コゲのブログ

横浜南釣り同好会7月釣行会 磯子海づり施設にてメジナ釣り

先日、横浜南釣り同好会本年度第三回目の釣行会が磯子海づり施設にて行われました。釣り物はメジナです。

いつものことながら、天気が危うい。前日まで迷った末に、雨天決行となりました。私が雨男なので釣行会の日は雨で中止になることが非常に多いのです(汗

集合時間の正午には案の定小雨がパラついていました。ビニールガッパ持参で出発しました。現地に着くと雨が止んでるじゃないですか。雲の様子も明るくなってきました。

結局のところ、スタートから納竿まで雨は降らず、くもりなので暑くもなく快適な釣りができました。夏のピーカンは、暑さ、日焼け、熱中症とかなりしんどい釣りになるので、人間的には非常に理想的な釣り日和でした。

では、実釣の模様を以下に書いてみます。

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みんなでコマセをセッセと作る。メジナ釣りはコマセ作りから始まる。

私のオリジナルのブレンドでコマセを作って、いざ釣り場へ出陣!

釣り座を確保して海を眺めてみる。海水の色は、この時期は茶色く濁った色になるのに、黒っぽくやや澄んでいる感じ。コマセを撒いてみると、潮がユルユルと流れてイイ感じ。

さて、実釣開始!

まず、どのエサの反応がよいか試してみた。最初はジャリメ、青イソメ、アオサの3つを使ってみた。UR会員はジャリメ、KT会員は青イソメ、ST会員はアオサでスタート。

ジャリメ、青イソメはアタリはあるものの、クサフグの猛攻撃で釣りにならない。アオサは全く反応なし。

なんとなく、ヤバイ雰囲気が漂っている。

管理人によると、他のメジナ師も釣れてなくて、雨により水温が下がり塩分濃度が薄まったため、魚の食い気がよくないのではないかとのこと。

そういえば、海水の色が茶色ではなく、黒っぽくやや澄んでいた。雨が降って、水温が下がるとこのような色になることが多い。

状況は確かによいとはいえないが、あの手この手で何とか釣れパターンを試行錯誤して探る。

ST会員が、私秘伝の青海苔を使ったところ、アタリが出た。青海苔にアタリが出るのは、雑魚や外道ではなく本命メジナが反応した証拠。

ST会員にアタリがでたので、UR会員も秘伝の青海苔に変えたところ、いきなり30センチジャストの良型メジナをゲット!おめでとうございます。

丸々太った30センチの口太メジナ

強い引き味とは裏腹なブルーアイズのとても可愛いオメメのお魚です。

KT会員も秘伝の青海苔にチェンジ。

これでこの日の当たりエサは秘伝の青海苔に決まり。

この秘伝の青海苔は、私が摘んできた2006年ものでマル秘処理をして冷凍保存しているもの。どこにも売っていない。青海苔特有の臭いが強烈にする。アオサではこの臭いはしない。この海苔のとれる場所は私しか知らない秘密。

この秘伝の青海苔でUR会員がまたも30センチジャストの良型メジナを連チャンゲット!おめでとうございます。

この青海苔は、エサの付け方がやや難しいのと、海苔メジナ特有のアワセの難しさがある。

アオサを含む海苔メジナ釣法では、アタリが出て、ウキが水中に引き込まれて見えなくなる寸前でアワセるのが基本となる。この日は、食い気があまりよくなかったので、ウキが見えなくなる前に魚がエサを離してしまう。

そこで、ウキが20センチ程度沈んだところでアワセるように変更してみた。青海苔を小さくつけているので、20センチでも十分に釣れるハズ。

そうこうしているうちに、UA会員が到着。早速、秘伝の青海苔で釣ってみたところ、いきなり30センチジャストの良型メジナをゲット!おめでとうございます。

この日は、磯子のレギュラーサイズ(22センチ)よりも良型が釣れる。多分、大雨の影響による潮の関係だと思われる。

ST会員も大物らしきメジナがかかった。メジナの引きに負けないように竿を立てて踏ん張るも、テトラの近くでアワセたので、テトラに突っ込まれて根ズレで痛恨のラインブレイク。惜しい!

良型メジナは、アワセたときは根掛りのように動かない。次の瞬間に、根やテトラに向かって突っ込む。最初の突っ込みを竿を立てて踏ん張ることが肝心。良型メジナの引きはかなり強烈。片手だけでは大人でも竿を伸されてしまうほど。

40センチオーバーが掛ってしまったら、ハリスが切れないように魚の動きにあわせて、竿をさばいて、レバーブレーキで糸を出して、魚に主導権を握られないようにやりとりをする。これは、技術と経験がものをいう世界。

40センチオーバーを確実に釣るためには、2号以上のハリスにする必要がある。ハリも伊勢尼7号以上の太軸のものを使わないと、ハリが伸びてバレてしまう。それほど、メジナの引きは強烈なのだ。

この日は、シーガーグランドマックスFXという、最高峰のハリスを使っていたが、1.5号だったので、40センチオーバーの大物狙いというよりも、35センチまでのメジナを沢山釣ることを目的としていた。ハリスが太いと、食いが極端に落ちるためだ。

大物を狙って、ボーズ覚悟のしんどい釣りをするよりも、そこそこの型が沢山釣れる方が釣り的には楽しいに決まっている。

ハリス1.5号と磯子では標準的なものを使っていたので、念のためスイベルとハリスは引っ張り強度最強といわれているダブルユニノットで結節をしていた。

このまま爆釣モードに突入かと思われたが、海苔メジナはアタリがあってもアワセるタイミングが難しい。そうこうしているいちにアタリがなくなってきた。

しばらく魚が反応するのを待つ釣りとなった。UA会員は投げ釣りをする準備を始めたところアタリが出始めた。

投げ釣りをやめて、海苔メジナをやってみたところ、すぐに大物がかかった。竿を伸されれないように、踏ん張ってこの日の大物賞となる33センチのメジナをゲット!おめでとうございます。

そうこうしてるうちに、潮が満ちてきて、岸壁付近の波がザバザバになり釣りにくくなったので、裏へ場所を移動する。裏は潮が早くて、コマセとサシエを同調させることができない。これを「川」と呼んでいる。「川」は釣りにならない。再度場所を入口付近に移動する。

コマセとサシエを同調させるのがメジナ釣りの基本中の基本なのだ。

入口付近はザバザバにはならないが、潮がやや早くて釣りづらい感じ。あと40分くらいだったので、ここでやってみることにした。ST会員、KT会員にアタリが出た。あがりメジナはUR会員がゲットして納竿とした。

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以上、実釣の模様でした。

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釣果 口太メジナ

33センチ 1枚

30センチ 3枚

25センチ 2枚

  計   6枚

何故か良型が多い???

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竿頭    UR会員

大物賞 UA会員

敢闘賞 KT会員 ST会員

おめでとうございます(拍手

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管理人が「今日は他のメジナ師も釣れていない。水温が下がって状況はよくない。」と言ってる中で、これだけ釣れば十分だと思います。最初の1時間の様子からして「もしかして今日はボーズかな・・・」と思ったくらいでした。

メジナは磯釣り師羨望の魚で、良型メジナを釣るのは簡単ではありません。そして、メジナの強い引き味に釣り人はとりつかれてメジナ師になってしまうのです。私も30代の頃はその一人でした。

今回は私のプロデュースだったので、あまり状況のよくない中でも何とか釣れてホッとしました。

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いつものとおり「居酒屋ほのか」に移動して、TK会員と合流し祝勝会をしました。

ママさんの作ってくれたメジナの刺身、メジナの塩焼き、メジナのアラをダシにした澄まし汁は絶品でした。

釣れたてのメジナの刺身

メジナは魚屋さんやスーパーでも売っていない、釣り師しか食べれない特別なお魚なのです。

一晩、醤油+ミリン+日本酒に漬けたメジナの漬け丼は絶品ですよ。

夏場のメジナは磯臭くて食べれないと言われていますが、なぜか磯子のメジナは年間をとおして美味しく食べれます。

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メジナ釣りは難しいけど、アタリが出始めるとスリリングで楽しかったですね!

会員のみなさま お疲れ様でした。  


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