食道腺がんの手術後、五度目の夏
転移検査を半年に1回ずつ受け、順調にいっていた。
食道がんの転移は、確認されていない。
今年の春、持病のリューマチ主治医の先生から、
リューマチの薬の中にステロイド系の薬があり、
肺炎球菌予防のため胸部CTを撮りましょう。
---画像診断によると 右肺上葉中央付近に
すりガラス状の陰影が直径2cm程度で認められます。
1年前の画像と比較してみると 大きさはほとんど変わりませんが
やや陰影が濃くなっているようです。
精密検査を受けるように薦められた。
早速、千代田区のT病院の食道がん手術でお世話になった
U先生にこの件を話し、同病院の呼吸器内科の先生を紹介いただいた。
早々に「ペットCT」(造影剤CT)を実施、先生の診断では、
ペットCT画像では、明瞭な反応画像が認められません。
あなたの場合は、過去の喫煙の影響でかなりの肺気胸があり、
画像だけの診断では、明確な判断ができません。
一般画像診断では すりガラス状の肺がんの場合、
比較的進行が遅く、肺腺がんの可能性があります。
現時点では、癌かも知れなし、癌でないかもしれません。
---先生からこのように言われると、迷います。
肺がんの疑いがあるが肺がんでないかもしれない。
---これは、悩む。
セカンドオピニオン制度を利用するしかないか。
違うかもしれないから___