カワハギやベラなどの口の固い魚が釣れた時には面倒でもハリ交換をします。

カワハギ釣り用のハリ先はかなり鋭敏で、口の固い魚を釣ると刺さりにくくなります。

カワハギの口自体が固いので刺さり重視です。

毎回ハリ交換が大変だったら、ハリ先を爪に当てて擦ってみます。

全く動かないようなら交換しなくてもよいと思います。

ハリ先が爪の上を滑ったら即交換です。

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釣果 24匹!

一人平均5枚釣っているので、初めてのカワハギ釣りとしては十分過ぎる釣果です。

初めてカワハギ釣りに行ったときに「カワハギはゼロから始まるのよ」と老舗の巳之助丸の女将さんに言われました。

最初はボーズでなければよいのです。

あれやこれややってるうちに、何となくコツが分かってきて数が釣れるようになります。

 

● この中に24枚入っている。

 

このように長々と書くと「カワハギってなんか難しいな」と思われるかもしれませんが決してそんなことはありません。

何度かやっているうちに自然とコツが分かってきて、そこそこ釣れるようになります。

 

「誘い」「タタキ」「弛ませ」「這わせ」「宙の釣り」など釣り方の理論に入ると迷宮入りして訳が分からなくなります。

釣り方の理論は無視して、自分の思うように誘いをかけたり、タタキをしたり、止めてみたり、適当にやっていればよいのです。

そうこうしているうちに釣れます。

実際、名人クラスもいろいろ試行錯誤して釣っているようです。

なので、自分の思い思いの釣り方でよいのです。

いろんなことをしているとカワハギの口に引っ掛かります。

 

仕掛の種類も山のようにありますが、シンプルが一番釣れるような気がします。

集寄といってギラギラの四角い板やいろんなカワハギを寄せるアイテムがあります。

いきなり集寄を使うと釣りが難しくなります。

 

仕掛けは派手なオモリ(25号と30号)とヒラヒラスカートにスピード7号で十分楽しめます。

水深30メートル以上ではオモリもヒラヒラも夜光がお勧めです。

カワハギ釣りは難しく考える必要はありません。

適当にやってキモパン(手のひらサイズ以上)を5枚釣れば十分です。

 

超初心者がベテランのように書いてしまいましたが、間違ってはないと思います。


いつも思うのですが、みなさん釣りのセンスありますね!

釣りは運もあるけどセンスなんですよ。

 

● これがキモパンカワハギ君です!

 

居酒屋で活きカワハギの肝和えは手のひらサイズで1500円くらいします。

スーパーではたまに800円位で売ってます。

スーパーのは鮮度が落ちて生臭くて美味しくないと思います。

ワッペン(15センチ以下)はほとんどキモが入ってません。

 

冬のカワハギはキモが入ってるので高級魚なのです。

しかも、美味しい肝和えは釣り師ご用達です。

 

今回は、獲物を「天ぷら割烹政」に持ち込んで肝和えを作ってもらいました。

 

● カワハギの刺身 まるでトラフグのテッサのよう

 

 

● これがキモ 肝和えにすると絶品です!

 

政にてUA会員とパンドラママと合流し、7名で新年会をしていつものように飲んで食べて盛り上がりました。

みなさま お疲れ様でした。


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