横浜南支部旅行で熱海に行ってきました。今年は熱海後楽園ホテルだったので、熱海港海釣り施設で釣りをしてきました。釣り参加者は、横浜南釣り同好会のOYさん、STさんと私の計３名です。今回は、釣り同好会正式行事ではありません。個人のお遊びです。
釣り同好会の翌日だったので、連チャンになりました。
この釣り場は、熱海後楽園ホテルの目の前の堤防です。以前は、立ち入り禁止でしたが、今は熱海市が管理する釣り施設になっています。支部旅行の宿泊先が熱海後楽園ホテルのときには、私はいつもここで釣りをします。ホテルの目の前なので非常にお手軽です。しかも、結構いいお魚が釣れるんですよ！
釣りをして、温泉に入って、部屋飲みして、宴会というのがいつものお決まりの流れです。釣り師にとっては、最高のシチュエーションです。
正午現地到着 → 準備 → 昼食 → 午後一時実釣開始！
１０月だというのに堤防にいると真夏のようなギラギラする暑さ。シイラ、ソーダガツオ、イナダなどが釣れている。でも、なんかいつもと状況が違う。
私は、ウキフカセのメジナ狙いです。
コマセを撒いたら、ジャミ（なんかの幼魚）とエサ取り軍団がウジャウジャ寄ってくる。これはいつものこと。嫌な予感・・・
伊豆半島では、１０月頃のエサ取り軍団は、アイゴベイビー（アイゴの幼魚）だったり、木っ端グレ（メジナの幼魚）だったりします。この日のエサ取り軍団の正体は、ネンブツダイでした。赤くて小さいので金魚と呼ばれています。最悪！
こいつが堤防を包囲するように無限に群がっていました。
タナを変えようが、岸壁から遠くを狙おうが、コマセの巻き方を変えようが、何をしても金魚が釣れてくる。
なにが厄介かというと、こいつは２４時間いるということです。木っ端グレなどのエサ取り軍団は夕方頃になるといなくなります。
STさんは、途中から金魚の数釣りに目標を変えたみたいで、大量に金魚を釣りました。OYさんは、士気が上がらず、ただただ傍観するのみでした。
私は、自称磯釣り師の面目をかけて、金魚対策をあれやこれや考えて、釣り方や仕掛けを何度も変更してみました。それでも金魚オンリー。万策尽きました。この日の金魚には完敗しました。
結論！この釣り場には、メジナはいない。いたとしても、金魚でどうにもならない。
それでも、前向きな三人でした。ある意味これは記録。この日を「金魚祭り」と称して完全に開き直りました。そして、笑うしかないのです。
爆釣には変わりないのですが「金魚は金魚」。そういえば、そんな歌がありました。「かもめはかもめ」ですね。ということで、この日は「爆釣」ではなく「爆笑」になってしまったのです。
ウンチクになりますが、その昔、金魚は小磯や堤防にはいませんでした。金魚は元々水深の深いところに生息する魚だったのです。オキアミの出現により、金魚が岸辺まで寄ってくるようになってしまったのです。オキアミがよほど美味しかったのでしょう。これは釣り師の功罪です。
写真を見る限りではとても綺麗なお魚ですね。しかし・・・
無限に金魚が釣れるので、お子様にはそこそこ楽しめるかもしれません。金魚すくい感覚で、ファミリーで熱海港海釣り施設に行かれるのもよいかと思います。
釣りは爆笑でしたが、温泉に入って、部屋飲みして、宴会で盛り上がって、いつものように楽しい支部旅行になりました。
OYさん。STさん。お暑い中、大変お疲れ様でしたm(__)m
