トントンのつぶやき

囲碁棋士信田成仁のブログです

本因坊戦解説会

2013-07-13 19:59:16 | 気のままに

本因坊戦3勝3敗ついに最終決着となりました。囲碁ファンの皆様も最終局かたずをのんで見守ることと思います。

この2人世界戦でも素晴らしい活躍。今最も打ててる二人が7月17日18日2日間にわたり熱闘を展開します。

6局目も難しい碁でしたが、さすが高尾さん最後はコウを制して確り勝ち切った印象です。ですが井山さんも

局面を難しく難しく持っていて流石と思われる内容でした。いよいよ最終局どちらにも勝たせたいですが・・・

その最終局を日本棋院で18日(木)解説会を行います。解説者は加藤充志九段です。普段は割と寡黙的な

加藤さんですが、囲碁の事に関しては熱い気持ちの強い人です。研究会でも一緒になることがありますが

厚みに関する感覚が素晴らしいといつも感じます。たまたま僕が作った詰め碁を見せていたら(結構自慢だったのですが)

加藤さんが見ていて僕の答えに「えーー」と言われて・・・・実は僕の答えよりその先に素晴らしい変化があり、よりいい詰め碁

になったちょっとプロとして恥ずかしい思い出があります。僕も加藤さんの解説を楽しみにしています。皆さまも是非この機会に

プロの生の声を聞かれてみてはいかがでしょうか。

本因坊戦第7局解説会日本棋院1階Aホール7月18日(木)4時~6時予定(場合によっては延長もあります)

解説者加藤充志九段  

 

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ついにその日が

2013-07-08 06:25:05 | 気のままに

家にはあまり仲の良くない2匹の猫がいます(正確にはいました)約17年前黒いけど精悍で可愛い雄猫が・・・(チャッピーと名前を付けまし

た)半年後アメショー風の本当に可愛い雌猫が(名前をプリンとつけました)家族の一員になりました。去年の8月位に、プリンのお腹のあた

りに小さな傷が・・・・又、チャッピーがプリンとケンカして付けたと思いチャッピーをかなり怒ったのですが、塗り薬を付けたりしてそのうち良く

なるだろうと、でも一向に良くならず、むしろ悪化していくような感じでしたので、病院に連れて行ってみてもらいました。とても優しい先生が

かなり悲しそうな顔をされて乳がんですと言われ、手術をすれば一時は良くなる可能性はありますが、、、、結局本当に治る可能性はまず

ありませんと言われ、寿命は言われませんでしたがその時が来ることが近いという事は・・・・・それからは憎きガンはどんどん見る見るうち

に広がっていきマルマルしていた体もだんだん痩せてきて、おしっこもトイレまで間に合わなくようになって、、、、、でも不思議なことに本当

に苦しそうにしたり、痛がるような素振りはほとんど見せることがないのが救いでした。でもついにその時が、一昨日眠るように息を絶えて

しまいました。凄く穏やかな顔をしていて、とても亡くなったとは思えないような良い顔をしていました。昨日近くのペットの葬儀屋さんで

火葬してもらいました。やはり家族の一員がいなくなるという事は、こんなにも悲しいものかと今はポッカリ穴があいたような感じでとても

さみしくつらい気持ちです。でもいつまでもくよくよしていても仕方ないので、気持ちを入れ替えてプリンの分も頑張る気持で生きていこうと

心では思っているのですが・・・・・チャッピーも昨日はあっちうろうろ、こっちうろうろプリンを探しているような感じで時折変な声を出して

いました。あまり仲の良くない2匹でしたが、やはりいなくなって寂しいんでしょうね。まあ人間でいえば80歳を過ぎているという事でした

から長生きの方だったと・・・・

 

 

 

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囲碁未来教室

2013-01-04 05:37:01 | 気のままに

新年早々嬉しい便りが・・・・・・神奈川県相模原市南区古渕1-14-10で「囲碁未来教室」を開催してくれている

「古渕囲碁将棋クラブ」本田月男様からのお便りで「ヒカルの碁」世代の学生や社会人が来店してくれるようになってきました。

という僕にとっては本当に嬉しい嬉しいお便りです。僕は前回理事になった時、若い人たち、特に級位者の人達が囲碁を

楽しんでもらう環境を作らなければいけないと「囲碁未来教室」を立ち上げました。子供たちに囲碁を広めることの大切さは

勿論ですが、受験やあまり伸びなかった子供たちが囲碁をやめてしまう。これは囲碁を教えている方たちの共通の悩みですが、

いつか社会人になって囲碁を楽しんでもらえればという想いがあって頑張ってくれています。ですが現在は社会人になっても囲碁に

戻ってくれない、特に級位者の人が打てる環境が無い。碁会所へ行っても自分と棋力の近い人が少なく、ほとんどが有段者で

なかなか相手にしてもらえないという声を多く聞きます。囲碁はハンデイが確りあり、初心者も高段者もなく同等の力となって楽しめる素晴

らしいゲームです。日本の高度成長期の時代いわゆるモーレツ社員などと言われた時代に特に囲碁は親しまれてきました。政治家もお医

者さんもお坊さんも学校の先生もお役所もサラリーマンも強い弱い関係なく本当に多くの方たちが囲碁を楽しんでいました。ですが、今は特

に若い級位者の人が囲碁を打たなくなってしまいました。なぜそんなことになってしまったのか、時代と言えばそれまでですが、やはり強さ

だけを求めてしまい、囲碁の本当の楽しさを伝えることが出来なくなってしまっているのではないか・・・・いつか又囲碁を覚えた若い人たち

が棋力に関係なく囲碁を楽しんでもらうときが来る。そんな思いを込めて作ったのが「囲碁未来教室」です。その時は相当力を入れて頑張

ったつもりですが現実にはまだまだ僕の思いには程遠い状態です。ですがこうやって少しずつでもこういうところが増えてくれればこんな嬉

しい事はありません。これからも僕は僕なりに頑張って何とか多くの方たちに囲碁を楽しんでもらえるよう全力で行きたいと願っています。

 

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棋聖戦挑戦手合い日本棋院解説会

2013-01-01 09:22:16 | 気のままに

新たな年平成25年が始まりました。(本来なら新年明けましておめでとうございます。

から始まるのですが、昨年僕の義理の母親が亡くなりましたので・・・・)

昨年の日本の碁界は井山さんの、23歳で5冠達成という驚異的な快挙の年でした。

その井山さんが、長い間第1人者として君臨していた張棋聖に新年早々挑戦者として名乗りを

あげました(高尾九段とのまさに死闘と言える1戦をを半目差で制しました。)張棋聖としても

大変な相手が来たと、相当な覚悟で新たな年を迎えているものと思います。井山さんが棋聖も

奪取して史上初の6冠なるか、それとも張棋聖が防衛してその力を見せるか、囲碁ファンならずとも

目の離せない大激闘になることは間違いないでしょう。その第1局が1月17(木)、18日(金)

に開催されます。熱戦の模様を日本棋院で18日(金)16時から解説会を行います。解説者には

NHKなどで人気を博している24世石田秀芳本因坊が易しく分かり易く解説いたします。

この機会に是非プロ棋士の生の解説を聞いてみてはいかがでしょうか。

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巳年の詰め碁

2012-12-26 11:24:38 | 気のままに

今年もいよいよあとわずか!本当に速いですね。僕にとって今年は色々なことで

落ち込むことの多い年でしたが、皆さまにとってどんな年だったでしょうか。

処で来年の年賀状は、今年僕の義理の母親が亡くなり、喪中はがきで失礼することになりました。

普段お世話になった方たちに、不義理したかもしれませんが、この場をお借りしてお詫び申し上げます。

いつも楽しい年賀状を送って下さる方たちのを見るのが楽しみでしたが、今年はちょっと残念です。

そういえば、今年も平本プロ棋士が作られている、恒例の「年賀状詰め碁」本当に良く作られますよね。

毎年そうだったかもしれませんが日本棋院公式ホームページで解答を募集していますね。

皆さまも是非応募してみてはいかがでしょうか。ひょっとしたら素晴らしいお年玉が当たるかも知れませんよ。

 新春文字詰碁はこちら→http://www.nihonkiin.or.jp/news/2012/12/15_1.html

 

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