教養学部!

記憶に頼らず記録に残す。或る高齢者の忘備録。

御堂関白記、世界記憶遺産に

2013-06-20 | メモ帳
ユネスコは、「御堂関白記」と「慶長遣欧使節」を世界記憶遺産に登録することを決めた。

御堂関白記(みどうかんぱくき):
平安時代の最高実力者だった藤原道長が自筆で書き残した日記。
京都市右京区の陽明文庫が所蔵する。

ふだん御堂関白記は非公開だが、9月14日から京都文化博物館で開かれる展覧会で公開の予定です。

薩摩藩邸跡

2013-06-18 | 京都歩き
京都市上京区の同志社大学西門前に、薩摩藩邸跡の碑があります。

説明板には次のように書かれています。

「現同志社構内の敷地一帯は、幕末に薩摩(鹿児島)藩々邸があった所である。
京都薩摩藩邸がはじめに置かれたのは中京区錦東洞院であるが、そこが手狭なため、
文久2年(1862)にここに大きな藩邸を設けたのである。
敷地の広さ、5,805坪(約1万9千平方メートル)、
9棟の建物と多くの土蔵が立ちならんでいた。」

同志社大学の土地は、明治維新の混乱の中で藩邸跡地を購入した山本覚馬から寄贈された土地です。
山本覚馬は元会津藩士で、妹八重は同志社大学の創始者新島襄と結婚しました。


大船鉾の復興

2013-06-17 | 京都歩き
祇園祭の山鉾巡行まで、あと1ヶ月になりました。
現在、32基の山鉾が巡行します。
大船鉾が、33基目の鉾として、来年からの巡行復帰を目指しています。

大船鉾(おおふねほこ):
成立は応仁の乱前までさかのぼる歴史のある鉾です。
幕末の蛤御門の変で船体を消失、以後休み鉾となっています。


伊藤若冲の生家跡

2013-06-16 | 京都歩き
京都市中京区の錦市場に行きました。

商店街の西入り口に、伊藤若冲の生家跡のモニュメントがありました。

伊藤若冲(いとうじゃくちゅう):
江戸時代後半の絵師。
錦小路にあった青物問屋「桝源」の長男として生まれた。
40歳で家督を弟に譲り、自身は絵に没頭した。