コゲのブログ

バンド用小型録音機/YAMAHA POCKETRAK(ポケットラック)W24

今回の記事は、YAMAHAブランドのバンド録音用メインに開発された小型録音機ポケットラックW24です。

録音形式は、PCM と MP3 の二種類です。PCM は通称 WAV と呼ばれ、レコード店で売っているCDと同じ規格の PCM(44.1kHz/16bit)で高音質録音ができます。

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PCM のメリットは、高音質であること。デメリットは、データサイズが大きいので録音時間が短くなること。MP3 のメリットは、データが圧縮されているので、データサイズが小さく長時間録音が可能であること。さらに、データサイズが小さいのでメール添付ができること。デメリットは、音質が PCM より落ちること。などです!

高音質を求めるバンドライブ録音は PCM/44.1kHz 16bit、そこそこの音質でよいバンドスタジオ練習の録音は MP3/128kbps、会議や研修などの音質を求めない長時間の録音は MP3/64kbps が一応の目安となります。シーンに応じて録音モードを使い分ければよいのです。

ちなみに取説によると、2GBメモリーを使った場合の録音時間は、PCM/44.1kHz 16bit では約3時間、MP3/128kbps では約34時間、MP3/64kbps では約136時間となっています。

MP3/64kbps で録音したものをウォークマンに取り込んで聴いてもなんの違和感も感じません。ウォークマンで MP3/64kbps の録音なら、データサイズが小さいので、取り込むことができる曲数が大幅に増えます。圧縮は、人間の耳では聞き取れない周波数帯をカットしているので、PCM と MP3 との差があまり分からないという仕組みです。

このポケットレコーダーは、かなりの優れものです。実際に使ってみると分かるのですが、録音は簡単、編集も簡単、パソコンに取り込むのも簡単、簡単機能満載です。余分な機能は使っていません。

バンドスタジオ練習では、オート(ALC)録音で ON OFF のリモコン操作だけです。ALC の設定はマイク感度を LOW 側にします。あとは、本体の設置場所に気を付ければOKです。キーボードの上に置いて、マイクの方向を天井に向けておけば無難かな・・・

スタジオ練習を録音すると、現場では分からなかったことが多々見つかります。録音を聴くと、個人及びバンド全体のレベルアップにつながります。バンドをやっている方には、是非お勧めの必須アイテムです!

リモコンが付いているので、ドラムの場所からリモコンにより録音 ON OFF などの離れワザができるのでとても便利です。

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このブログの過去の録音音源にも、W24 により録音したものが多々あります。

この製品は、すでに後継機種に引き継がれ、現在では新製品としては売っていないようです。数世代前の録音機に比べたら十分満足です (^^♪


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