成出(なるで)ダム
重力式コンクリートダム
庄川水系庄川 (左岸)岐阜県大野郡白川村 (右岸)富山県南砺市
訪問日 2024/10/11
赤尾ダムから庄川を遡ります。この辺り、県境になっている庄川がとても蛇行しており何度も県境を跨ぎます。3.5km、5分程走ると成出ダムに到着。こちらも関西電力の発電用ダムで、堤高53.2m、堤頂長190m、1951年(昭和26年)竣工。成出発電所と新成出発電所に送水しています。
構内立入禁止。下流面は国道156号の飛越橋から見られます。右岸は堤体直下まで近寄れます。塵処理用の道路の様です。左岸には管理所。上流面はうまく見られません。合掌大橋の中程から、右岸の取水口付近がわずかに見えます。
クレストには関電ブラックのラジアルゲート8門。右岸に排砂ゲート2門があります。小原ダムと同様に導流部はすり鉢状です。73年前の堂々たる堤体をじっくり堪能いたしました。
飛越橋から真正面
減勢工が見える位置まで岐阜県側へ移動
ゲートのアップ
導流部下端の曲面
周囲の風景も合わせて 空がきれい
飛越橋から下流を眺める 紅葉が進むともっと奇麗でしょう
右岸下流面に近づきます
右岸からの下流面
ゲート部を横から
堤体間際に到着
左岸からの堤体とダム湖
ゲート巻上機ずらり
右岸の取水口 左は成出発電所へ、右は新成出発電所へ
合掌大橋中程からダム湖を眺める
ズームすると上流面の右岸側がチラリ クレストゲートが4門、堤体の半分位は見えていることになる
管理所
成出発電所
新成出発電所